FrameMaker で Microsoft HTML Help の配布を使用してユーザーに Microsoft HTML ヘルプコンテンツを配布する方法を説明します。
出力を Microsoft HTML Help 向けに公開する場合、次の手順を実行してヘルプをエンドユーザーに配布できます。
プログラムの実行可能(EXE)ファイルと共にヘルプをインストールするには、次のシステムヘルプファイルを開発者に渡します。 または、スタンドアロンで使用するためにファイルを配布します。
単一のヘルプファイルに収められた単一の配布されるヘルプシステム、およびマスタープロジェクトのサブプロジェクトのすべての CHM ファイル。これらの子 CHM ファイルはマスター CHM にはコンパイルされません。
プロジェクトにコンパイル済み WinHelp ファイルのトピックへのリンクが含まれる場合は、HLP および CNT ファイルを配布します。 これらは、マスター CHM ファイルにはコンパイルされません。
プロジェクトに外部ファイルへのリンクが含まれる場合は、外部ファイルを配布します。バゲッジファイルフォルダーに追加しない限り、これらのファイルはマスター CHM ファイルにコンパイルされません。
アプリケーション開発者は、プロジェクトで使用する機能およびユーザーが使用する Windows のバージョンによっては、次のサポートファイルを配布します。
Microsoft HTML ヘルプサポートファイルの組み込みコンポーネント。
HHActiveX.DLL は、オンライン用語集および閲覧シーケンスのサポートを提供する Adobe ActiveX コントロールです。 ユーザーのシステムに HHActiveX.DLL ファイルをインストールして登録します。このファイルを適切な場所から CHM と同じフォルダーにコピーします。
32 ビットシステムの場合:<Fm_install_location>\fminit\Publisher\Redist\32bit
64 ビットシステムの場合:<Fm_install_location>\fminit\Publisher\Redist\64bit
ヘルプシステムにサードパーティの ActiveX コントロールが含まれる場合は、コンポーネントのサポートファイルをユーザーのシステムにインストールして登録します。ユーザーは、ActiveX コントロールのファイルをカスタムフォルダーにコピーし、 .ocx 、 .dll 拡張子の前に代替フォルダーのパスを付けて、ファイルを登録します。
プロジェクトで ActiveX コントロールを提供する場合は、以下の指示をユーザーに提供し、ヘルプシステムと共に配布されたコントロールをユーザーが登録できるようにします。
「開始」をクリックし、検索ボックスに cmd と入力します。
検索結果から、「管理者として実行」を選択します。
HHActiveX. DLL ファイルを登録するには、コマンドプロンプトで次のコマンドに HHActiveX. DLL のパスを指定して入力し、Enter キーを押します。
regsvr32 [path] hhactivex.dll
サードパーティの ActiveX コントロールを登録するには、次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
regsvr32 [activex_name.dll or activex_name.ocx]
コマンドプロンプトウィンドウを閉じます。