「Write String」操作

プロセスデータの string 値の内容を、AEM forms サーバーのファイルシステムにあるファイルに書き込みます。

General プロパティグループと Route Evaluation プロパティグループについて詳しくは、 共通の操作プロパティ を参照してください。

入力操作

書き込むファイルを指定するプロパティです。

Pathname Pattern

AEM forms サーバーのファイルシステムで作成するファイルの完全修飾名を示す string 値です。Pathname Pattern には、次のパラメーターを設定できます。これらのパラメーターは、実行時に具体的な値に置き換えられます。

パラメーター

説明

%Y

現在の年(4 桁)

%y

現在の年(下 2 桁)

%M

現在の月

%D

月初から数えた日

%d

年初から数えた日

%H

24 時間形式の現在時刻

%h

12 時間形式の現在時刻

%m

現在の分

%s

現在の秒

%R

乱数(0 ~ 9)

ファイルに書き込む内容を表す string 値です。

CharSet

(オプション)ファイルに書き込まれるテキストの解釈のために使用する文字セットを表す string 値です。次の値を指定できます。

  • Big_Five

  • GB_2312

  • ISO_8859_1

  • ISO_8859_2

  • ISO_8859_7

  • KSC_5601

  • Shift_JIS

  • US_ASCII

  • UTF_16

  • UTF_16BE

  • UTF_16LE

  • UTF_8

Make Unique

ファイル名を一意にするかどうかを示す boolean 値です。 True はファイル名を一意にすることを示し、 False はファイル名を一意にしないことを示します。デフォルトは False です。

リテラル値 True を指定するには、Make Unique を選択します。リテラル値 False を指定するには、Make Unique を選択解除します。

新規ファイルに対して指定されているファイル名と同じ名前のファイルが既に存在する場合、次のように動作します。

  • Make Unique が true に設定されている場合、作成されるファイル名にインデックスが追加されます。このインデックスにより、新規ファイルと既存のファイルが区別されます。

  • Make Unique が false に設定されている場合、Over Write プロパティの値により動作が決まります。

    • Over Write が true に設定されている場合、既存のファイルが新規ファイルで上書きされます。

    • Over Write が false に設定されている場合、例外が発生します。

Over Write

Pathname Pattern に指定した名前と同じ名前のファイルが存在する場合、そのファイルを置き換えるかどうかを指定する boolean 値です。 True はファイルを置き換えることを示し、 False はファイルを置き換えないことを示します。デフォルトは False です。

リテラル値 True を指定するには、Over Write を選択します。リテラル値 False を指定するには、Over Write を選択解除します。

注意: 新規ファイルに対して指定されているファイル名と同じ名前のファイルが既に存在する場合に、Over Write が false 、Make Unique が false に設定されていると、例外が発生します。

Output プロパティ

操作結果を保存するためのプロパティです。

結果

(オプション)書き込まれたファイルの名前を保存する場所です。データタイプは string です。

Exceptions

この操作に付属する例外イベントでは FileUtilsException 例外が発生する場合があります。