DITA テンプレート

Adobe FrameMaker で DITA マップを PDF に公開する方法と、FrameMaker で使用するテンプレートを定義する方法について説明します。

Adobe FrameMaker の DITA マップは、次の 2 つの方法で PDF に変換できます。単一の統合文書として、そしてコンポーネント付きのブックとしてです。

DITA マップを統合文書として保存する場合、FrameMaker はデフォルトの DITA ベースのテンプレートを使用して PDF を生成します。

「DITA オプション」タブで「コンポーネント付きのブック経由で PDF を保存する」を選択すると、DITA マップファイルが .book ファイルに変換されます。 その他すべての参照先のトピックファイルは、最終 PDF が生成される前に .fm ファイルに変換されます。

DITA ベースのテンプレートは、タイトル、図や表の一覧、目次やその他のコンポーネントを含まない基本的な PDF を生成します。ただし、FrameMaker コンポーネント付きのブック経由で PDF を生成すると、タイトルページ、前付、後付、図や表の一覧、目次やその他のブックコンポーネントが含まれます。これらの PDF 生成方法を、要件に応じて選択できます。

「DITA テンプレート」 タブには、DITA マップの PDF 生成に使用できるカスタマイズ可能なテンプレートが含まれます。テンプレートをカスタマイズするには、目的のテンプレートを書き出してから変更し、再度読み込みます。各テンプレートの横にある設定アイコンから、テンプレートの書き出しまたは読み込みが可能です。

Adobe FrameMaker では、次のテンプレートを使用して PDF を統合文書として保存します。

DITA ベース

このテンプレートは、PDF を統合文書として保存する際に使用されます。

FrameMaker は、次のテンプレートを使用してコンポーネント付きのブック経由で PDF を生成します：

付録

このテンプレートは、ブック内にある付録のスタイルを決定します。これは、左、右、左のセクション、右セクション、左のサブセクション、および右のサブセクションのマスターページを含む単一の複合テンプレートになっています。

後付

このテンプレートは、ブック内の後付のスタイルを決定します。これは、左、右、左のセクション、右セクション、左のサブセクション、および右のサブセクションのマスターページを含む単一の複合テンプレートになっています。

ブックタイトル

このテンプレートは、ブックのタイトルページのスタイルを決定します。

章の出力

このテンプレートは、章コンテンツのスタイルを決定します。章は主に DITA トピックと概念タイプの文書です。

章タイトル

このテンプレートは、章のタイトルページのスタイルを決定します。

前付

このテンプレートは、ブック内の前付のスタイルを決定します。これは、左、右、左のセクション、右セクション、左のサブセクション、および右のサブセクションのマスターページを含む単一の複合テンプレートになっています。

索引

このテンプレートは、索引のスタイルを決定します。

図のリスト

このテンプレートは、図の一覧のスタイルを決定します。

表の一覧

このテンプレートは、表の一覧のスタイルを決定します。

節の出力

このテンプレートは、節がある章のスタイルを決定します。

節タイトル

このテンプレートは、節のタイトルページのスタイルを決定します。

サブセクションの出力

このテンプレートは、サブセクションのスタイルを決定します。

サブセクションタイトル

このテンプレートは、サブセクションのタイトルページのスタイルを決定します。

目次

このテンプレートは、目次のスタイルを決定します。