表示リストへの表示オブジェクトの追加

Flash Player 9 以降、Adobe AIR 1.0 以降

表示オブジェクトをインスタンス化する場合、表示リストにある表示オブジェクトコンテナに表示オブジェクトインスタンスを追加するまで、表示オブジェクトは画面(ステージ)に表示されません。 例えば、次のコードでは、コードの最後の行を省略すると myText TextField オブジェクトは表示されません。コードの最後の行で、 this キーワードは、既に表示リストに追加されている表示オブジェクトコンテナを参照する必要があります。

import flash.display.*; 
import flash.text.TextField; 
var myText:TextField = new TextField(); 
myText.text = "Buenos dias."; 
this.addChild(myText);

ステージにビジュアルエレメントを追加すると、そのエレメントは、Stage オブジェクトの子になります。アプリケーション内にロードされた最初の SWF ファイル(HTML ページに埋め込む SWF ファイルなど)は、自動的に Stage オブジェクトの子として追加されます。 これは、Sprite クラスを拡張する型のオブジェクトです。

ActionScript を使用せずに作成した表示オブジェクトは、表示リストに追加されます。例えば、Flex MXML ファイルで MXML タグを追加したり、Flash Professional のステージにアイテムを配置することで作成した表示オブジェクトです。 これらの表示オブジェクトは ActionScript を使用して追加されていませんが、ActionScript からアクセスできます。 例えば、次のコードは、ActionScript ではなくオーサリングツールで追加された button1 というオブジェクトの幅を調整します。

button1.width = 200;