パッケージ | flash.printing |
クラス | public class PrintJobOptions |
継承 | PrintJobOptions Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9 |
PrintJob.addPage()
メソッドの options
パラメーターと一緒に使用するプロパティが含まれています。addPage()
の詳細については、PrintJob クラスを参照してください。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
pixelsPerInch : Number = NaN
ビットマップに使用する解像度を ppi(ピクセル/インチ)で指定します。 | PrintJobOptions | ||
printAsBitmap : Boolean = false
印刷ジョブのコンテンツがビットマップとベクター形式のどちらで印刷されるかを指定します。 | PrintJobOptions | ||
printMethod : String
最適な印刷方法が Flash ランタイムによって選択されるように指定するか、またはベクター形式あるいはビットマップ形式での印刷を作成者が明示的に選択するように指定します。 | PrintJobOptions |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
PrintJobOptions(printAsBitmap:Boolean = false)
新しい PrintJobOptions オブジェクトを作成します。 | PrintJobOptions | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
pixelsPerInch | プロパティ |
public var pixelsPerInch:Number = NaN
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 2 |
ビットマップに使用する解像度を ppi(ピクセル/インチ)で指定します。デフォルト値は Number.NaN
で、ネイティブのプリンター解像度が使用されることを示します。
この解像度設定は、ビットマップ形式での印刷とベクター形式での印刷の両方で使用されます。ビットマップ形式で印刷する場合、解像度によって、ページ全体のラスタライズが制御されます。ベクター形式で印刷する場合、解像度によって、ビットマップやグラデーションなどの特定のコンテンツのラスタライズが制御されます。
printAsBitmap | プロパティ |
public var printAsBitmap:Boolean = false
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9 |
印刷ジョブのコンテンツがビットマップとベクター形式のどちらで印刷されるかを指定します。デフォルト値は false
で、ベクター形式で印刷されることを示します。
印刷するコンテンツにビットマップイメージが含まれる場合は、アルファ透明効果とカラー効果を含めるために printAsBitmap
を true
に設定します。コンテンツにビットマップイメージが含まれない場合は、より品質の高いベクター形式で印刷します(デフォルトのオプション)。
例えば、コンテンツをビットマップとして印刷するには、次のシンタックスを使用します。
var options:PrintJobOptions = new PrintJobOptions(); options.printAsBitmap = true; myPrintJob.addPage(mySprite, null, options);
注意:Adobe AIR では、Mac OS のベクター形式印刷はサポートされていません。
関連する API エレメント
例 ( この例の使用方法 )
- コンストラクターによって画像(
image.jpg
)がロードされます。このとき、Loader
オブジェクトとURLRequest
オブジェクトが使用されます。また、ロード中にエラーが発生したかどうかが調べられます。ここでは、ファイルが SWF ファイルと同じディレクトリにあることを想定しています。SWF ファイルは、「ローカルでの再生に関するセキュリティ」を「ローカルファイルにのみアクセスする」に設定してコンパイルする必要があります。 - 画像がロード(イベントが完了)すると、
completeHandler()
メソッドが呼び出されます。 completeHandler()
メソッドによってBitmapData
オブジェクトが作成され、そのオブジェクトに画像(ビットマップ)がロードされます。Sprite
オブジェクト(フレーム
)に矩形が描画され、beginBitmapFill()
メソッドを使用して矩形に画像(BitmapData
オブジェクト)が表示されます。Matrix
オブジェクトも使用され、矩形に合うようにイメージが拡大 / 縮小されます。これによってイメージが歪む場合があります。この例では、矩形に合うことを確認するために使用されています。イメージが表示されたら、printPage()
メソッドが呼び出されます。printPage()
メソッドによって、印刷ジョブの新しいインスタンスが作成され、印刷処理が開始されます。この処理でユーザーに対して印刷ダイアログボックスが表示され、印刷ジョブのプロパティの値が設定されます。addPage()
メソッドには、印刷ジョブに関する詳細な設定項目があります。ここでは、画像があるフレーム(Sprite オブジェクト)をベクター形式ではなくビットマップ形式として印刷するように設定されます。options
はPrintJobOptions
クラスのインスタンスです。そのprintAsBitmap
プロパティは、ビットマップとして印刷するためにtrue
に設定されています(デフォルトの設定は false)。
注意:この例には、ごくわずかのエラー処理だけが定義されています。
package { import flash.display.Sprite; import flash.display.Loader; import flash.display.Bitmap; import flash.display.BitmapData; import flash.printing.PrintJob; import flash.printing.PrintJobOptions; import flash.events.Event; import flash.events.IOErrorEvent; import flash.net.URLRequest; import flash.geom.Matrix; public class printAsBitmapExample extends Sprite { private var frame:Sprite = new Sprite(); private var url:String = "image.jpg"; private var loader:Loader = new Loader(); public function printAsBitmapExample() { var request:URLRequest = new URLRequest(url); loader.load(request); loader.contentLoaderInfo.addEventListener(Event.COMPLETE, completeHandler); loader.contentLoaderInfo.addEventListener(IOErrorEvent.IO_ERROR, ioErrorHandler); } private function completeHandler(event:Event):void { var picture:Bitmap = Bitmap(loader.content); var bitmap:BitmapData = picture.bitmapData; var matrix:Matrix = new Matrix(); matrix.scale((200 / bitmap.width), (200 / bitmap.height)); frame.graphics.lineStyle(10); frame.graphics.beginBitmapFill(bitmap, matrix, true); frame.graphics.drawRect(0, 0, 200, 200); frame.graphics.endFill(); addChild(frame); printPage(); } private function ioErrorHandler(event:IOErrorEvent):void { trace("Unable to load the image: " + url); } private function printPage ():void { var myPrintJob:PrintJob = new PrintJob(); var options:PrintJobOptions = new PrintJobOptions(); options.printAsBitmap = true; myPrintJob.start(); try { myPrintJob.addPage(frame, null, options); } catch(e:Error) { trace ("Had problem adding the page to print job: " + e); } try { myPrintJob.send(); } catch (e:Error) { trace ("Had problem printing: " + e); } } } }
printMethod | プロパティ |
printMethod:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 2 |
最適な印刷方法が Flash ランタイムによって選択されるように指定するか、またはベクター形式あるいはビットマップ形式での印刷を作成者が明示的に選択するように指定します。
このプロパティに、PrintMethod
クラスで定義された次のいずれかの値を設定します。
PrintMethod.AUTO
:印刷するコンテンツに基づいて、ベクター形式での印刷またはビットマップ形式での印刷が自動的に選択されるように指定します。ベクター形式の印刷方法でコンテンツが忠実に再現できる場合は、ベクター形式での印刷が使用されます。透明効果などの効果が含まれている場合は、ベクター形式ではなく、ビットマップ形式での印刷が使用されます。PrintMethod.VECTOR
:ベクター形式での印刷を指定します。この設定は、printAsBitmap
をfalse
に設定することと同じです。PrintMethod.BITMAP
:ビットマップ形式での印刷を指定します。printAsBitmap
をtrue
に設定することと同じです。
printMethod に、サポートされているこれらの値のいずれかが設定されると、printAsBitmap は無視されます。
デフォルト値は null
で、printAsBitmap プロパティが使用されます。
実装
public function get printMethod():String
public function set printMethod(value:String):void
例外
ArgumentError — 指定された printMethod は、PrintMethod クラスで定義された値の 1 つではありません。
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関連する API エレメント
PrintJobOptions | () | コンストラクター |
public function PrintJobOptions(printAsBitmap:Boolean = false)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9 |
新しい PrintJobOptions オブジェクトを作成します。このオブジェクトを PrintJob.addPage()
メソッドの options
パラメーターに渡します。
printAsBitmap:Boolean (default = false ) — true の場合、このオブジェクトはビットマップとして印刷されます。false の場合、このオブジェクトはベクターとして印刷されます。
印刷するコンテンツにビットマップイメージが含まれる場合は、アルファ透明効果とカラー効果を含めるために 注意:Adobe AIR では、Mac OS のベクター形式印刷はサポートされていません。 |
関連する API エレメント
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z