DITA マップに前付、後付、付録のエレメントを挿入する

Adobe FrameMaker を使用して、ditamap に <前付>、 <後付>、 <付録> のエレメントを挿入する方法について説明します。

従来のブックには、ブックタイトル、前付、章、付録、後付など、さまざまなコンポーネントが含まれます。FrameMaker では、DITA マップに、frontmatter、backmatter、appendix のエレメントを挿入できます。DITA マップにこれらのエレメントを挿入するだけでなく、FrameMaker には、それぞれのコンポーネント専用の出力テンプレートも用意されています。ソーステンプレートを書き出し、要件を満たすよう変更を加えたものを公開設定に取り込んで、希望する出力を作成できます。DITA パブリッシュ用テンプレートの詳細については、DITA テンプレート を参照してください。

frontmatter、backmatter、appendixのエレメントを DITA マップに挿入するには、次の手順を実行します。

1. 構造図で、目的の要素を挿入する位置に挿入ポイントを置きます。

2. エレメント カタログを開きます（表示 > パネル > エレメントカタログ）。

   Figure 1. 付録、後付、前付のエレメントを含むエレメントカタログ
   
   

3. 挿入するエレメントをダブルクリックします。

   エレメントがfrontmatterやbackmatterの場合は、さらにエレメント内に目的のコンテンツを追加する必要があります。エレメントが oappendicesまたはappendixの場合は、 「エレメントを挿入」 ダイアログが表示されます。 エレメントを挿入 ダイアログを使用すると、付録に含めるファイルを選択できます。

   Note:

   ブックのフロント マター、バック マター、付録、およびその他のコンポーネントが発行される順序は 、次の設定の OutputFilesOrder 設定によって異なります。 ditafm-output.ini ファイル内）を使用して OLE のサポートを設定できます。 INI リファレンスガイドへのリンクについては、「FrameMaker デベロッパーセンター」を参照してください。