エラー処理

Flash Player 9 以降、Adobe AIR 1.0 以降

エラーの「処理」とは、エラーに応答したり、解決したりするロジックをアプリケーションに組み込むことを意味します。エラーは、アプリケーションのコンパイル時またはコンパイル済みアプリケーションの実行時のいずれかに生成されます。アプリケーションによるエラー処理では、応答なし(エラーを生成した何かのプロセスが説明のないまま異常終了する)とは異なり、エラー発生時に何らかの応答があります。エラー処理を正しく使用すれば、予期しない動作からアプリケーションとユーザーを保護するために役立ちます。

ただし、エラー処理は広範な概念であり、コンパイル時または実行時に発生する様々な種類のエラーに対する応答も含まれます。ここでは、ランタイムエラー(アプリケーションの実行中に発生するエラー)を処理する方法、生成される可能性のある様々な種類のエラー、および ActionScript 3.0 におけるエラー処理システムのメリットを中心に説明します。