会議について
Adobe® Connect™ Meeting は、複数ユーザーで行うライブのオンライン会議です。会議室は、会議を実施するために使用するオンラインアプリケーションです。この会議室は各種表示パネル(ポッド)とコンポーネントによって構成されます。事前に作成された会議室レイアウトがいくつか用意されていますが、ニーズに合わせてレイアウトをカスタマイズすることもできます。会議室では、複数のユーザーまたは会議の出席者によるコンピューター画面やファイルの共有、チャット、ライブオーディオおよびビデオのブロードキャスト、他のインタラクティブなオンラインアクティビティへの参加が可能です。
一度会議室を作成すると、削除するまで存在します。会議室の場所は、会議が作成されるときにシステムによって割り当てられる URL です。この URL をクリックすると、仮想会議室に入室できます。同じ週例会議のために、同じ会議室を何度も繰り返し使用することができます。 主催者は、予定された会議と会議の間、会議室を開けたままにすることも、閉じることもできます。 会議と会議の間に会議室が開いている場合、出席者はいつでも会議室に入室してコンテンツを表示することができます。
会議に参加するには、ブラウザー、Flash® Player 10 以降のコピーおよびインターネット接続が必要です。会議で実行できる操作は、割り当てられる役割とアクセス権によって異なります。
会議室の内部
会議室の内容は
ポッド
(各種メディアを含むパネル)に表示されます。個々のポッドには、会議の出席者の一覧、ノート、チャット、ファイル、およびビデオが含まれます。小グループで共同作業を行う場合、主催者は出席者をメイン会議室から小会議室(小規模のサブ会議)に送ることができます。
2 番目の表示領域である
プレゼンター限定領域
は、主催者とプレゼンターのみに表示され、出席者に対しては表示されません。主催者とプレゼンターはこのプレゼンター限定領域を使用して、出席者に提供するコンテンツを準備したり、機密情報を参照したりできます。

プレゼンター限定領域を表示するには、会議/プレゼンター限定領域を有効にするを選択します。
メニューバーには、いくつかのメニューが含まれています。主催者には、会議メニュー、レイアウトメニュー、ポッドメニュー、オーディオメニュー、およびヘルプメニューが表示されます。プレゼンターおよび参加者には、会議メニューとヘルプメニューのみが表示されます。メニューバーの右端にある色付きのバーは、会議室の接続ステータスを示します。 ここにはメッセージおよび警告も表示されます。 メニューバーにある赤い円は、主催者が会議を録画していることを示します。セキュアソケットの錠マークは、会議がセキュリティ保護されたソケットを通じて接続されていることを示します(ホストサーバーの識別情報が確認されます)。
注意:
Adobe Connect 管理者は、ガバナンス基準を遵守するために、ポッド、共有、その他の設定を変更することができます。これらの設定は、会議室のレイアウトおよび会議室で実施できる内容に影響します。詳しくは、
承諾と制御の設定の使用
を参照してください。
会議の役割とアクセス権
Adobe Connect 会議で実行できる操作(共有やブロードキャストなど)は役割によって決まります。会議室の出席者の役割には、主催者、プレゼンター、および参加者の 3 つがあります。出席者ポッド内のアイコンで、役割およびモバイルデバイスから接続しているかどうかを特定できます。
会議の作成者は、デフォルトで主催者として指定されます。主催者は、各出席者の役割を指定することができ、他の出席者を会議の主催者として選択することもできます。各役割のアクセス権は次のとおりです。
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主催者
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主催者は、会議の設定、ゲストの招待、ライブラリへのコンテンツの追加、コンテンツの共有、会議室のレイアウトの追加または変更を行うことができます。 主催者は、参加者を会議室の主催者やプレゼンターの役割に昇格させることも、参加者を昇格させずに拡張アクセス権をその参加者に与えることもできます。 主催者はオーディオコンファレンスを開始、停止、参加および退室することができます。また、会議室へのオーディオのブロードキャストを開始および停止することもできます。主催者は、会議の中で小人数グループの小会議室を作成して管理できます。また、主催者は、プレゼンターまたは参加者が実行可能なすべての作業を実行できます。
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プレゼンター
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プレゼンターは、ライブラリから会議室に既にロードされているコンテンツを共有できます。また、各自のコンピューター上にある Adobe® Presenter プレゼンテーション(PPT または PPTX ファイル)、Flash® アプリケーションファイル(SWF ファイル)、画像(JPEG ファイル)、Adobe PDF ファイル、MP3 ファイルおよび FLV ファイルなどのコンテンツも共有できます。プレゼンターは、すべての出席者とのスクリーンの共有、チャット、およびライブのオーディオとビデオのブロードキャストを行うことができます。プレゼンターはコンピューター上のオーディオブロードキャストのミュートをオンおよびオフにすることができます。
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参加者(登録済み)
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登録済み参加者は、プレゼンターによって共有されたコンテンツの閲覧、プレゼンターのオーディオとビデオのブロードキャストの視聴、およびテキストチャットを行うことができます。参加者はコンピューター上のオーディオブロードキャストのミュートをオンおよびオフにすることができます。
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参加者(ゲスト)
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ゲスト参加者は、プレゼンターによって共有されたコンテンツの閲覧、プレゼンターのオーディオとビデオのブロードキャストの視聴、およびテキストチャットを行うことができます。参加者はコンピューター上のオーディオブロードキャストのミュートをオンおよびオフにすることができます。
会議ライブラリについて
Adobe Connect Central の「会議」タブには、会議にアクセスするためのパネルとして、共有会議、ユーザー会議、マイ会議の 3 つが用意されています。各パネルには、会議のコンテンツや録画を含むフォルダーとファイルがあります。ユーザーは、Adobe Connect Central へのログイン時に表示されるマイ会議パネルでコンテンツを作成し、管理できます。他のパネルのコンテンツにアクセスできるかどうかは、Adobe Connect Central 管理者によって各ユーザーに設定された会議ライブラリへのアクセス権によって決まります。
会議ライブラリに置いたコンテンツは、会議でのみ使用できます。Adobe Connect Central で開始したその他の活動(イベント、セミナー、トレーニングなど)でコンテンツを使用したい場合は、そのコンテンツをコンテンツライブラリにアップロードするか、会議ライブラリからコンテンツライブラリに移動します。
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