トレーニングライブラリを操作するときには、アクセス権について次の事柄を考慮する必要があります。
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登録者アクセス権
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特定のコースまたはカリキュラムに対する学習者のアクセス権を定義します。 登録者アクセス権には、「登録済み」、「拒否」および「承認待ち」の 3 つがあります。登録済みアクセス権を持つユーザーは、コースまたはカリキュラムを表示できます。拒否アクセス権を持つユーザーは、コースまたはカリキュラムにアクセスできません。承認待ちアクセス権を持つユーザーは、トレーニングマネージャーの承認が必要です。
登録者アクセス権は、コースやカリキュラムの作成時に割り当てられます。 また、コースまたはカリキュラムの作成後にアクセス権を変更することもできます。 トレーニングマネージャーがアクセス権を変更するには、コースまたはカリキュラムを開き、参加者リストを編集して登録者を追加または削除する必要があります。 また、トレーニングマネージャーは、このコースまたはカリキュラムが格納されているフォルダーの管理アクセス権も持っている必要があります。
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トレーニングライブラリの管理アクセス権
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ファイルの追加と削除、ライブラリアーカイブの検索など、トレーニングライブラリのファイルやフォルダーに関連した様々な作業を実行できるユーザーを定義します。 トレーニングライブラリの各種フォルダー内のコースやカリキュラムを作成、削除、編集できるかどうかは、ユーザーが属するグループ、および特定のファイルやフォルダーに関してユーザーに割り当てられている個々のアクセス権によって決まります。 トレーニングライブラリのアクセス権は、管理と拒否の 2 つだけです。
管理者グループのメンバは、トレーニングライブラリ内のすべてのファイルおよびフォルダーを管理できます。 デフォルトでは、トレーニングマネージャーはユーザートレーニングフォルダー内の自分のフォルダーに対してのみ管理アクセス権を持ちます。 つまり、トレーニングマネージャーは自分のフォルダーに対してのみアクセス権の追加、削除、変更、割り当てを実行できます。 その他のすべての管理アクセス権は、管理者によって個別に、またはグループ単位で割り当てられます。
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ビルトイングループのトレーニングライブラリアクセス権
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Adobe Connect では、
ビルトイングループ
と呼ばれる 6 つのデフォルトのアクセス権グループが認識されます。ビルトイングループのアクセス権を変更することはできませんが、個別のユーザーまたはグループを複数のビルトイングループに割り当てることによってアクセスを拡張できます。
トレーニングモジュールは、トレーニングマネージャーグループに適用されます。このグループはトレーニングライブラリに関連付けられます。 トレーニングライブラリ内のユーザートレーニングフォルダーの中には、各トレーニングマネージャー用の個別のフォルダーがあります。その中で自分のコースやカリキュラムを作成して管理できます。 さらに、各トレーニングマネージャー用のコンテンツフォルダーもあります。 Adobe Connect 管理者は、特定のトレーニングライブラリフォルダーの管理アクセス権を、トレーニングマネージャーではないユーザーに割り当てることもできます。ただし、新しいコースまたはカリキュラムを作成できるのはトレーニングマネージャーだけです。
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