プロセスバージョンをテストする場合は、ステージング環境や実稼働環境で想定される環境と使用例を模した現実的なテストシナリオを使用します。現実的なシナリオを使用すると、ステージングテストや実稼働テストで見つかる問題を減らすのに役立ちます。開発環境で次の設定を確認することをお勧めします。
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プラットフォーム:
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可能であれば、開発およびテストは、実稼働環境と同じプラットフォームで行います。例えば、実稼働環境と同じアプリケーションサーバーやデータベースで開発テストを準備し、実行します。同じ Sun Java™ JDK バージョンの使用も検討する必要があります。
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オペレーティングシステムと Web ブラウザー:
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可能であれば、準備およびテストは同じオペレーティングシステムで行います。また、同じ Web ブラウザーを使用してテストを実行し、オペレーティングシステムと Web ブラウザーの両方に同じパッチレベルを使用することを検討します。
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ユーザー、グループおよびロール
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実稼働環境と同様の権限およびシステム権限を持つユーザープロファイル、グループプロファイルおよびロールを使用してテストを行います。多くの開発環境では、開発者は、実稼働環境で一般ユーザーにはない拡張権限を持っています。そのため、実稼働環境と同様のユーザープロファイルやグループプロファイルを使用してテストを行う必要があります。ユーザープロファイル、グループプロファイルおよびロールは、管理コンソールで設定します。ユーザーの設定に関する詳細は、管理コンソールからアクセスできる「
User Management ヘルプ
」を参照してください。
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アセットの場所:
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実稼働環境で設計したプロセスバージョンで使用されているアセットと同じディレクトリまたはフォルダー構造を使用してテストします。アセットには、設計したフォーム、画像、フラグメント、SWF ファイル、データファイルが含まれます。例えば、実稼働環境では、フォームをリポジトリ内の特定のフォルダー構造ではなく URL に配置できます。
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Acrobat および Adobe Reader:
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エンドユーザーが実稼働環境で使用するのと同じ Acrobat または Adobe Reader のエディション、バージョンおよびパッチレベルを使用してテストを行うことをお勧めします。例えば、実稼働環境で Adobe Reader のみが使用されている場合は、テストに Adobe Reader を使用することをお勧めします。
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Adobe Flash Player:
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実稼働環境で使用されている Flash Player の最新のサポートバージョンを使用してテストを行うことをお勧めします。
注意:
Acrobat、Adobe Reader、Flash Player の中には、実稼働環境でサポートされていないバージョンがあります。
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