アップデート記述ファイルのダウンロードと解釈

アップデートプロセスが開始される前(Updater がアップデート記述ファイルのダウンロードを試みる直前)に、ApplicationUpdater オブジェクトから checkForUpdate イベントが送出されます。 checkForUpdate イベントのデフォルト動作をキャンセルすると、アップデート記述ファイルはダウンロードされません。 checkForUpdate() メソッドを呼び出すと、アップデートプロセスを再開できます。

appUpdater.checkForUpdate();

checkForUpdate() メソッドを呼び出すと、アップデート記述ファイルが非同期でダウンロードおよび解釈されます。 checkForUpdate() メソッドを呼び出すと、Updater オブジェクトから次のイベントが送出されます。

  • StatusUpdateEvent.UPDATE_STATUS - アップデート記述ファイルのダウンロードと解釈が正常に完了しました。このイベントには、次のプロパティがあります。

    • available - Boolean 値。現在のアプリケーションと異なるバージョンが使用可能である場合は true に設定され、それ以外の場合(バージョンが同じである場合)は false に設定されます。

    • version - String 値。アップデートファイルのアプリケーション記述ファイル内のバージョンです。

    • details - Array 値。ローカライズされたバージョンの説明が存在しない場合、この配列の 1 番目のエレメントで空のストリング( "" )が返され、2 番目のエレメントで説明が返されます。

      (アップデート記述ファイルに)複数のバージョンの説明が存在する場合、この配列には複数のサブ配列が含まれます。各配列には 2 つのエレメントが含まれます。1 番目のエレメントは言語コード( "en" など)で、2 番目のエレメントはその言語の対応する説明(String 値)です。 アップデート記述ファイルの定義と Web サーバーへの AIR ファイルの追加 を参照してください。

  • StatusUpdateErrorEvent.UPDATE_ERROR - エラーが発生したので、アップデート記述ファイルをダウンロードまたは解釈できませんでした。