Adobe Connect Training には、サーバー側とクライアント側の 2 つのレビューモードがあります。これらのレビューモードについて理解しておく必要があります。このことは、コースにクイズが含まれている場合に特に重要です。
サーバー側のレビューモード
は、Adobe Connect Training のコースでのみ使用されます。コースに対して、トレーニングマネージャーは、学習者がコースを修了(コースに合格)するのに必要な最大受講回数を指定できます。次の場合、学習者はレビューモードにロックされます。
学習者は、次の 2 つの方法で自分がレビューモードにロックされているかどうかを確認できます。
学習者がレビューモードを使用している場合、コースに含まれているクイズに回答しても、学習者の得点とステータスは Adobe Connect には投稿されません。このため、コースに合格した学習者が、得点を上げるためにコースを再受講することはできません。
重要:
学習者は、一度に 1 つのブラウザーウィンドウでのみコースやアイテムを開始し、終了時にはウィンドウを閉じる必要があります。複数のウィンドウで同じアイテムやコースを同時に開くと、誤ってレビューモードにロックされることがあります。
サーバー側で設定されているコースの最大受講回数は、コースにリンクされているすべてのカリキュラムアイテムに反映されます。サーバー側で設定されているコースの受講回数のみが適用されるので、カリキュラムレベルの最大受講回数は無視することをお勧めします。
クライアント側のレビューモード
は、Adobe Presenter および Adobe Captivate で作成されたプレゼンテーションに設定されている最大受講回数に従って適用されます。クライアント側のレビューモードは、1 つのブラウザーセッションでの受講回数に対してのみ適用されます。ただし、終了する前にプレゼンテーションを中断し、履歴データがサーバーに送信された場合は、複数のブラウザーセッションでクライアント側のレビューモードが維持される場合があります。
Adobe Presenter の受講回数設定は、クイズマネージャーの合格または不合格オプションで定義します。例えば、許可される不合格の回数のオプションを 1 に設定した場合、クイズに挑戦できるのは 1 回だけになります。例えば、クイズを受けている途中でそのクイズを開いたままにして、プレゼンテーションでクイズ以外のスライドを表示したり、別のクイズを開始したとします。プレゼンテーションを開いたままで最初のクイズを終了すると(1 つのブラウザーセッション)、許可されている 1 回の受講は終了し、クイズを再開することはできません。今度は、クイズを開始し、1~2 問に回答して、合格しないままブラウザーを閉じたとします。この場合、プレゼンテーションのみを終了し、クイズは終了していません。このとき、履歴データは Adobe Connect に送信され、(コースで定義されている)別のサーバー側の受講が許可されていれば、再びプレゼンテーションを開き、最初のクライアント側の受講を続けることができます(ただし、この受講は 2 回目のサーバー側の受講になります)。
ステータスや得点の不一致を防ぐため、クライアント側の最大受講回数は 1 に設定することをお勧めします(Presenter と Adobe Captivate のデフォルト設定はどちらも 1 です)。クライアント側の設定を 1 にしたからといって、コースの修了または合格のチャンスが一度しかないということではありません。最大受講回数はコースレベルの設定によって決まります。