FREByteArray

パッケージ:
com.adobe.fre

継承
FREObject

ランタイムバージョン
AIR 3

FREByteArray クラスは、ActionScript ByteArray オブジェクトを表します。

メソッド

メソッド

説明

public static FREByteArray newByteArray()

空の ActionScript ByteArray オブジェクトを作成します。

public long getLength()

バイト配列の長さをバイト単位で返します。

public ByteBuffer getBytes()

ActionScript ByteArray オブジェクトの内容を Java ByteBuffer として取得します。

public void acquire()

ActionScript オブジェクトに対するロックを取得します。

public void release()

ActionScript オブジェクトに対するロックを解放します。

ByteArray オブジェクト内のデータにアクセスするには、 getBytes() を呼び出します。ActionScript によって参照されている配列内のバイトデータにアクセスする場合は、前もって acquire() を呼び出してオブジェクトをロックする必要があります。データのアクセスまたは変更が完了した後は、 release() を呼び出してロックを解放します。

配列に対するロックを保持している間は、そのバッファー内のデータに変更を加えることができますが、配列のサイズは変更できません。配列のサイズを変更するには、ロックを解放し、 setProperty() メソッド(FREObject スーパークラス内に定義されています)を使用して、ActionScript で定義された length プロパティを変更します。 getProperty() setProperty() および callMethod() 関数を使用すると、ActionScript ByteArray クラスに定義されたすべてのプロパティやメソッドにアクセスできます。

メソッドの詳細

newByteArray

public static FREByteArray newByteArray()

空の ActionScript ByteArray オブジェクトと、それに関連付けられた Java FREByteArray インスタンスを作成します。

戻り値:

FREByteArray
ActionScript ByteArray を表す FREByteArray オブジェクト。

例:

FREBytearray bytearray = FREByteArray.newByteArray();

acquire

public void acquire()

そのオブジェクトに対するロックを取得します。ロックを取得すると、アクセス中にランタイムやアプリケーションコードがそのオブジェクトに変更を加えたり、破棄したりすることはできなくなります。ロックを保持している間、ActionScript で定義されたそのオブジェクトのプロパティの読み取りや変更は一切できません。

getLength

public long getLength()

バイト配列内のバイト数を返します。このメソッドを呼び出す場合は、前もって、そのオブジェクトの acquire() 関数を呼び出しておく必要があります。

戻り値:

long
バイト配列内のバイト数。

getBytes

public ByteBuffer getBytes()

配列内のバイトデータを返します。このメソッドを呼び出す場合は、前もって acquire() を呼び出してオブジェクトをロックする必要があります。バッファーはロックを保持している間のみ有効です。

java.nio.ByteBuffer
バイト配列内のデータ。

例:

FREByteArray bytearray = FREByteArray.newByteArray(); 
bytearray.acquire(); 
ByteBuffer bytes = bytearray.getBytes(); 
bytes.putFloat( 16.3 ); 
bytearray.release();

release

public void release()

acquire() で取得したロックを解放します。 getBytes() から返されるデータ以外の FREByteArray プロパティにアクセスするには、ロックが解放されている必要があります。