エレメント境界について、および Adobe FrameMaker のオーサリングビューでエレメント境界とタグを表示 / 非表示にする方法について説明します。
文書ウィンドウに表示されるエレメント境界は、各エレメントの開始と終了を示します。 作業中、境界が表示されているので、文書の内容がどのようにエレメントに分割されているかがわかります。 また、境界を表示すれば、挿入ポイントを正しく置いたり選択を正しく行ったりする作業が容易になります。
ほとんどのエレメントには、境界が開始位置と終了位置に角かっこ [ ] として表示されるか、エレメントタグを示す 2 つのボックスが表示されます。 エレメントの位置が 1 つのボックスと 1 つのタグだけで表示されるものもあります（「Graphic」、「Footnote」、「Marker」、「Table」および「Equation」）。
エレメントの内側に他のエレメントがある場合は、エレメントの階層を示すために、エレメントの角かっこやタグがネストした状態で表示されます。
エレメント境界を表示 / 非表示にするには、次の操作を行います。
各エレメントを角かっこで囲むには、 を選択します。
各エレメントをテキストラベルで囲むには、 を選択します。
エレメント境界を非表示にするには、 を選択します。
文書ウィンドウでエレメント境界をタグとして表示する場合は、次の操作を実行できます。
すべてのエレメントを折りたためます（ドキュメント表示の場合も可能）。
子エレメントを折りたたまなくても親エレメントを折りたたむと子エレメントを隠すことができます。
親エレメントを折りたたんだときに、子エレメントを折りたたむことができます。
あるエレメントを折りたたんだときに、すべてのエレメントを同じレベルに折りたたむことができます。
エレメントタグをクリックしてエレメントを選択できます。
エレメントタグをダブルクリックしてエレメントの折りたたみ状態を切り替えることができます。
折りたたまれたエレメント構造内で、何らかの操作（例えば、検索・置換）により選択が行われたときに、展開されたエレメント構造を表示できます。
エレメントを折りたたんだ状態にして、文書ウィンドウと 構造図 を同期します。