FLVPlayback コンポーネントのパラメーター

FLVPlayback コンポーネントの各インスタンスについて、コンポーネントインスペクターまたはプロパティインスペクターでパラメーターとして align autoPlay cuePoints preview scaleMode skin skinAutoHide skinBackgroundAlpha skinBackgroundColor source および volume を設定できます。これらの各パラメーターには、対応する同名の ActionScript プロパティがあります。 これらのパラメーターに値を割り当てると、アプリケーション内でプロパティの初期状態が設定されます。 ActionScript で設定したプロパティは、パラメーターで設定した値よりも優先されます。 これらのパラメーターに設定できる値については、「 Adobe Flash Professional CS5 用 ActionScript 3.0 リファレンスガイド 」の FLVPlayback クラスを参照してください。

FLVPlayback source パラメーターの指定

source パラメーターを使用すると、ビデオファイルの名前と場所を指定できます。この情報により、ファイルの再生方法が Flash に指示されます。

コンポーネントインスペクターで source パラメーターの「値」セルをダブルクリックすると、コンテンツパスダイアログボックスが開きます。

FLVPlayback のコンテンツパスダイアログボックス
FLVPlayback のコンテンツパスダイアログボックス

コンテンツパスダイアログボックスには、ステージ上の FLVPlayback インスタンスをソースビデオファイルのサイズに合わせるかどうかを指定する「ソースとなる FLV のサイズに合わせる」チェックボックスがあります。ソースビデオファイルには、再生に適した推奨の高さと幅が指定されています。このオプションを選択した場合、FLVPlayback インスタンスのサイズは、推奨のサイズに合わせて変更されます。

ソース

ビデオファイルの再生方法を指定したビデオファイルまたは XML ファイルの URL またはローカルパスを入力します。ビデオファイルの正確な保管場所がわからない場合は、フォルダーアイコンをクリックすると、参照ダイアログボックスが開き、ビデオファイルの場所を特定できます。ビデオファイルを参照する際に、ビデオファイルがターゲット SWF ファイルと同じ場所またはその下位にある場合は、Web サーバーで使用できるように、その場所への相対パスが自動的に作成されます。それ以外の場合、パスは Windows または Macintosh の絶対パスとなります。 ローカル XML ファイルの名前を入力するには、パスと名前を入力します。

HTTP URL を指定すると、ビデオファイルはプログレッシブダウンロードとして再生されます。RTMP URL を指定すると、ビデオファイルは Flash Media Server または FVSS からストリーミングされます。XML ファイルの URL を指定しても、ビデオファイルが Flash Media Server または FVSS からストリーミングされる場合があります。

重要:

複数の帯域幅で複数のビデオファイルストリームを再生する方法を指定した SMIL ファイルの場所を指定することもできます。このファイルでは、SMIL (Synchronized Multimedia Integration Language) を使用して FLV ファイルを記述します。 SMIL ファイルについては、 SMIL ファイルの使用 を参照してください。

ActionScript の FLVPlayback source プロパティ、 FLVPlayback.play() メソッドおよび FLVPlayback.load() メソッドを使用して、ビデオファイルの名前と場所を指定することもできます。これらの 3 つの方法は、コンポーネントインスペクターの source パラメーターよりも優先されます。詳しくは、 FLVPlayback.source FLVPlayback.play() および FLVPlayback.load() の各エントリ(「 Adobe Flash Professional CS5 用 ActionScript 3.0 リファレンスガイド 」の FLVPlayback クラス)を参照してください。