Android 用 AIR アプリケーションを開発する場合、Android 用 Flash Professional CS5 拡張機能を
Adobe Labs
からダウンロードする必要があります。
また、「
Android Developers:Installing the SDK
」の手順に従って、Android Web サィトから Android SDK をダウンロードしてインストールする必要もあります。
プロジェクトの作成
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Flash Professional CS5 を開きます。
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新規 AIR for Android プロジェクトを作成します。
Flash Professional のホーム画面には、AIR for Android アプリケーションを作成するためのリンクがあります。ファイル/新規を選択して、AIR for Android テンプレートを作成することもできます。
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ドキュメントを HelloWorld.fla として保存します。
コードの作成
このチュートリアルはコードの作成に関するものではないので、ステージ上に「Hello, World!」と書き込むテキストツールを使用します。
アプリケーションプロパティの設定
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ファイル/AIR Android 設定を選択します。
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「一般」タブで、次の設定を行います。
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出力ファイル:HelloWorld.apk
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アプリケーション名:HelloWorld
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アプリケーション ID:HelloWorld
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バージョン番号:0.0.1
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縦横比:縦長
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「デプロイ」タブで、次の設定を行います。
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証明書:有効な AIR コードコードサイニング証明書を参照します。「作成」ボタンをクリックして、証明書を新規作成します(Android Marketplace を介してデプロイされる Android アプリケーションには、少なくとも 2033 年まで有効な証明書が必要です)。「パスワード」フィールドに証明書のパスワードを入力します。
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Android デプロイタイプ:デバッグ
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パブリッシュ後:両方のオプションを選択
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必要に応じて、Android SDK の tools サブディレクトリにある ADB ツールへのパスを入力します。
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「OK」をクリックして、Android 設定ダイアログを閉じます。
デプロイのこのステージでは、アプリケーションのアイコンまたは権限は必要ありません。多くの Android 用 AIR アプリケーションでは、保護された機能にアクセスするためにいくつかの権限が必要になります。これらの権限は、アプリケーションに不可欠な場合にのみ設定します。アプリケーションが要求する権限が多すぎると、ユーザーが利用を取り止める可能性があるからです。
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ファイルを保存します。
Android デバイス上でのアプリケーションのパッケージ化およびインストール
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USB デバッグがデバイス上で有効であることを確認します。USB デバッグを、Applications/Development の「Settings app」で有効にします。
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USB ケーブルでデバイスとコンピューターを接続します。
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インストールしていない場合は、Android Market に移動し、Adobe AIR をダウンロードして、AIR ランタイムをインストールします(
ADT installRuntime コマンド
を使用してローカルで AIR をインストールすることもできます。Android デバイスおよびエミュレーターで使用するための Android パッケージは、AIR SDK に含まれています)。
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ファイル/パブリッシュを選択します。
Flash Professional によって、APK ファイルが作成され、接続している Android デバイスにアプリケーションがインストールされて起動します。
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