選択サブフォームセットを作成したら、条件ステートメントを使用して、セット内の各種サブフォームオブジェクトにデータ連結を作成できます。また、条件ステートメントを使用せずにデータ連結を作成することもできます。条件ステートメントを使用すると、どのような状況で選択サブフォームセット内のサブフォームをフォームに表示するかを、データ連結だけを指定したときよりも適切に制御できます。
データが指定されたサブフォームを編集ダイアログボックスにある「別のサブフォーム」リストに表示されるサブフォームオブジェクトごとに、データ接続からデータノードを指定できます。条件ステートメントを指定する場合は、実行時に
true
または
false
と評価される式を入力できます。フォームには、「別のサブフォーム」リスト内で条件ステートメントが
true
と評価された最初の項目だけが表示されます。
注意:
条件ステートメントが指定されていない「別のサブフォーム」リスト内の項目は、
true
の値を保持すると見なされます。
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サブフォームセットオブジェクトを選択します。
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オブジェクトパレットの「サブフォームセット」タブをクリックし、種類リストで「候補からサブフォームを 1 つ選択する」が選択されていることを確認します。
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「代替オブジェクトの編集」を選択し、次のいずれかの操作を実行して、サブフォームセット内からサブフォームのデータ連結を指定する方法を選択します。
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名前を使用してデータノードをサブフォームオブジェクトに連結するには、「名前がデータ要素または属性に一致するサブフォームを選択」をクリックします。この場合、関連するデータノード名がフォームデザインのサブフォームオブジェクト名と一致する必要があります。
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連結を手動で指定して、データ接続からデータノードにフォームデザインのサブフォームオブジェクトを連結するには、「式を使用してサブフォームを選択」をクリックします。
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「データ接続」リストで、データを連結するデータソースを指定します。
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追加ボタン
をクリックして、選択サブフォームセットに新しいサブフォームを挿入するか、既存のリスト項目を選択します。新しいサブフォームを追加すると、現在選択しているサブフォームの複製が追加されます。サブフォームが選択されていない場合は、選択サブフォームセットに名称未設定の新しいサブフォームが追加されます。
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必要に応じて、名前フィールドに新しいサブフォームオブジェクトの名前を入力します。データの要素または属性の名前を使用してサブフォームを連結する場合、フィールド内の名前と関連するデータノード名が完全に一致するようにしてください。
手順 4 で「名前がデータ要素または属性に一致するサブフォームを選択」オプションを選択した場合は、そのまま手順 11 に進んでください。選択していない場合は、手順 8 に進んでください。
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「連結」フィールドの右側の三角印をクリックして、メニューからデータノードを指定します。Designer では、選択したデータノードに対するスクリプティングリファレンスが自動的に連結フィールドに入力されます。フィールドにリファレンスを手動で入力することもできます。
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言語リストでスクリプト言語を選択します。
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「式」フィールドで、指定したサブフォームオブジェクトおよびデータノードについて必要な操作や処理を実行するためのスクリプトを入力します。
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別のサブフォームを追加する場合は、手順 6 から 10 を繰り返します。
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リスト項目の追加を終了したら、「OK」をクリックします。
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