メニュー構造の読み込み

Adobe AIR 1.0 およびそれ以降

メニューの用途に関係なく、メニュー構造は XML 構造または JSON 構造を含む独立したファイルとして定義します。アプリケーションでメニューを割り当てる前に、フレームワークを使用してメニュー構造ファイルを読み込んで解析します。メニュー構造ファイルを読み込んで解析するには、次の 2 つのフレームワークメソッドのいずれかを使用します。

  • Menu.createFromXML() XML 形式のメニュー構造ファイルの読み込みおよび解析用

  • Menu.createFromJSON() JSON 形式のメニュー構造ファイルの読み込みおよび解析用

いずれのメソッドでも、引数としてメニュー構造ファイルのファイルパスを使用します。いずれのメソッドでも、そのファイルパスからファイルが読み込まれます。ファイルが読み込まれると、ファイルの内容が解析されてファイル内に定義されたメニュー構造の NativeMenu オブジェクトが返されます。例えば、次のコードでは読み込み元の HTML ファイルと同じディレクトリから「windowMenu.xml」というメニュー構造ファイルが読み込まれます。

var windowMenu = air.ui.Menu.createFromXML("windowMenu.xml");

次のコード例では、「menus」というディレクトリから「contextMenu.js」というメニュー構造ファイルが読み込まれます。

var contextMenu = air.ui.Menu.createFromJSON("menus/contextMenu.js");
注意: 生成された NativeMenu オブジェクトは、アプリケーションメニューまたはウィンドウメニューとして 1 回だけ使用できます。ただし、コンテキストメニューまたはアイコンメニューとしては、アプリケーション内で繰り返して使用できます。MenuBuilder フレームワークを Mac OS X で使用する際に、同じ NativeMenu をアプリケーションメニューおよび別の種類のメニューとして割り当てると、アプリケーションメニューとしてのみ使用されます。

MenuBuilder フレームワークで使用できる特定のメニュー構造について詳しくは、 MenuBuilder メニュー構造の定義 を参照してください。