プロセスサービス

サービスは、アクティベートされたプロセスごとに作成されます。サービスの名前は、サービスが作成されるプロセスバージョンの名前です。

各プロセスサービスには呼び出し操作が用意されています。プロセスで定義されている入力および出力変数によって、操作への設定が必要な入力および出力プロパティが決まります。

プロセスに別のプロセスの 呼び出し 操作が含まれる場合、呼び出されたプロセスは「 サブプロセス 」と呼ばれます。

呼び出し

サービスが関連付けられているプロセスを呼び出します。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、 共通の操作プロパティ を参照してください。

入力

呼び出し操作の入力値を指定するプロパティです。

「Input」オプションが選択されているプロセス変数ごとに 1 つの入力プロパティを定義します。操作プロパティの名前およびデータタイプは、プロセス変数の名前およびデータタイプです。

例えば、 stringVar という string 変数を含むプロセスがあり、 stringVar 変数で「Input」オプションが選択されているとします。この場合、プロセスのサービスが提供する呼び出し操作では、Input プロパティグループに stringVar プロパティが含まれるようになります。

対応するプロセス変数で「Required」オプションが選択されている場合、Input プロパティは必須の値になります。

出力

プロセスの出力値を格納する場所を指定するプロパティです。

「Output」オプションが選択されているプロセス変数ごとに 1 つの出力値が返されます。操作プロパティの名前およびデータタイプは、プロセス変数の名前およびデータタイプです。

例えば、 documentVar という string 変数を含むプロセスがあり、 documentVar 変数で Output プロパティが選択されているとします。この場合、プロセスのサービスが提供する呼び出し操作では、Output プロパティグループに documentVar プロパティが含まれるようになります。

対応するプロセス変数で「Required」オプションが選択されている場合、Output プロパティは必須の値になります。

呼び出しポリシー

呼び出し操作を使用するプロセスが、サブプロセスを呼び出した後どのように動作するかを決定します。呼び出し操作を使用するプロセスは、呼び出し後にそのまま続行することも、サブプロセスが完了するまで待ってから続行することもできます。

Do Not Wait For Response:
呼び出し操作が実行を開始した後すぐに呼び出しプロセスを続行させるには、このオプションを選択します。

Wait For Response:
(デフォルト)呼び出し操作が完了した後でのみ呼び出しプロセスを続行させるには、このオプションを選択します。