複数のアクセス権の優先順位

ユーザーが 1 つまたは複数のグループに属している場合、1 つのファイルまたはフォルダーに対して複数のアクセス権が適用される可能性があります。その場合、アクセス権は次のように解決されます(上位の番号のレベルが優先されます)。
レベル 1
グループに与えられるアクセス権を介してユーザーが表示、パブリッシュ、または管理のアクセス権を得た場合、最も幅広い機能を許可するアクセス権が適用されます。これらの 3 つのグループアクセス権は累積的に追加されます。

レベル 2
グループに割り当てられるアクセス権を介してユーザーにアクセス不可が割り当てられた場合、グループを介して得られた表示、パブリッシュ、または管理のアクセス権はすべて削除され、ユーザーはアクセスを拒否されます。

レベル 3
ユーザーが、ユーザー固有のアクセス権により表示、パブリッシュ、または管理のアクセス権を持っている場合、これらのアクセス権は対応するグループが取得したアクセス権に追加されます。さらに、これらのアクセス権は、グループが取得した拒否アクセス権よりも優先されます。

レベル 4
ユーザー固有のアクセス許可によって拒否アクセス権設定がユーザーに割り当てられる場合、ユーザーはグループが取得したアクセス権に関係なくアクセスを拒否されます。

レベル 5
ユーザーが管理者グループのメンバーの場合、その他の個人設定またはグループ設定に関わりなく、管理者のアクセス権が適用されます。

レベル 6
ユーザーまたはグループを介して適用されるアクセス権がない(親フォルダーから継承されるアクセス権もない)場合、ユーザーはフォルダーまたはファイルにアクセスすることも、いかなる操作も実行できません。

次の表は、グループおよびユーザーのアクセス権がどのように適用されるかを示します。

グループ G1 のアクセス権

グループ G2 のアクセス権

組み合わせ(G1、G2)のアクセス権

ユーザーのアクセス権

最終的なアクセス権

表示

パブリッシュ

パブリッシュ

管理

パブリッシュおよび管理

管理

適用なし

管理

パブリッシュ

パブリッシュおよび管理

拒否

パブリッシュ

拒否

管理

管理

表示

管理

管理

表示

管理

管理

適用なし

管理

拒否

拒否

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし

適用なし