ツールヒントへのデータのダイナミックな埋め込み

ツールヒントには、データソースの値をダイナミックに埋め込むことができます。例えば、オブジェクトのカスタムツールヒントをフランス語で表示させることができます。

接続したスキーマで次のようにツールヒントが定義されているとします。

<form> 
      <tooltip dp_tt="tooltip1"/> 
</form>

参照されるよう指定したデータファイルで次のようにツールヒントが定義されているとします。

<form> 
      <tooltip dp_tt="Quantité - Entrez un nombre inférieur ou égal à 100."/> 
</form>

データファイルとフォームデザインを結合し、「Quantity」フィールドにポインターを移動すると、次のツールヒントが表示されます。

この作業を行う前に、次の条件を満たしていることを確認する必要があります。

  1. オブジェクトライブラリパレットで標準カテゴリをクリックし、オブジェクトをフォームデザインにドラッグします。

    例えば、テキストフィールドオブジェクトを挿入します。

  2. (オプション)オブジェクトパレットで「フィールド」タブをクリックし、「キャプション」ボックスにオブジェクトのキャプションを入力します。

    ここでは、「 Quantité 」と入力します。

  3. アクセシビリティパレットで「ツールヒント」アクティブなラベルをクリックします。

  4. データ接続を選択します。

    注意: データソースにまだ接続していない場合、データ接続リストで選択できるのは「デフォルトのデータ連結」のみです。
  5. 「連結」ボックスの横にある三角形をクリックして連結を選択します。

    ここでは、tooltip/@dp_tt を選択します。

    「連結」ボックスに次の文字列が表示されます。

    $record.tooltip.dp_tt

    この文字列を選択する代わりに、「アイテム」ボックスにこの文字列を入力することもできます。
  6. 「OK」をクリックします。

  7. 「PDF プレビュー」タブでフォームを表示します。

    例えば、「PDF プレビュー」タブで「Quantity」フィールドにポインターを移動させてカスタムツールヒントを表示させます。