アプリケーションのアップデート

アップデートファイルのダウンロードが完了すると、ApplicationUpdater オブジェクトから downloadComplete イベントが送出されます。デフォルト動作をキャンセルすると、 installUpdate() メソッドを呼び出してアップデートプロセスを再開できます。

appUpdater.installUpdate(file);

このメソッドを呼び出すと、AIR ファイルのアップデートバージョンがインストールされます。このメソッドには file というパラメーターが 1 つあります。このパラメーターは、アップデートとして使用する AIR ファイルを参照する File オブジェクトです。

ApplicationUpdater オブジェクトから beforeInstall イベントが送出されるのは、 installUpdate() メソッドを呼び出した後です。

  • UpdateEvent.BEFORE_INSTALL - アップデートのインストールの直前に送出されます。この時点でアップデートのインストールをキャンセルすると、ユーザーが現在の作業を終えてからアップデートを実行できるので、場合によっては便利です。Event オブジェクトの preventDefault() メソッドを呼び出すと、次に再起動するまでインストールが延期され、新しいアップデートプロセスも開始されません(これには、 checkNow() メソッドの呼び出しによるアップデートと定期的なチェックによるアップデートの両方が含まれます)。