ツールヒントには、データソースの値をダイナミックに埋め込むことができます。例えば、オブジェクトのカスタムツールヒントをフランス語で表示させることができます。
接続したスキーマで次のようにツールヒントが定義されているとします。
<form>
<tooltip dp_tt="tooltip1"/>
</form>
参照されるよう指定したデータファイルで次のようにツールヒントが定義されているとします。
<form>
<tooltip dp_tt="Quantité - Entrez un nombre inférieur ou égal à 100."/>
</form>
データファイルとフォームデザインを結合し、「Quantity」フィールドにポインターを移動すると、次のツールヒントが表示されます。
この作業を行う前に、次の条件を満たしていることを確認する必要があります。
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オブジェクトライブラリパレットで標準カテゴリをクリックし、オブジェクトをフォームデザインにドラッグします。
例えば、テキストフィールドオブジェクトを挿入します。
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(オプション)オブジェクトパレットで「フィールド」タブをクリックし、「キャプション」ボックスにオブジェクトのキャプションを入力します。
ここでは、「
Quantité
」と入力します。
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アクセシビリティパレットで「ツールヒント」アクティブなラベルをクリックします。
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データ接続を選択します。
注意:
データソースにまだ接続していない場合、データ接続リストで選択できるのは「デフォルトのデータ連結」のみです。
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「連結」ボックスの横にある三角形をクリックして連結を選択します。
ここでは、tooltip/@dp_tt を選択します。
「連結」ボックスに次の文字列が表示されます。
$record.tooltip.dp_tt
この文字列を選択する代わりに、「アイテム」ボックスにこの文字列を入力することもできます。
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「OK」をクリックします。
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「PDF プレビュー」タブでフォームを表示します。
例えば、「PDF プレビュー」タブで「Quantity」フィールドにポインターを移動させてカスタムツールヒントを表示させます。
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