パッケージ | flash.system |
クラス | public final class Capabilities |
継承 | Capabilities Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
ただし、Adobe AIR の一部の機能は、Capabilities クラスのプロパティとしてリストに示されていません。これらは他のクラスのプロパティです。
プロパティ | 説明 |
---|---|
NativeApplication.supportsDockIcon
| オペレーティングシステムがアプリケーションドックアイコンをサポートするかどうか。 |
NativeApplication.supportsMenu
| オペレーティングシステムがグローバルアプリケーションメニューバーをサポートするかどうか。 |
NativeApplication.supportsSystemTrayIcon
| オペレーティングシステムがシステムトレイアイコンをサポートするかどうか。 |
NativeWindow.supportsMenu
| オペレーティングシステムがウィンドウメニューをサポートするかどうか。 |
NativeWindow.supportsTransparency
| オペレーティングシステムが透明なウィンドウをサポートするかどうか。 |
Capabilities.os
または Capabilities.manufacturer
を使用して、オペレーティングシステムに基づく機能を判断しないでください。機能をオペレーティングシステムに依存することは、アプリケーションが潜在的なすべてのターゲットオペレーティングシステムを考慮していない場合に問題が発生する可能性があるので、適切ではありません。代わりに、テストしている機能に対応するプロパティを使用します。
機能情報(Capabilities.serverString
プロパティに URL エンコードされたストリングとして格納されている)を、GET
または POST
HTTP メソッドを使用して送信できます。次に、MP3 をサポートし、解像度が 1600 × 1200 ピクセルで、Windows XP を実行しており、IME(入力方式エディター)がインストールされていて、マルチチャンネルオーディオをサポートしないコンピューターに対するサーバーストリングの例を示します。
A=t&SA=t&SV=t&EV=t&MP3=t&AE=t&VE=t&ACC=f&PR=t&SP=t& SB=f&DEB=t&V=WIN%209%2C0%2C0%2C0&M=Adobe%20Windows& R=1600x1200&DP=72&COL=color&AR=1.0&OS=Windows%20XP& L=en&PT=External&AVD=f&LFD=f&WD=f&IME=t&DD=f& DDP=f&DTS=f&DTE=f&DTH=f&DTM=f
次の表に、Capabilities クラスのプロパティと、それに対応するサーバーストリングを示します。また、マルチチャンネルオーディオタイプに対するサーバーストリングも示します。
Capabilities クラスのプロパティ | サーバーストリング |
---|---|
avHardwareDisable
|
AVD
|
hasAccessibility
|
ACC
|
hasAudio
|
A
|
hasAudioEncoder
|
AE
|
hasEmbeddedVideo
|
EV
|
hasIME
|
IME
|
hasMP3
|
MP3
|
hasPrinting
|
PR
|
hasScreenBroadcast
|
SB
|
hasScreenPlayback
|
SP
|
hasStreamingAudio
|
SA
|
hasStreamingVideo
|
SV
|
hasTLS
|
TLS
|
hasVideoEncoder
|
VE
|
isDebugger
|
DEB
|
language
|
L
|
localFileReadDisable
|
LFD
|
manufacturer
|
M
|
maxLevelIDC
|
ML
|
os
|
OS
|
pixelAspectRatio
|
AR
|
playerType
|
PT
|
screenColor
|
COL
|
screenDPI
|
DP
|
screenResolutionX
|
R
|
screenResolutionY
|
R
|
version
|
V
|
supports Dolby Digital audio
|
DD
|
supports Dolby Digital Plus audio
|
DDP
|
supports DTS audio
|
DTS
|
supports DTS Express audio
|
DTE
|
supports DTS-HD High Resolution Audio
|
DTH
|
supports DTS-HD Master Audio
|
DTM
|
ウィンドウレスモードが無効化されているかどうかを示す WD
サーバーストリングもあります。Flash Player では、Web ブラウザーまたは mms.cfg ファイルのユーザー設定との不適合という理由でウィンドウレスモードを無効化できます。対応する Capabilities プロパティはありません。
Capabilities クラスのプロパティは、すべて読み取り専用です。
さらに例を参照
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
avHardwareDisable : Boolean [静的] [読み取り専用]
ユーザーのカメラとマイクへのアクセスが管理上禁止されているか(true)、または許可されているか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
cpuArchitecture : String [静的] [読み取り専用]
現在の CPU アーキテクチャを指定します。 | Capabilities | ||
hasAccessibility : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムがアクセシビリティ補助との通信をサポートしているか(true)、またはサポートしていないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasAudio : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムにオーディオ機能があるかどうかを指定します。 | Capabilities | ||
hasAudioEncoder : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムが、マイクからの入力などのオーディオストリームをエンコードできるか(true)、またはできないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasEmbeddedVideo : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムが埋め込みビデオをサポートしているか(true)、またはサポートしていないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasIME : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムに IME がインストールされているか(true)、またはインストールされていないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasMP3 : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムに MP3 デコーダが存在するか(true)、または存在しないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasPrinting : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムが印刷をサポートしているか(true)、またはサポートしていないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasScreenBroadcast : Boolean [静的] [読み取り専用]
Flash Media Server を通して実行されるスクリーンブロードキャストアプリケーションの開発がシステムでサポートされているか(true)、またはサポートされていないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasScreenPlayback : Boolean [静的] [読み取り専用]
Flash Media Server を通して実行されているスクリーンブロードキャストアプリケーションの再生がシステムでサポートされているか(true)、またはサポートされていないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasStreamingAudio : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムがストリーミングオーディオを再生できるか(true)、またはできないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasStreamingVideo : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムがストリーミングビデオを再生できるか(true)、またはできないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasTLS : Boolean [静的] [読み取り専用]
NetConnection によるネイティブ SSL ソケットがサポートされているか(true)、またはサポートされていないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
hasVideoEncoder : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムが、Web カメラからの入力などのビデオストリームをエンコードできるか(true)、またはできないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
isDebugger : Boolean [静的] [読み取り専用]
システムがデバッグ用の特別なバージョンか(true)、または正式にリリースされたバージョンか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
isEmbeddedInAcrobat : Boolean [静的] [読み取り専用]
Flash ランタイムが、Acrobat 9.0 以降で開くことができる PDF ファイルに埋め込まれているか(true)、またはそうでないか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
language : String [静的] [読み取り専用]
コンテンツが実行されているシステムの言語コードを指定します。 | Capabilities | ||
languages : Array [静的] [読み取り専用]
オペレーティングシステムでユーザーが選択したユーザーインターフェイスの言語に関する情報を含むストリングの配列です。 | Capabilities | ||
localFileReadDisable : Boolean [静的] [読み取り専用]
ユーザーのハードディスクへの読み取りアクセスが管理上禁止されているか(true)、または許可されているか(false)を指定します。 | Capabilities | ||
manufacturer : String [静的] [読み取り専用]
Flash Player または AIR ランタイムの実行バージョンの製造会社を "Adobe OSName" の形式で指定します。 | Capabilities | ||
maxLevelIDC : String [静的] [読み取り専用]
クライアントハードウェアがサポートする H.264 の最高レベルの IDC を取得します。 | Capabilities | ||
os : String [静的] [読み取り専用]
現在のオペレーティングシステムを指定します。 | Capabilities | ||
pixelAspectRatio : Number [静的] [読み取り専用]
画面のピクセル縦横比を指定します。 | Capabilities | ||
playerType : String [静的] [読み取り専用]
ランタイム環境のタイプを指定します。 | Capabilities | ||
screenColor : String [静的] [読み取り専用]
画面の色を指定します。 | Capabilities | ||
screenDPI : Number [静的] [読み取り専用]
画面の 1 インチあたりのドット数(dpi)解像度をピクセル単位で指定します。 | Capabilities | ||
screenResolutionX : Number [静的] [読み取り専用]
画面の最大水平解像度を指定します。 | Capabilities | ||
screenResolutionY : Number [静的] [読み取り専用]
画面の最大垂直解像度を指定します。 | Capabilities | ||
serverString : String [静的] [読み取り専用]
それぞれの Capabilities プロパティの値を指定する URL エンコードストリングです。 | Capabilities | ||
supports32BitProcesses : Boolean [静的] [読み取り専用]
32 bit プロセスの実行がサポートされているかどうかを指定します。 | Capabilities | ||
supports64BitProcesses : Boolean [静的] [読み取り専用]
64 bit プロセスの実行がサポートされているかどうかを指定します。 | Capabilities | ||
touchscreenType : String [静的] [読み取り専用]
タッチスクリーンがサポートされる場合、そのタッチスクリーンの種類を指定します。 | Capabilities | ||
version : String [静的] [読み取り専用]
Flash Player または Adobe® AIR® のプラットフォームとバージョン情報を指定します。 | Capabilities |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
[静的]
特定のタイプのマルチチャンネルオーディオをシステムがサポートするかどうかを指定します。 | Capabilities | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
avHardwareDisable | プロパティ |
avHardwareDisable:Boolean
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
ユーザーのカメラとマイクへのアクセスが管理上禁止されているか(true
)、または許可されているか(false
)を指定します。サーバーストリングは AVD
です。
Adobe AIR™ のコンテンツでは、このプロパティはアプリケーションセキュリティサンドボックス以外のセキュリティサンドボックス内のコンテンツにのみ適用されます。アプリケーションセキュリティサンドボックス内のコンテンツは常にユーザーのカメラとマイクにアクセスできます。
実装
public static function get avHardwareDisable():Boolean
関連する API エレメント
cpuArchitecture | プロパティ |
hasAccessibility | プロパティ |
hasAudio | プロパティ |
hasAudioEncoder | プロパティ |
hasEmbeddedVideo | プロパティ |
hasIME | プロパティ |
hasMP3 | プロパティ |
hasPrinting | プロパティ |
hasScreenBroadcast | プロパティ |
hasScreenPlayback | プロパティ |
hasStreamingAudio | プロパティ |
hasStreamingVideo | プロパティ |
hasTLS | プロパティ |
hasVideoEncoder | プロパティ |
isDebugger | プロパティ |
isDebugger:Boolean
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
システムがデバッグ用の特別なバージョンか(true
)、または正式にリリースされたバージョンか(false
)を指定します。 サーバーストリングは DEB
です。このプロパティは、Flash Player のデバッグ版または AIR Debug Launcher(ADL)で実行する場合、true
に設定されます。
実装
public static function get isDebugger():Boolean
isEmbeddedInAcrobat | プロパティ |
language | プロパティ |
language:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
コンテンツが実行されているシステムの言語コードを指定します。言語は、ISO 639-1 で規定された小文字 2 文字の言語コードで指定されます。中国語については、簡体字と繁体字を識別するために、ISO 3166 で規定された大文字 2 文字の国コードが追加されます。言語コードは、言語の英語名に基づきます。例えば、hu
はハンガリー語を示します。
英語のシステムでは、このプロパティは言語コード(en
)のみを返し、国コードは返しません。Microsoft Windows システムでは、このプロパティはユーザーインターフェイス(UI)言語を返します。UI 言語は、すべてのメニュー、ダイアログボックス、エラーメッセージ、ヘルプファイルなどで使用される言語です。次の表に、指定できる値を示します。
言語 | 値 |
---|---|
チェコ語 | cs |
デンマーク語 | da |
オランダ語 | nl |
英語 | en |
フィンランド語 | fi |
フランス語 | fr |
ドイツ語 | de |
ハンガリー語 | hu |
イタリア語 | it |
日本語 | ja |
韓国語 | ko |
ノルウェー語 | nb |
その他/不明 | xu |
ポーランド語 | pl |
ポルトガル語 | pt |
ロシア語 | ru |
簡体字中国語 | zh-CN |
スペイン語 | es |
スウェーデン語 | sv |
繁体字中国語 | zh-TW |
トルコ語 | tr |
注意:Capabilities.language
プロパティの値は、このリストの有効な値に制限されています。この制限のために、Adobe AIR アプリケーションではシステムのユーザーインターフェイスの主言語を決定するために Capabilities.languages
配列の最初のエレメントを使用する必要があります。
サーバーストリングは L
です。
実装
public static function get language():String
関連する API エレメント
例 ( この例の使用方法 )
Capabilities.language
プロパティによって、ISO 639-1 言語コード(例えば、英語の場合は "en")が返されます。switch
ステートメントによって、言語コードがチェックされ、その言語固有の挨拶文が myTextField
テキストフィールドの内容として設定されます。言語コードがこの例でサポートされていない場合は、デフォルトのエラーストリングが返されます。
package { import flash.display.Sprite; import flash.text.TextField; import flash.text.TextFieldAutoSize; import flash.system.Capabilities; public class Capabilities_languageExample extends Sprite { public function Capabilities_languageExample() { var myTextField:TextField = new TextField(); myTextField.x = 10; myTextField.y = 10; myTextField.background = true; myTextField.autoSize = TextFieldAutoSize.LEFT; var greetingEnglish:String = "Hello World"; var greetingGerman:String = "Hallo Welt"; var greetingFrench:String = "Bonjour Monde"; var greetingSpanish:String = "Hola Mundo"; var lang:String = Capabilities.language; switch (lang) { case "en": myTextField.text = greetingEnglish; break; case "de": myTextField.text = greetingGerman; break; case "fr": myTextField.text = greetingFrench; break; case "es": myTextField.text = greetingSpanish; break; default: myTextField.text = "Sorry your system's language is not supported at this time."; } this.addChild(myTextField); } } }
languages | プロパティ |
languages:Array
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.1 |
オペレーティングシステムでユーザーが選択したユーザーインターフェイスの言語に関する情報を含むストリングの配列です。このストリングには、RFC4646(http://www.ietf.org/rfc/rfc4646.txt)で定義された言語タグ(および該当する場合はスクリプト情報と地域情報)が格納され、区切り記号としてダッシュが使用されます(例えば「en-US」
、「ja-JP」
など)。オペレーティングシステムの設定により決定される環境設定の順序で言語が配列のリストに含まれます。
オペレーティングシステムにより、ロケールストリングで返される地域の情報は異なります。あるオペレーティングシステムでは "en-us"
を返すのに対し、別のオペレーティングシステムでは "en"
を返します。
返される配列の最初のエントリには一般に、Capabilities.language
プロパティと同じ主言語 ID が含まれます。例えば、Capabilities.languages[0]
が "en-US"
に設定されている場合、language
プロパティは "en"
に設定されます。ただし、Capabilities.language
プロパティが "xu"
に設定されている場合(不明な言語が指定されています)、この配列の最初のエレメントは異なります。こうした理由から、Capabilities.languages[0]
は Capabilities.language
よりも正確になる場合があります。
サーバーストリングは LS
です。
実装
public static function get languages():Array
localFileReadDisable | プロパティ |
localFileReadDisable:Boolean
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
ユーザーのハードディスクへの読み取りアクセスが管理上禁止されているか(true
)、または許可されているか(false
)を指定します。Adobe AIR のコンテンツでは、このプロパティはアプリケーションセキュリティサンドボックス以外のセキュリティサンドボックス内のコンテンツにのみ適用されます。(アプリケーションセキュリティサンドボックス内のコンテンツは常にファイルシステムから読み取ることができます。)このプロパティが true
の場合、Flash Player では、ユーザーのハードディスクからファイル(Flash Player が起動するときの最初のファイルを含む)を読み取ることができません。このプロパティが true
の場合、アプリケーションセキュリティサンドボックス外の AIR コンテンツでは、ユーザーのハードディスクからファイルを読み取ることができません。 例えば、ロードメソッドを使用してユーザーのハードディスク上にあるファイルを読み取ろうとしても、このプロパティが true
の場合は、読み取りに失敗します。
このプロパティが true
に設定されている場合、ランタイム共有ライブラリの読み取りも失敗しますが、ローカル共有オブジェクトはこのプロパティの値に関係なく読み取ることができます。
サーバーストリングは LFD
です。
実装
public static function get localFileReadDisable():Boolean
関連する API エレメント
manufacturer | プロパティ |
manufacturer:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
Flash Player または AIR ランタイムの実行バージョンの製造会社を "Adobe
OSName"
の形式で指定します。OSName
の値は、"Windows"
、"Macintosh"
、"Linux"
または別のオペレーティングシステム名になります。サーバーストリングは M
です。
より具体的な機能のプロパティが存在する場合に、Capabilities.manufacturer
を使用して、オペレーティングシステムに基づく機能を判断しないでください。機能をオペレーティングシステムに依存することは、アプリケーションが潜在的なすべてのターゲットオペレーティングシステムを考慮していない場合に問題が発生する可能性があるので、適切ではありません。代わりに、テストしている機能に対応するプロパティを使用します。詳細については、Capabilities クラスの説明を参照してください。
実装
public static function get manufacturer():String
maxLevelIDC | プロパティ |
maxLevelIDC:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
クライアントハードウェアがサポートする H.264 の最高レベルの IDC を取得します。このレベルでのメディア実行は保証されますが、最高レベルでのメディア実行は最高品質では実行されない場合があります。このプロパティは、クライアントの機能をターゲットとするサーバーに役立ちます。このプロパティを使用すると、サーバーはクライアントに送るビデオのレベルを決定できます。
サーバーストリングは ML
です。
実装
public static function get maxLevelIDC():String
os | プロパティ |
os:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
現在のオペレーティングシステムを指定します。os
プロパティは、次のストリングを返すことができます。
オペレーティングシステム | 値 |
---|---|
Windows 10 | "Windows 10" |
Windows 8 | "Windows 8" |
Windows 7 | "Windows 7" |
Windows Vista | "Windows Vista" |
Windows Server 2012 | "Windows Server 2012" |
Windows Server 2008 R2 | "Windows Server 2008 R2" |
Windows Server 2008 | "Windows Server 2008" |
Windows Home Server | "Windows Home Server" |
Windows Server 2003 R2 | "Windows Server 2003 R2" |
Windows Server 2003 | "Windows Server 2003" |
Windows XP 64 | "Windows Server XP 64" |
Windows XP | "Windows XP" |
Windows 98 | "Windows-98" |
Windows 95 | "Windows 95" |
Windows NT | "Windows NT" |
Windows 2000 | "Windows 2000" |
Windows ME | "Windows ME" |
Windows CE | "Windows CE" |
Windows SmartPhone | "Windows SmartPhone" |
Windows PocketPC | "Windows PocketPC" |
Windows CEPC | "Windows CEPC" |
Windows Mobile | "Windows Mobile" |
Mac OS | "Mac OS X.Y.Z" (X.Y.Z はバージョン番号。例:"Mac OS 10.5.2" ) |
Linux | "Linux" (Flash Player では Linux バージョンが付加されます。例:"Linux 2.6.15-1.2054_FC5smp" ) |
iPhone OS 4.1 | "iPhone3,1" |
サーバーストリングは OS
です。
より具体的な機能のプロパティが存在する場合に、Capabilities.os
を使用して、オペレーティングシステムに基づく機能を判断しないでください。機能をオペレーティングシステムに依存することは、アプリケーションが潜在的なすべてのターゲットオペレーティングシステムを考慮していない場合に問題が発生する可能性があるので、適切ではありません。代わりに、テストしている機能に対応するプロパティを使用します。詳細については、Capabilities クラスの説明を参照してください。
実装
public static function get os():String
pixelAspectRatio | プロパティ |
playerType | プロパティ |
playerType:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
ランタイム環境のタイプを指定します。このプロパティに指定できる値は、次のうちのいずれかです。
"ActiveX"
- Microsoft Internet Explorer で使用される Flash Player ActiveX コントロール"Desktop"
- Adobe AIR ランタイム(Capabilities.playerType
が"PlugIn"
に設定されている HTML ページによりロードされる SWF コンテンツは除く)"External"
- 外部 Flash Player またはプレビューモード"PlugIn"
- Flash Player ブラウザーのプラグイン(および AIR アプリケーションの HTML ページで読み込まれた SWF コンテンツ)"StandAlone"
- スタンドアローン Flash Player
サーバーストリングは PT
です。
実装
public static function get playerType():String
screenColor | プロパティ |
screenDPI | プロパティ |
screenResolutionX | プロパティ |
screenResolutionX:Number
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
画面の最大水平解像度を指定します。サーバーストリングは R
で、画面の幅と高さの両方を返します。このプロパティはユーザーの画面解像度で更新されず、代わりに Flash Player または Adobe AIR アプリケーションの起動時の解像度だけを示します。 また、この値はメイン画面のみを指定します。
実装
public static function get screenResolutionX():Number
screenResolutionY | プロパティ |
screenResolutionY:Number
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
画面の最大垂直解像度を指定します。サーバーストリングは R
で、画面の幅と高さの両方を返します。このプロパティはユーザーの画面解像度で更新されず、代わりに Flash Player または Adobe AIR アプリケーションの起動時の解像度だけを示します。 また、この値はメイン画面のみを指定します。
実装
public static function get screenResolutionY():Number
例 ( この例の使用方法 )
import flash.events.*; import flash.display.*; import flash.system.Capabilities; import flash.text.TextField; var screenInfoTxt:TextField = new TextField(); screenInfoTxt.x = 30; screenInfoTxt.y = 50; screenInfoTxt.width = 300; screenInfoTxt.height = 100; screenInfoTxt.border = true; addChild(screenInfoTxt); addEventListener(MouseEvent.CLICK, getScreenNVersion); function getScreenNVersion(e:MouseEvent):void{ screenInfoTxt.text= "flash.system.Capabilities.screenResolutionX is : " + String(flash.system.Capabilities.screenResolutionX) + "\n" + "flash.system.Capabilities.screenResolutionY is : " + String(flash.system.Capabilities.screenResolutionY) + "\n" + "flash.system.Capabilities.version is : " + flash.system.Capabilities.version; }
serverString | プロパティ |
serverString:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
それぞれの Capabilities プロパティの値を指定する URL エンコードストリングです。
URL エンコードストリングの例を次に示します。
A=t&SA=t&SV=t&EV=t&MP3=t&AE=t&VE=t&ACC=f&PR=t&SP=t& SB=f&DEB=t&V=WIN%208%2C5%2C0%2C208&M=Adobe%20Windows& R=1600x1200&DP=72&COL=color&AR=1.0&OS=Windows%20XP& L=en&PT=External&AVD=f&LFD=f&WD=f
実装
public static function get serverString():String
supports32BitProcesses | プロパティ |
supports64BitProcesses | プロパティ |
touchscreenType | プロパティ |
touchscreenType:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
タッチスクリーンがサポートされる場合、そのタッチスクリーンの種類を指定します。flash.system.TouchscreenType クラスに定義されている値です。
実装
public static function get touchscreenType():String
関連する API エレメント
例 ( この例の使用方法 )
import flash.events.*; import flash.display.*; import flash.system.Capabilities; import flash.text.TextField; var capabilitiesTouchScreenTypeTxt:TextField = new TextField(); capabilitiesTouchScreenTypeTxt.width = 300; capabilitiesTouchScreenTypeTxt.border = true; addChild(capabilitiesTouchScreenTypeTxt); addEventListener(MouseEvent.CLICK, getScreenKeyboardType); function getScreenKeyboardType(e:MouseEvent):void{ capabilitiesTouchScreenTypeTxt.text= "flash.system.Capabilities.touchscreenType is : " + flash.system.Capabilities.touchscreenType; }
version | プロパティ |
version:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.0, Flash Lite 4 |
Flash Player または Adobe® AIR® のプラットフォームとバージョン情報を指定します。バージョン番号の書式は、platform majorVersion,minorVersion,buildNumber,internalBuildNumber です。platform の有効な値は、"WIN"
、"MAC"
、"LNX"
および "AND"
です。バージョン情報の例を次に示します。
WIN 9,0,0,0 // Flash Player 9 for Windows MAC 7,0,25,0 // Flash Player 7 for Macintosh LNX 9,0,115,0 // Flash Player 9 for Linux AND 10,2,150,0 // Flash Player 10 for Android
より具体的な機能のプロパティが存在する場合に、Capabilities.version
を使用して、オペレーティングシステムに基づく機能を判断しないでください。機能をオペレーティングシステムに依存することは、アプリケーションが潜在的なすべてのターゲットオペレーティングシステムを考慮していない場合に問題が発生する可能性があるので、適切ではありません。代わりに、テストしている機能に対応するプロパティを使用します。詳細については、Capabilities クラスの説明を参照してください。
サーバーストリングは V
です。
実装
public static function get version():String
例 ( この例の使用方法 )
import flash.events.*; import flash.display.*; import flash.system.Capabilities; import flash.text.TextField; var screenInfoTxt:TextField = new TextField(); screenInfoTxt.x = 30; screenInfoTxt.y = 50; screenInfoTxt.width = 300; screenInfoTxt.height = 100; screenInfoTxt.border = true; addChild(screenInfoTxt); addEventListener(MouseEvent.CLICK, getScreenNVersion); function getScreenNVersion(e:MouseEvent):void{ screenInfoTxt.text= "flash.system.Capabilities.screenResolutionX is : " + String(flash.system.Capabilities.screenResolutionX) + "\n" + "flash.system.Capabilities.screenResolutionY is : " + String(flash.system.Capabilities.screenResolutionY) + "\n" + "flash.system.Capabilities.version is : " + flash.system.Capabilities.version; }
hasMultiChannelAudio | () | メソッド |
public static function hasMultiChannelAudio(type:String):Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 11, AIR 3 |
特定のタイプのマルチチャンネルオーディオをシステムがサポートするかどうかを指定します。flash.media.AudioDecoder クラスで考えられるタイプが列挙されます。
AIR プロファイルのサポート:マルチチャンネルオーディオは AIR for TV デバイスでのみサポートされます。他のすべてのデバイスでは、このメソッドは常に false
を返します。複数のプロファイル間での API サポートについて詳しくは、AIR プロファイルのサポートを参照してください。
注意:いずれかの DTS オーディオコーデックを使用している場合は、hasMultiChannelAudio()
が true
を返しても DTS オーディオが再生されないシナリオが存在します。例えば、S/PDIF 出力を備えたブルーレイプレーヤーを古いアンプに接続している場合について考えてみます。古いアンプは DTS に対応していませんが、S/PDIF にはブルーレイプレーヤーに通知するプロトコルがありません。ブルーレイプレーヤーから古いアンプに DTS ストリームが送信されても、ユーザーには何も聞こえません。したがって、ベストプラクティスとして、DTS を使用するときは、サウンドが再生されていないときにユーザーが指摘できるように、ユーザーインターフェイスを提供してください。そうすれば、アプリケーションは別のコーデックに復帰できます。
次の表に、各マルチチャンネルオーディオタイプに対するサーバーストリングを示します。
マルチチャンネルオーディオタイプ | サーバーストリング |
---|---|
AudioDecoder.DOLBY_DIGITAL | DD |
AudioDecoder.DOLBY_DIGITAL_PLUS | DDP |
AudioDecoder.DTS | DTS |
AudioDecoder.DTS_EXPRESS | DTE |
AudioDecoder.DTS_HD_HIGH_RESOLUTION_AUDIO | DTH |
AudioDecoder.DTS_HD_MASTER_AUDIO | DTM |
パラメーター
type:String — マルチチャンネルオーディオタイプを表すストリング値。有効な値は、flash.media.AudioDecoder に定義されている定数です。
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Boolean — type パラメーターに渡されたマルチチャンネルオーディオタイプをシステムがサポートする場合は、ブール値 true 。それ以外の場合、戻り値は false です。
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関連する API エレメント
例 ( この例の使用方法 )
hasMultiChannelAudio()
の呼び出しの戻り値をトレースします。この戻り値は、システムがドルビーデジタルマルチチャンネルオーディオをサポートするかどうかを示します。
trace(Capabilities.hasMultiChannelAudio(flash.media.AudioDecoder.DOLBY_DIGITAL);
trace()
の呼び出しを複数個使用して値を出力します。
package { import flash.display.Sprite; import flash.system.Capabilities; import flash.text.TextField; import flash.text.TextFieldAutoSize; public class CapabilitiesExample extends Sprite { public function CapabilitiesExample() { showCapabilities(); } private function showCapabilities():void { var tf:TextField = new TextField(); tf.height = 600; tf.width = 400; tf.autoSize = TextFieldAutoSize.LEFT; tf.wordWrap = true; tf.text = "avHardwareDisable: " + Capabilities.avHardwareDisable + "\nhasAccessibility: " + Capabilities.hasAccessibility + "\nhasAudio: " + Capabilities.hasAudio + "\nhasAudioEncoder: " + Capabilities.hasAudioEncoder + "\nhasEmbeddedVideo: " + Capabilities.hasEmbeddedVideo + "\nhasIME: " + Capabilities.hasIME + "\nhasMP3: " + Capabilities.hasMP3 + "\nhasPrinting: " + Capabilities.hasPrinting + "\nhasScreenBroadcast: " + Capabilities.hasScreenBroadcast + "\nhasScreenPlayback: " + Capabilities.hasScreenPlayback + "\nhasStreamingAudio: " + Capabilities.hasStreamingAudio + "\nhasStreamingVideo: " + Capabilities.hasStreamingVideo + "\nhasTLS: " + Capabilities.hasTLS + "\nhasVideoEncoder: " + Capabilities.hasVideoEncoder + "\nisDebugger: " + Capabilities.isDebugger + "\nisEmbeddedInAcrobat: " + Capabilities.isEmbeddedInAcrobat + "\nlanguage: " + Capabilities.language + "\nlocalFileReadDisable: " + Capabilities.localFileReadDisable + "\nmanufacturer: " + Capabilities.manufacturer + "\nmaxLevelIDC: " + Capabilities.maxLevelIDC + "\nos: " + Capabilities.os + "\npixelAspectRatio: " + Capabilities.pixelAspectRatio + "\nplayerType: " + Capabilities.playerType + "\nscreenColor: " + Capabilities.screenColor + "\nscreenDPI: " + Capabilities.screenDPI + "\nscreenResolutionX: " + Capabilities.screenResolutionX + "\nscreenResolutionY: " + Capabilities.screenResolutionY + "\nserverString: " + Capabilities.serverString + "\ntouchscreenType: " + Capabilities.touchscreenType + // The following capabilities are supported only when publishing for AIR. // If you are publishing for AIR, uncomment the following lines. //"\nlanguages: " + Capabilities.languages + //"\ncpuArchitecture: " + Capabilities.cpuArchitecture + //"\nsupports32BitProcesses: " + Capabilities.supports32BitProcesses + //"\nsupports64BitProcesses: " + Capabilities.supports64BitProcesses + "\nversion: " + Capabilities.version; addChild(tf); trace("avHardwareDisable: " + Capabilities.avHardwareDisable); trace("hasAccessibility: " + Capabilities.hasAccessibility); trace("hasAudio: " + Capabilities.hasAudio); trace("hasAudioEncoder: " + Capabilities.hasAudioEncoder); trace("hasEmbeddedVideo: " + Capabilities.hasEmbeddedVideo); trace("hasIME: " + Capabilities.hasIME); trace("hasMP3: " + Capabilities.hasMP3); trace("hasPrinting: " + Capabilities.hasPrinting); trace("hasScreenBroadcast: " + Capabilities.hasScreenBroadcast); trace("hasScreenPlayback: " + Capabilities.hasScreenPlayback); trace("hasStreamingAudio: " + Capabilities.hasStreamingAudio); trace("hasStreamingVideo: " + Capabilities.hasStreamingVideo); trace("hasTLS: " + Capabilities.hasTLS); trace("hasVideoEncoder: " + Capabilities.hasVideoEncoder); trace("isDebugger: " + Capabilities.isDebugger); trace("isEmbeddedInAcrobat: " + Capabilities.isEmbeddedInAcrobat); trace("language: " + Capabilities.language); trace("localFileReadDisable: " + Capabilities.localFileReadDisable); trace("manufacturer: " + Capabilities.manufacturer); trace("maxLevelIDC: " + Capabilities.maxLevelIDC); trace("os: " + Capabilities.os); trace("pixelAspectRatio: " + Capabilities.pixelAspectRatio); trace("playerType: " + Capabilities.playerType); trace("screenColor: " + Capabilities.screenColor); trace("screenDPI: " + Capabilities.screenDPI); trace("screenResolutionX: " + Capabilities.screenResolutionX); trace("screenResolutionY: " + Capabilities.screenResolutionY); trace("serverString: " + Capabilities.serverString); trace("touchscreenType: " + Capabilities.touchscreenType); // The following capabilities are supported only when publishing for AIR. // If you are publishing for AIR, uncomment the following lines. //trace("cpuArchitecture: " + Capabilities.cpuArchitecture); //trace("languages: " + Capabilities.languages); //trace("supports32BitProcesses: " + Capabilities.supports32BitProcesses); //trace("supports64BitProcesses: " + Capabilities.supports64BitProcesses); trace("version: " + Capabilities.version); } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z