ページのプリント
Flash Player 9 以降、Adobe AIR 1.0 以降
PrintJob クラスのインスタンスを使用して、プリントを処理できます。 Flash Player または AIR からページをプリントする際の基本的な手順としては、次に示す 4 つのステートメントを順に使用します。
-
new PrintJob()
:指定した名前で新しいプリントジョブのインスタンスを作成します。
-
PrintJob.start()
:OS のプリント処理を開始します。印刷ダイアログボックスを呼び出してユーザーに表示し、プリントジョブの読み取り専用プロパティを設定します。
-
PrintJob.addPage()
:プリントジョブのコンテンツに関する詳細を設定します。これには、Sprite オブジェクト(およびそれに含まれる子)の指定、プリント範囲のサイズ指定、およびイメージをベクターとビットマップのいずれの形式でプリントするかの指定が含まれます。
addPage()
を複数回呼び出せば、複数のページに複数のスプライトをプリントできます。
-
PrintJob.send()
:ページを OS のプリンターに送信します。
したがって、単純なプリントジョブスクリプトは次のようになります(コンパイルに必要な
package
、
import
および
class
ステートメントを含む)。
package
{
import flash.printing.PrintJob;
import flash.display.Sprite;
public class BasicPrintExample extends Sprite
{
var myPrintJob:PrintJob = new PrintJob();
var mySprite:Sprite = new Sprite();
public function BasicPrintExample()
{
myPrintJob.start();
myPrintJob.addPage(mySprite);
myPrintJob.send();
}
}
}
注意:
この例は、プリントジョブスクリプトの基本的なエレメントを示すためのもので、エラー処理は含まれていません。 ユーザーがプリントジョブをキャンセルしたときに適切に応答するスクリプトを作成するには、
例外および戻り値に対する処理
を参照してください。
何らかの理由で PrintJob オブジェクトのプロパティをクリアする場合は、PrintJob 変数に
null
を設定します(例:
myPrintJob = null
)。
|
|
|