「Update Item」操作

IBM Content Manager リポジトリで既存のアイテムを更新します。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、 共通の操作プロパティ を参照してください。

Login Settings プロパティ

Content Repository Connector for IBM Content Manager サービスを呼び出すためのログイン設定を指定するプロパティ。

Login Mode

操作が IBM Content Manager で認証を受ける方法を表す LoginMode com.adobe.livecycle.connectorforibmcm.dsc.client.type.LoginMode )値。有効値は Use Credentials From Process Context および Use User Credentials です。

注意: Use Credentials From Process Context は、IBM Content Manager と AEM forms の両方が同じ LDAP サーバーと同期している場合のみ機能します。

リテラル値を指定する場合は、次のいずれかのオプションを選択します。

Use Credentials From Process Context:
IBM Content Manager 認証のプロセスコンテキストからの AEM forms User Management 秘密鍵証明書を使用します。User Name、Data Store、Password および Connection String プロパティは使用されません。
注意: この操作を使用する Workbench でプロセスを呼び出すには、 [User Name] @ [Data Store] : [Connection String] という形式を使用して「Username」ボックスにログイン名を入力します。この形式の [User Name] はユーザー ID、 [Data Store] は接続先リポジトリの名前、 [Connection String] はリポジトリに接続するために使用するオプションのリストをそれぞれ示します。

Use User Credentials:
User Name および Password プロパティを使用して、IBM Content Manager の認証を受けます。ユーザー名が、この操作の Data Store プロパティで指定されるリポジトリで有効であることを確認してください。

この値を選択した場合は、Data Store、User Name、Password および Connection String プロパティの値を指定します。

Data Store

(オプション)ユーザーが接続するデータストアの名前を指定する string 値。

このフィールドは、Login Mode プロパティが Use User Credentials に設定された場合のみ使用されます。

リテラル値を指定する場合は、データストアの名前を入力します。

User Name

(オプション)この操作が IBM Content Manager で認証されるときに使用するユーザー名を指定する string 値。デフォルト値はありません。

このフィールドは、Login Mode プロパティが Use User Credentials に設定された場合のみ使用されます。

リテラル値を指定する場合は、ユーザー ID を入力します。

パスワード

(オプション)User Name プロパティで指定されたユーザー名と関連付けられているパスワードを指定する string 値。このパスワードは、この操作が IBM Content Manager で認証されるときに使用されます。デフォルト値はありません。

このフィールドは、Login Mode プロパティが Use User Credentials に設定された場合のみ使用されます。

リテラル値を指定する場合は、パスワードを入力します。

Connection String

(オプション)IBM Content Manager に接続するときに使用する追加オプションを指定する string 値。例えば、 SCHEMA= [schemaName] [schemaName] はスキーマ名で、大文字と小文字が区別される)。

リテラル値を指定する場合は、追加の接続オプションを入力します。

Item Update Settings プロパティ

リポジトリで更新するアイテムのプロパティ。

PID

更新するアイテムの固有な識別子(PID)を表す string 値。Persistent Identifier(PID)は、すべてのアイテムを一意に識別するために IBM Content Manager サーバーで使用される識別子です。

リテラル値を指定する場合は、PID を表す値を入力します。

MIME Type

リポジトリで更新するアイテムの MIME タイプを指定する string 値。更新するアイテムがフォルダーの場合、このプロパティの値は無視されます。

リテラル値を指定する場合は、MIME タイプを表す値を入力します。

Item Content

(オプション)リポジトリの既存のアイテムを更新するために使用される新しい内容を格納する 文書 値。値が指定されない場合、リポジトリのアイテムの内容は更新されません。

リテラル値を指定する場合は、省略記号ボタン をクリックして、Select Asset ダイアログボックスを表示します( Select Asset について を参照)。

New Version

更新しているアイテムのバージョンを作成するかどうかを設定する boolean 値。

リテラル値を指定する場合は、「New Version」チェックボックスをオンにして、リポジトリのアイテムを更新するときにバージョンを作成するようにします。チェックボックスをオフにすると、リポジトリのアイテムの既存のバージョンを更新します。「New Version」チェックボックスのデフォルトはオフです。

注意: このプロパティは、この操作が正しく動作するのに必須です。

Meta-Data プロパティ

指定されたアイテムの更新に使用するプロパティ。

Item Type

リポジトリで更新するアイテムのアイテムタイプを表す string 値。このプロパティで指定される値は、プロセス変数の値をアイテムタイプの属性に割り当てできるように、Attributes プロパティの map 値にデータを設定するために使用されます。ただし、アイテムタイプが PID プロパティで設定されたアイテムのアイテムタイプと異なる場合、この値は無視されます。

リテラル値を指定する場合は、アイテムタイプを表す値を入力します。

注意: 値が指定されない場合、Attributes プロパティの map 値に属性が設定されません。

属性

プロセス変数の値をアイテムタイプの属性に割り当てるための map 値。属性にマップするプロセス変数は、データタイプが同一である必要があります。例えば、属性のタイプが string である場合は、データタイプが string であるプロセス変数にマップされる必要があります。属性の名前がキーとして使用されます。

リテラル値を指定する場合は、テーブルの属性リストは Item Type プロパティで指定したアイテムに基づきます。Name 列の各属性に割り当てるプロセス変数を Value 列から選択できます。

注意: Item Type プロパティに値が存在しない場合、このプロパティに値が指定されません。

Results プロパティ

操作の結果を格納するプロパティ。

Document Information

更新したアイテムの属性および内容。データタイプは DocInfo です。

PID

更新したアイテムの固有な識別子(PID)を表す値を格納する位置。Persistent Identifier(PID)は、すべてのアイテムを一意に識別するために IBM Content Manager サーバーで使用される識別子です。データタイプは string です。

Item Type

更新したアイテムのアイテムタイプを表す値を格納する位置。データタイプは string です。

Item Version

更新したアイテム、または更新によって作成されたアイテムのバージョンを表す値を格納する位置。データタイプは string です。

Item Content

更新したアイテムの内容を表す値を格納する位置。データタイプは 文書 です。

属性

更新したアイテムについて、アイテムタイプの属性の名前および値。データタイプは map です。

Exceptions

この操作では、 RepositoryException 例外をスローすることがあります。