プロセス変数

プロセス変数 を使用すると、プロセスの実行時にデータを保存および取得できます。様々なタイプの変数を作成して、様々なタイプのデータを保存できます。変数コレクションを作成して、関連する同じタイプのデータのインスタンスを複数保存することもできます。

一般に、変数または変数のコレクションを使用するのは、変数が保持する値に基づいて決定する必要がある場合、またはプロセスで後で必要になる情報を保存する場合です。

例えば、プロセス内で複数のルーティングについて決定するために、フォームフィールドの値が重要な場合があります。フォームフィールドの値を変数に保存して、ルーティング条件でその値に簡単にアクセスできます。

変数を使用して、User サービスで使用するフォームの入力用のデータを保存および取得することもできます。

変数の作成、変数の値の設定、変数の値へのアクセスができます。変数の値を設定する方法は 2 つあります。

  • プロセスを開始するたびにデフォルト値が変数に設定されるように、デザイン時に設定します。一部のタイプの変数のみ手動で値を設定できます。

  • プロセスの過程で変更できる変数の値を実行時に自動的に設定します。

変数値を変更すると、変更が発生したプロセスのインスタンスのみに影響します。例えば、プロセスが開始され変数データが変更されると、変更はそのプロセスのインスタンスのみに影響します。それ以前または以降に開始されたプロセスのその他のインスタンスには影響しません。