AIR 開発ツール(ADT)AIR 開発ツール(ADT)は、AIR アプリケーションを開発するための、多目的なコマンドラインツールです。ADT を使用して、次の作業を実行できます。
ADT は、AIR SDK に含まれている Java プログラムです。ADT を使用するためには、Java 1.5 以上が必要です。SDK には、ADT を呼び出すためのスクリプトファイルが含まれています。このスクリプトを使用するためには、Java プログラムの場所が PATH 環境変数内に指定されている必要があります。AIR SDK bin ディレクトリも PATH 環境変数内に指定されている場合は、コマンドラインで適切な引数と共に「adt」と入力すると、ADT を呼び出すことができます(PATH 環境変数の設定方法がわからない場合は、ご使用のオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。この設定をさらに容易にするために、ほとんどのコンピューターシステムにおけるパスの設定手順が、PATH 環境変数に説明されています)。 ADT を使用するには、少なくとも 2GB のコンピューターのメモリが必要です。メモリが 2GB よりも少ない場合、特に iOS 用アプリケーションをパッケージ化する際に、ADT がメモリ不足となる可能性があります。 Java および AIR SDK bin ディレクトリの両方が PATH 変数に含まれていれば、次の基本構文を使用して、ADT を実行できます。 adt -commandoptions 注意: Adobe Flash Builder、Adobe Flash Professional および Aptana Studio など、ほとんどの統合開発環境には、AIR アプリケーションのパッケージ化および署名を自動実行する機能があります。該当する開発環境を既に使用している場合、通常、これらの一般的な作業に ADT を使用する必要はありません。ただし、場合によっては、ご使用の統合開発環境でサポートされていない機能を実行するために、ADT をコマンドラインツールとして使用する必要があります。また、自動ビルドプロセスの一部に、ADT をコマンドラインツールとして使用することもできます。
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