システム使用状況レポートの使用

システム使用状況レポートには、さまざまな観点から、Connect が組織でどのように利用されているかが示されています。レポートの内容には、すべて日付範囲を指定してフィルターを適用できます。Connect のシステム管理者は、通常、システムレポートを作成および使用します。

システムレポートは、それぞれが異なり、さまざまなデータを提供します。まず、システムレポートの種類として、「個別使用状況」、「グループ使用状況」、「コストセンター使用状況」、「システム全体の使用状況」、または「バーストパック使用状況」を選択します。選択したレポートに固有のオプションが提供されます。

個別使用状況レポートには、個々のユーザーが Connect をどう利用しているかに関する情報が提供されます。レポートには、会議の合計分数、修了したトレーニングの合計数および合計ストレージ消費量が含まれます。このレポートを使用すると、ユーザーが会議やトレーニングに出席した回数の判断に役立ちます。ストレージ消費量の数字では、最も大量のコンテンツをアップロードしているユーザーを特定できます。

グループ使用状況レポートには、ユーザーグループに関する多数の詳細情報が表示されます。レポートの上部には、合計メンバー数、会議の合計分数および合計ストレージ消費量など、グループに関する概要情報が一覧表示されます。レポートの 2 番目のセクションには、会議の合計分数、ログインステータスおよびマネージャー名など、個々のメンバーとそのデータが一覧表示されます。グループを比較して、Connect の利用頻度が最も高いグループや最も低いグループなどを確認するには、さまざまなグループについてグループ使用状況レポートを実行します。

コストセンター使用状況レポートには、特定のコストセンターで何名のメンバーが Connect を利用しているかが表示されます。このレポートの 1 つのセクションには、コストセンターの個々のメンバーとそのメンバーのシステム使用状況が一覧表示されます。別のセクションには、合計出席者数および会議所有者の名前など、そのコストセンターに対して請求される会議と詳細が一覧表示されます。コストセンター使用状況レポートを使用すると、Connect の分数とコストを追跡できます。さまざまなコストセンターに関する別々のレポートを実行すれば、統計データを比較できます。

システム全体の使用状況レポートには、Connect の使用状況について、高レベルの概要が提供されます。オプションで、グループや日付範囲を指定してレポートにフィルターを適用できます。システム、会議およびトレーニングの概要が 1 ページに記載されます。このレポートは、組織で Connect がどう利用されているかを経営者や他の部署に伝えるのに役立ちます。

バーストパック使用状況概要レポートには、組織で使用しているバーストパックの分数が一覧表示されます。(特定の期間に、必要な分数が多くなった場合、組織はバーストパックを分数で購入することになります)。このレポートには、アクティブな会議室の数やピークユーザー数も表示されます。このレポートを使用すると、Connect の使用状況やコストを管理できます。

システム使用状況レポートの作成

  1. Connect Central にログインして、「レポート」をクリックします。

  2. 「システム使用状況」をクリックします。

  3. メニューから、使用状況レポートの種類として、「個別使用状況」、「グループ使用状況」、「コストセンター使用状況」、「システム全体の使用状況」、または「バーストパック使用状況」を選択します。

  4. 個別のグループまたはコストセンターを選択して、「次へ」をクリックします。

  5. 「レポートフィルターの指定」をクリックします。(オプション)日付範囲を入力します。

  6. 個別使用状況、グループ使用状況、またはコストセンター使用状況の場合は、「レポートフィールドの追加または削除」をクリックします。レポートに表示するフィールドを選択、または選択解除します。

  7. 「レポートを作成」をクリックします。

  8. (オプション)手順 3 で「コストセンター使用状況」を選択した場合は、「レポートのダウンロード」をクリックして、スプレッドシートとしてダウンロードするレポートを選択します。

  9. (オプション)手順 3 で「バーストパック使用状況」を選択した場合は、「時間数」または「日数」を使用してレポートを表示できます。

システム使用状況レポートの参照

次の表に、システム使用状況レポート内の列に表示される具体的な情報を示します。すべてのシステムレポートに、すべての列の見出しが表示されるわけではありません。

列の見出し

説明

アクティブなログインユーザー

グループ、コストセンター、またはシステム全体で、現在システムにログオンしているユーザー数。

アクティブな会議室

規定分数を超えて使用されている会議室。

保有会議室数

ユーザー、グループ、コストセンター、またはシステム全体で、個別に保有されている会議室数。ユーザー個人に主催者権限がない場合、この数字はゼロになります。

終了日

レポートで追跡されている会議セッションが終了した日時。

個々のユーザーの名。

グループ

選択したグループの名前。この列は並べ替えされません。

最終ログイン日

個別のユーザー、グループのメンバー、またはコストセンターのメンバーが、Connect に最後にログインした日時。

個々のユーザーの姓。

ログインステータス

ユーザーの現在のステータス。例えば、ユーザーが現在 Connect にログインしていない場合、ステータスは「非アクティブ」になります。

管理者

ユーザーの管理者の姓と名。

会議名

選択したコストセンターに請求される会議の名前。

会議所有者の電子メール

会議を作成したユーザーの電子メールアドレス。

会議所有者の名

会議を作成したユーザーの名。

会議所有者の姓

会議を作成したユーザーの姓。

ピーク同時会議ユーザー数

システム全体に関する会議室の同時出席者の最高人数。例えば、この数字が 100 だと、会議室の同時出席者の最高人数は 100 人だったことになります。

ピークユーザー数

規定分数を超えて使用されている会議室での最高利用者数。

開始日

レポートで追跡されている会議セッションが開始した日時。

ストレージの消費量(KB)

個人、グループまたはコストセンターによって現在使用されているスペース(KB)。システム全体のレポートでは、ストレージの消費量の数字はシステム全体についてと会議について一覧表示されます。

合計出席者数

各セッションのユニーク出席者を合計した場合の合計出席者数。同じユーザーが 2 つのセッションに出席すると、この合計出席者数では、2 回計算されることになります。

合計バーストパック分数

コストセンター使用状況レポートには、コストセンター全体と、コストセンターに請求される個々の会議について、使用された合計バーストパック分数が記載されます。バーストパックレポートには、システム全体に関するバーストパック分数が一覧表示されます。

主催者の合計分数(hh:mm:ss)

個々のユーザー、グループ、グループのメンバー、コストセンター、またはコストセンターのメンバーが事前定義された主催者として、会議室で費やした合計分数。ユーザーが一時的に主催者の役割に昇格された場合は、この人数に含まれません。システム全体の使用状況レポートには、Connect インストール全体に関する主催者の合計分数が一覧表示されます。

合計主催者人数

グループ、コストセンターおよびシステム全体で、主催者のステータスを持つユーザーの合計人数。

トレーニング修了学習者の合計人数

システム全体でコースおよびカリキュラムを修了した学習者の合計人数。

会議の合計分数(hh:mm:ss)

すべての役割とセッションについて、個々のユーザー、グループ、グループのメンバー、コストセンター、またはコストセンターのメンバーが会議室内で費やした合計分数。システム全体の使用状況レポートには、システム内のすべてのユーザーに関する会議の合計分数が表示されます。

合計会議セッション数

選択したコストセンターに請求される個々の会議の合計数。

トレーニングマネージャーの合計人数

Connect システム内で、トレーニングマネージャーの承認を受けているユーザーの合計人数。

トレーニングの合計ストレージ消費量

コース、カリキュラムおよび仮想教室など、トレーニングの目的に使用されているストレージの合計(KB)。

合計修了トレーニング数

個々のユーザー、グループ、グループのメンバー、コストセンター、またはコストセンターのメンバーが修了したトレーニング(コース、カリキュラムおよび仮想教室)の合計数。

合計ユニークトレーニング目的数

システム全体のトレーニング目的の合計数(コース、カリキュラムおよび仮想教室)。

合計ユーザー

グループ、コストセンターまたはシステム全体のユーザーの合計人数。

種類

コストセンターに請求される会議の種類(教室または会議)。

ユーザーのストレージ消費量(KB)

コストセンターの個々のメンバーが使用しているストレージスペースの合計(KB)。

ユーザーの合計会議分数(hh:mm:ss)

コストセンターの個々のメンバーが参加した会議の合計時間(分単位)。