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スクリプトの管理

Adobe FrameMaker でスクリプトを管理する方法を理解する。

このトピックの内容

FrameMaker にはスクリプトカタログが含まれており、スクリプトを簡単に管理できます。

ファイル > スクリプト > カタログを選択してスクリプトライブラリを開きます。

図 1. スクリプトライブラリを開きます
スクリプトライブラリを使用した FrameMaker でのスクリプトの管理

このカタログでは、お気に入りのスクリプト、自動実行スクリプト、登録(通知)スクリプトを管理できます。

お気に入りのスクリプトを管理するには、カタログ内で「お気に入り」オプションを選択します。

この画面から次の操作を実行できます。

お気に入りスクリプトの管理

お気に入りのスクリプトを管理するには、カタログ内で「お気に入り」オプションを選択します。

この画面から次の操作を実行できます。

自動実行スクリプトの管理

自動実行スクリプトを管理するには、カタログ内で「自動実行」オプションを選択します。

FrameMaker の起動時に毎回、自動実行スクリプトが自動的に実行されます。次のディレクトリに保存したスクリプトはすべて自動実行スクリプトになります。

すべてのスクリプトがアルファベット順に実行されます。

次の操作を実行できます。

登録(通知)スクリプトの管理

登録スクリプトを管理するには、カタログ内で「登録」オプションを選択します。登録スクリプトは、通知スクリプトとも呼ばれます。これらのスクリプトは、登録されたイベントがトリガーされたときに実行されます。

通知は、特定のイベントがトリガーされたときに、そのイベントに対して登録されているスクリプトが実行される内部的なメカニズムです。

イベントがトリガーされたときに実行するように登録されているすべてのスクリプトは、カタログ内の通知リストに表示されます。

通知スクリプトを登録解除するには、スクリプトを選択し、「登録解除」をクリックします。スクリプトが登録解除されます。スクリプトが登録解除されると、それが登録されていたイベントがトリガーしてもスクリプトは実行されません。

注: 通知スクリプトを追加するには、付録の通知に関する節を参照してください。

壊れたスクリプトの表示と削除

カタログに追加されているスクリプトが、ファイルシステム内の現在の場所から移動または削除されると、このスクリプトは「壊れたスクリプト」と呼ばれます。

このようなスクリプトを表示するには、カタログで「破損リンクのみ表示」オプションを選択します。壊れているすべてのスクリプトがカタログに表示されます。

次に、これらのスクリプトをカタログから削除できます。スクリプトを削除すると、それがカタログから削除されるだけで、ファイルシステム内のその場所から削除されるわけではありません。

カタログからのスクリプトの選択、編集、実行

カタログ内からスクリプトを実行するには、リストからスクリプトを選択し、「実行」をクリックします。

カタログ内からスクリプトを編集するには、リストからスクリプトを選択し、「編集」をクリックします。ExtendScript ツールキットエディターで、スクリプトが開きます。

新しいスクリプト(カタログに追加されていないスクリプト)を実行するには、「新規」オプションを選択し、「実行」をクリックします。次に、スクリプトブラウザーからスクリプトを選択し、「開く」をクリックします。