すべての変数型に共通のプロパティがいくつかあります。これらのプロパティについてはこの節で説明し、リファレンス内の各操作解説では説明を省いています。
暗黙的なプロパティ
すべてのサービス操作に暗黙的なプロパティ Name、Title、Description および Type があります。
list
および
map
変数型はコレクションであり、その中のデータの型を定義する Subtype プロパティを持ちます。
名前
プロセスデータモデルで変数を識別する名前です。名前は有効な XML 要素名にする必要があるので、スペースや特殊文字を含めることはできません。名前はプロセスに対して一意である必要があります。
タイトル
(オプション)変数を Workspace などのユーザーインターフェイスに公開したときの識別名です。Title の値を指定しなかった場合、Name プロパティの値がデフォルトで使用されます。
説明
変数の目的や内容を示す簡単な説明です。この説明は、変数の目的を他のプロセス開発者に伝えるのに役立ちます。
Type
変数型です。その変数に格納されるデータの型に対応します。例えば、
string
変数には文字列データが格納されます。
Subtype
(コレクション)
list
および
map
変数に格納されるデータの型です。
一般
プロセスが開始されるか、完了したときに、変数を使用してデータを格納するかどうかを指定するプロパティです。
必須
プロセス呼び出し時に、この変数に格納されたデータが提供されるようにするには、このオプションを選択します。このオプションを選択しなかった場合、プロセス呼び出し時のデータの提供はオプションです。
入力
プロセス呼び出し時のデータ提供用パラメーターとして変数を使用するには、このオプションを選択します。変数には、プロセス呼び出し時にデータが格納されます。例えば、プロセスの目的が PDF ドキュメントを操作することである場合、
document
変数を作成し、In プロパティを選択します。
出力
変数に格納されたデータがプロセス結果で提供されるようにするには、このオプションを選択します。結果は、プロセス完了時にプロセスに関与したクライアントに提供されます。
エンドユーザー UI 項目
Workspace ユーザーが変数内のデータを操作できるようにするかどうかを指定するプロパティです。これらのプロパティは、次の変数型に適用されます。
-
boolean
-
byte
-
date
-
date-time
-
decimal
-
double
-
float
-
int
-
long
-
short
-
string
Searchable
Workspace ユーザーが変数を検索条件として使用できるようにするには、このオプションを選択します。
Visible In UI
Workspace ユーザーに対して変数をタスクデータとして表示するには、このオプションを選択します。
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