FileStream を開く際のモード

Adobe AIR 1.0 およびそれ以降

FileStream オブジェクトの open() メソッドおよび openAsync() メソッドには、それぞれ fileMode パラメーターがあります。このパラメーターでは、ファイルストリームについての次のようないくつかのプロパティを定義します。

  • ファイルから読み取れるかどうか

  • ファイルに書き込めるかどうか

  • データを常にファイルの末尾の後に追加するかどうか(書き込み時)

  • ファイルが存在しない場合(およびその親ディレクトリが存在しない場合)にどのように処理するか

各ファイルモードを以下に示します( open() メソッドおよび openAsync() メソッドの fileMode パラメーターとして指定できます)。

ファイルモード

説明

FileMode.READ

ファイルを読み取り専用で開くことを指定します。

FileMode.WRITE

ファイルを書き込み用に開くことを指定します。ファイルが存在しない場合は、FileStream オブジェクトを開いたときに作成されます。ファイルが存在する場合は、既存のデータは削除されます。

FileMode.APPEND

ファイルを追加用に開くことを指定します。ファイルが存在しない場合は作成されます。ファイルが存在する場合は、既存のデータは上書きされず、すべてファイルの末尾から書き込まれます。

FileMode.UPDATE

ファイルを読み書き用に開くことを指定します。ファイルが存在しない場合は作成されます。ランダムアクセスでファイルの読み書きを行う場合は、このモードを指定します。ファイルの任意の位置から読み取ることができます。ファイルに書き込む際は、書き込んだバイトのみが既存のデータに上書きされます(それ以外はどのバイトも変更されません)。