プロセスバージョンに対する開発テストを実行する場合は、次のテストケースを検討してください。
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入力:
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プロセスバージョンに特定の入力が必要になる場合があります。テストでは、有効な入力と無効な入力を組み合わせて使用することをお勧めします。例えば、プロセスバージョンには、入力として数字の入力が必要となる場合があります。数字が特定の範囲外である場合の例外処理をテストできます。
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出力:
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プロセスバージョンによって、別のプロセスで使用できる出力が提供される場合は、サービスを別のプロセスのサブプロセスとして使用して、出力のテストを検討する必要があります。
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出力ファイル:
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プロセスバージョンによって補助ファイルが生成される場合は、そのファイルが正しく生成されていることを確認する必要があります。例えば、プロセスバージョンによって PDF ファイルが暗号化され、ディスク上の場所に保存される場合があります。そのファイルが指定した場所に正しく保存されることをテストする必要があります。
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ビジネスロジック:
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プロセスバージョンで様々なルートを実行できる場合があります。可能性のあるすべてのビジネスロジックのテストを検討します。
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プロセスバージョンの決定ポイントで有効な値と無効な値の範囲を使用します。
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プロセスバージョンで意思決定のために変数に格納されている値を使用する場合は、Variable Logger サービスを使用することを検討します。
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特定のビジネスロジックが実行されたとき、プロセスバージョンのイベントによって、通知が発生し、受信されることを検証します。
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プロセス内のユーザー:
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人間中心プロセスでは、ユーザーはサービスを呼び出し、Workspace を使用してプロセスに参加できます。人間中心プロセスに次の特定の使用例を検討してください。
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プロセスバージョンで使用されるフォームをテストします。このことには、有効な値と無効な値を組み合わせてフォームに入力するなどのタスクが含まれます。
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メモと添付ファイルが設定されている場合は、ユーザーがそれらを使用できることを確認します。
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委任と問い合わせが設定されている場合は、それらに関する制限をテストします。
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デッドライン、リマインダおよびエスカレーションを含む、プロセスバージョンに設定されている時間的制約をテストします。
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イベント:
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プロセスバージョンには、サービスを呼び出すためのスタートポイントとして機能するイベントが含まれている場合があります。サービスが正しく呼び出されていることをテストする必要があります。別の例として、プロセスバージョンで使用されるイベントの受信とイベントの発生があります。イベントの発生によって正しい情報が送信され、イベント受信によって情報が正しくフィルタリングされていることを確認する必要があります。
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