フラグメントを使用する場合は、次の点に注意してください。
-
フラグメントの目的はコンテンツの再利用にあります。変更に伴って一部のフォームで使えなくなるようでは無意味です。汎用のコンテンツであることを確認してください。
-
フラグメントの変更時には、次の項目も変更する必要があるかどうかを確認します。
-
フラグメントファイルを含むコレクションに署名するための電子署名。
-
フラグメントまたはホストフォームのスキーマの更新による変更の反映。
-
変更に伴うエラー発生がないことを確認するためのホストフォームのフォームデザインレイアウト。ホストフォームへの変更を完了するには、追加の作業が必要な場合があります。AEM forms サーバーを使用してオンデマンドで PDF ファイルを生成しない場合は、各フォームデザインを手動で開き、PDF ファイルとして再度保存することで、フラグメントの変更が表示されます。AEM forms サーバーを使用して PDF ファイルを生成する場合は、フォームがレンダリングされる前にホストフォームデザインのフラグメント参照が解決されるので、追加の作業は不要です。
-
マスターページにフラグメントを挿入する場合は、ページの境界線とフラグメントの間に余白として一定の間隔を保持します。
-
レターのボディなどのフラグメントを作成する場合は、段落間の間隔に注意します。段落間の間隔は、段落を含めるスタティックテキストオブジェクトの一部にするか、フラグメントサブフォーム自体の一部にします(フラグメントサブフォームがスタティックオブジェクトの高さを超える場合)。段落フラグメントがボディページ内にフローされると、一定の間隔で配置されます。最も簡単に間隔を追加するには、段落パレットを使用して、スタティックテキストオブジェクト上に間隔を定義します。
-
フローティングフィールドを含む段落フラグメントを作成する場合は、その幅が任意のデータ幅に対応できることを確認します。例えば、レターの挨拶部分をページと同じ幅にして、長い名前を収容できるようにします。
|
|
|