フォームデザインの場所、ロケール、エンコーディングなどのフォームデザインオプションを指定するためのプロパティ。
Content Root URI
URI または絶対参照を指定する
string
値。これによって、フォームデザインで使用される相対アセットを取得するためのリポジトリ内のフォルダーが指定されます。例えば、フォームデザインが ../myImage.gif のようにイメージを相対的に参照する場合、myImage.gif は repository:// に配置する必要があります。デフォルト値は repository:// で、これはリポジトリのルートレベルをポイントします。
URI または絶対参照に次のソースを使用できます。
-
Repository:リポジトリには AEM forms サーバーにアップロードするアセットが含まれます。値
repository:///
はリポジトリのルートを参照します。最初の 2 つのスラッシュはプロトコル(repository://)の一部であり、3 番目のスラッシュはリポジトリのルートを表します。
-
Directory in the file system of the AEM forms server:C:¥
[foldername]
のように、AEM forms サーバー上の場所を指定できます。アプリケーションの移植性を確保したい場合、サーバー上の場所を使用することはお勧めしません。
-
Network directory:¥¥[folder name] などの、ネットワーク上の場所を指定できます。
-
Web location that is accessible by using HTTP:Web サーバー上の場所にファイルをアップロードした後、http://
[server name]
:
[port number]
/
[folder name]
のように、URL を使用して場所を指定できます。
Locale
HTML フォームがレンダリングされるときに、Web ブラウザーなどのクライアントアプリケーションに検証メッセージを送信するために使用される言語を指定する
string
値。
リテラル値を指定する場合、リストから言語を選択するか、または次のいずれかの値を選択します。
Use Server Default:(デフォルト)AEM forms サーバー上で設定されているロケール設定を使用します。ロケール設定は、管理コンソールを使用して設定します(『
Forms 管理ヘルプ
』を参照)。
Use Custom Value:このオプションを選択した後、リスト内にないロケールコードのロケール ID を入力します。サポートされるロケールコードのリストについては、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/intl/locale.doc.html を参照してください。
Character Set
レンダリングされたフォームをエンコードするために使用される文字セットを指定する
string
値。
リテラル値を指定する場合、文字セットを選択するか、または次のいずれかの値を使用します。
Use Server Default:(デフォルト)AEM フォームサーバー上で設定されている文字セット設定を使用することを選択します。文字セット設定は、管理コンソールを使用して設定されます(『
Forms 管理ヘルプ
』を参照)。
Use Custom Value:リスト内にないエンコーディングセットの正規名(Java.nio API)を選択して入力します。文字セットのリストについては、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/intl/encoding.doc.html を参照してください。
HTML オプション
HTML フォームのレンダリングのためのパラメーターを設定するプロパティ。
Transform To
生成する HTML フォームを指定する
TransformTo
値。
リテラル値を指定する場合、デフォルトは指定されません。次のいずれかの値を選択します。
AUTO:Forms サービスで実行する最適な変換が決定されます。
XHTML:XHTML 標準に準拠している HTML が生成されます。
NoScriptXHTML:CSS2 仕様との互換性があり、XHTML 1.0 に準拠している HTML が生成されます。HTML 出力にはクライアント側の JavaScript は含まれませんが、サーバー側の JavaScript を含めることはできます。
HTML4:HTML 要素の絶対位置がサポートされない古いブラウザーとの互換性がある HTML が生成されます。
MSDHTML:Internet Explorer 5.0 以降用の動的 HTML との互換性がある HTML が生成されます。
AHTML:アクセシビリティが向上したブラウザー(Internet Explorer 5 以降)との互換性がある HTML が生成されます。
StaticHTML:ユーザーが HTML フォームのフィールドに入力することを許可しない HTML が生成されます。「Static HTML」は情報を表示するために役立つプロセスです。
AccessibleXHTML:XHTML 1.0 標準に準拠している HTML が生成されます。HTML フォーム内の要素は、相対単位
em
を使用して配置されます。相対単位の使用は、視力やその他の障害のあるユーザーがコンテンツにアクセスできるようにするためにツールが使用される場合に、HTML フォームを正しく表示するために役立ちます。
NoScriptAccessibleXHTML:XHTML 1.0 標準および CSS2 仕様に準拠している HTML が生成されます。また、XHTML には、サーバー側の JavaScript を含めることはできますが、クライアント側の JavaScript は含まれません。相対単位である
em
タグを使用することによって HTML フォーム内の要素が配置されます。相対単位の使用は、視力やその他の障害のあるユーザーがコンテンツにアクセスできるようにするためにツールが使用される場合に、HTML フォームを正しく表示するために役立ちます。
HTML Output Type
レンダリングされたページを
HTML
タグまたは
BODY
タグで囲むかどうかを指定する
Output Type
値。レンダリングされた HTML ページを別の HTML ページの一部にする場合、
BODY
タグで HTML をレンダリングします。次のいずれかの値を選択します。
Use Server Default:(デフォルト)AEM forms サーバー上で設定されているデフォルトの出力形式設定を使用します。出力形式設定は、管理コンソールの Forms から設定します。(『
Forms 管理ヘルプ
』を参照)。
Full HTML tags:レンダリングされたページが
HTML
タグで囲まれます。これによって、完全な HTML ページになります。
Body Tags:レンダリングされたページが
BODY
タグで囲まれます。
Start Page Number
複数ページの HTML フォームのレンダリングを開始するページ番号を指定する
int
値。ページ番号が 0 の場合、最初のページが 0 ページであることを意味します。値が指定されない場合、0 が使用されます。
Populate XML Data
フォームの現在の処理状態に基づいて XML データがフォームから生成されるかどうかを指定する
boolean
値。値 True は XML データを生成することを意味します。値 False は XML データを生成しないことを意味します。
リテラル値を指定する場合、デフォルトでは「Populate XML Data」の選択が解除されます。このチェックボックスを選択すると、フォームの現在の処理状態に基づいて XML データが生成されます。このチェックボックスの選択を解除すると、フォームの処理状態に基づいて XML データが生成されません。
User Agent
Web ブラウザーなどのクライアントアプリケーションについての情報を提供する
string
値。
USER_AGENT
がこの操作で Environment Variables プロパティの値として指定される場合、このプロパティで指定される値で上書きされます。デフォルト値は
Mozilla/3.*
です。
リテラル値を指定する場合、次のいずれかの値を選択します。
Use Server Default:(デフォルト)Mozilla/3.* を使用します。「User Agent」設定はサーバー上で設定できません。
Internet Explorer 6.0:ターゲットアプリケーションは Microsoft Internet Explorer 6.0 です。
Mozilla Firefox 2.0:ターゲットアプリケーションは Mozilla Firefox 2.0 です。
Mozilla Firefox 3.0:ターゲットアプリケーションは Mozilla Firefox 3.0 です。
Use Custom Value:このオプションを選択した後、ターゲットデバイス上のクライアントアプリケーションを入力します。例えば、Microsoft Internet Explorer 7.0 の場合は "
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1)
" と入力します。