イベント前の作業

慎重なイベント前の計画と作業の保守により、イベントを円滑に進め、イベント後の作業を短時間で完了できます。

1. 所有しているライセンス数の確認

イベントを設定する前に、所有するライセンス数を確認しておきます。所有しているライセンス数以上の参加者がイベントに登録すると、参加者がログインしようとしてもイベントに参加できないことがあります。ライセンスに関する問題については、Connect Central 管理者に確認してください。

2. イベントのコンテンツの指定

イベントを作成する前に、イベントのコンテンツが Connect Central に存在している必要があります。イベントウィザードを使用してイベントを設定する場合は、イベントの基盤となるコンテンツ、会議、コース、カリキュラム、仮想教室、またはセミナーを指定する必要があります。次のリストにいくつかの例を示します。

  • コースまたはカリキュラムを使用してトレーニングイベントを作成するには、トレーニングライブラリに、そのコースまたはカリキュラムが存在している必要があります。

  • コンテンツをイベントとして提供するには、そのコンテンツがコンテンツライブラリに保存されている必要があります。

  • 会議またはセミナーをイベントとして使用するには、会議またはセミナーライブラリに、その会議またはセミナーが存在している必要があります。

3. イベントのアクセス権の設定

アクセス権が重要な理由は、これによってイベントに参加できるユーザーや、イベントを表示、管理できるユーザーが決まるためです。出席者アクセス権は、出席者の役割や機能を決定します。イベントマネージャーは、イベントを設定するときに出席者の役割を割り当てます。

注意: 出席者の役割は、Manager の「予定されているイベント」リストの「役割」列に表示されます。

出席者には次の役割とアクセス権を与えることができます。

招待者数
イベントの招待状が送信され、イベントへの登録を要請された人。

拒否
登録したが、主催者によってイベントへのアクセス権が与えられていない人。

承認待ち
登録が、イベント管理者によってまだ承認されていない人。

参加者
ゲストとして、または組織の登録ユーザーとしてイベントに参加する人。アクセス権は制限されます。

プレゼンター
出席者にコンテンツを示す人。プレゼンターにはプレゼンターアクセス権が割り当てられます。

主催者
イベントに使用する会議室またはセミナー室のすべてを管理する人。主催者は、完全なプレゼンターアクセス権および管理アクセス権を持ち、他のユーザーにアクセス権を割り当てることができます。

注意: プレゼンターおよび主催者の役割は、ライブイベント(会議およびセミナー)でのみ使用できます。ライブでないイベントでは、参加者、招待者、アクセス不可の役割のみ使用できます。

イベントライブラリのアクセス権は、イベントの作成、イベントの修正、およびイベントライブラリのファイルやフォルダーに関連する作業(追加や削除など)を実行できるユーザーを定義します。ファイル管理アクセス権は、管理とアクセス不可です。

4. 出席者の登録と承認

イベントへは登録する必要がありますが、必ずしも承認が必要なわけではありません。デフォルトでは、イベントに承認は不要ですが、イベントの作成時に設定を変更できます。承認が不要な場合は、十分なライセンス数があれば、登録者全員が自動的に承認され、イベントに参加できます。イベント主催者は、イベントが行われる前にいつでも承認を却下することができます。承認を必要とすることによって、イベントの出席者を制御できます。