クリップボードにオブジェクトを書き込むときの形式パラメータとして、予約された接頭辞である
air:
または
flash:
で始まらない任意のストリングを使用できます。 そのオブジェクトを読み取るには、形式として同じストリングを使用します。次の例では、クリップボードにオブジェクトを読み書きする方法を示します。
public function createClipboardObject(object:Object):Clipboard{
var transfer:Clipboard = Clipboard.generalClipboard;
transfer.setData("object", object, true);
}
function createClipboardObject(object){
var transfer = new air.Clipboard();
transfer.setData("object", object, true);
}
クリップボードオブジェクトから直列化オブジェクトを抽出する(ドロップまたはペースト操作後)には、同じ形式名および
CLONE_ONLY
または
CLONE_PREFFERED
転送モードを使用します。
var transfer:Object = clipboard.getData("object", ClipboardTransferMode.CLONE_ONLY);
var transfer = clipboard.getData("object", air.ClipboardTransferMode.CLONE_ONLY);
参照は、Clipboard オブジェクトに常に追加されます。(ドロップ操作またはペースト操作の後で)直列化されたコピーの代わりに参照をクリップボードオブジェクトから抽出するには、
ORIGINAL_ONLY
または
ORIGINAL_PREFFERED
転送モードを使用します。
var transferredObject:Object =
clipboard.getData("object", ClipboardTransferMode.ORIGINAL_ONLY);
var transferredObject =
clipboard.getData("object", air.ClipboardTransferMode.ORIGINAL_ONLY);
参照は、Clipboard オブジェクトが現在のアプリケーションから発生している場合にのみ有効です。参照が使用できるときには参照にアクセスし、参照が使用できないときには直列化されたクローンにアクセスするには、
ORIGINAL_PREFFERED
転送モードを使用します。