Windows 用のキャプティブランタイムバンドルを作成するには、Windows オペレーティングシステムで実行しているときにアプリケーションをパッケージ化する必要があります。アプリケーションをパッケージ化するには、次のように ADT bundle ターゲットを使用します。
adt -package
-keystore ..\cert.p12 -storetype pkcs12
-target bundle
myApp
myApp-app.xml
myApp.swf icons resources
このコマンドでは、myApp というディレクトリにバンドルが作成されます。このディレクトリには、アプリケーション用のファイルとランタイムファイルが含まれます。このフォルダーから直接プログラムを実行できます。ただし、プログラムメニューエントリ、登録ファイルのタイプ、URL スキームハンドラーを作成するには、必須のレジストリエントリを設定するインストーラープログラムを作成する必要があります。AIR SDK には、このようなインストーラーを作成するツールは含まれていませんが、サードパーティ製のツールを使用することができます。このようなツールには、有償または無償のオープンソースのインストーラーツールキットなどがあります。
Windows 上でネイティブ実行可能ファイルに署名するには、コマンドラインで、
-target bundle
エントリの後に第 2 の署名オプションセットを指定します。この署名オプションでは、Windows のネイティブシグネチャを適用する際に使用する秘密キーおよび関連する証明書を指定します(通常は、AIR コード署名証明書が使用されます)。プライマリ実行可能ファイルのみが署名されます。アプリケーションと共にパッケージ化されているその他の実行可能ファイルは、このプロセスでは署名されません。
ファイルタイプの関連付け
Windows でパブリックまたはカスタムのファイルタイプにアプリケーションを関連付けるには、インストーラープログラムで適切なレジストリエントリを設定する必要があります。ファイルタイプは、アプリケーション記述ファイルの fileTypes エレメントにも含める必要があります。
Windows のファイルタイプについて詳しくは、
MSDN ライブラリの「File Types and File Associations」
を参照してください。