オーバーフローリーダーサブフォームおよびオーバーフロートレーラーサブフォームを使用する

コンテンツをフローに設定したサブフォームが含まれるインタラクティブフォームの長さは、フォームに表示されるデータの量に応じて変化するので、フォームの長さが 1 ページを超えることが少なくありません。その結果、フォーム内の特定のサブフォーム(セクション)を後続のページでも繰り返し表示することが必要になる場合があります。

オーバーフローリーダーサブフォームおよびオーバーフロートレーラーサブフォームを使用すると、繰り返しや拡大によって追加のページに表示される可能性があるサブフォームの前後に表示するサブフォームを個別に指定できます。オーバーフローリーダーおよびオーバーフロートレーラーは、編集可能なレイアウトのフォームデザインにおいて使用できる特別な種類のサブフォームです。オブジェクトパレットの「連結」タブでサブフォームをオーバーフローリーダーサブフォームとして指定すると、追加される各ページの先頭にそのサブフォームが表示されるようになります。

例えば、表の先頭の見出し行をオーバーフローリーダーサブフォームとして使用できます。表の先頭に配置した見出し行は、追加される各ページの先頭に繰り返し表示されるので、テーブル行の情報が見やすく、簡単にページを追うことができます。

同様に、サブフォームをオーバーフロートレーラーとして指定すると、繰り返しサブフォームや拡大サブフォームが複数ページにまたがる場合に、各ページの最後のオカレンスに続けてそのサブフォームを表示できます。