パッケージ | flash.events |
クラス | public class DRMAuthenticateEvent |
継承 | DRMAuthenticateEvent Event Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
DRMAuthenticateEvent ハンドラーは、必要な資格情報(ユーザー名、パスワード、タイプなど)を収集し、その値を認証のために NetStream.setDRMAuthenticationCredentials()
メソッドに渡します。それぞれの AIR アプリケーションはユーザー資格情報を取得するためのメカニズムを提供する必要があります。例えば、ユーザー名とパスワード、および必要に応じてタイプを入力できる単純なユーザーインターフェイスをユーザーに提供することもできます。
ユーザー認証に失敗した場合、認証が再試行され、NetStream オブジェクトの新しい DRMAuthenticateEvent イベントが送出されます。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
authenticationType : String [読み取り専用]
提供された資格情報が、Flash Media Rights Management Server(FMRMS)とプロキシサーバーのいずれの認証用なのかを示します。 | DRMAuthenticateEvent | ||
bubbles : Boolean [読み取り専用]
イベントがバブリングイベントかどうかを示します。 | Event | ||
cancelable : Boolean [読み取り専用]
イベントに関連付けられた動作を回避できるかどうかを示します。 | Event | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
currentTarget : Object [読み取り専用]
イベントリスナーで Event オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトです。 | Event | ||
eventPhase : uint [読み取り専用]
イベントフローの現在の段階です。 | Event | ||
header : String [読み取り専用]
サーバーによって提供される暗号化コンテンツファイルのヘッダーです。 | DRMAuthenticateEvent | ||
netstream : NetStream [読み取り専用]
このイベントを開始した NetStream オブジェクトです。 | DRMAuthenticateEvent | ||
passwordPrompt : String [読み取り専用]
サーバーによって提供されるパスワード資格情報のプロンプトです。 | DRMAuthenticateEvent | ||
target : Object [読み取り専用]
イベントターゲットです。 | Event | ||
type : String [読み取り専用]
イベントのタイプです。 | Event | ||
urlPrompt : String [読み取り専用]
サーバーによって提供される URL ストリングのプロンプトです。 | DRMAuthenticateEvent | ||
usernamePrompt : String [読み取り専用]
サーバーによって提供されるユーザー名資格情報のプロンプトです。 | DRMAuthenticateEvent |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
DRMAuthenticateEvent(type:String, bubbles:Boolean = false, cancelable:Boolean = false, header:String = "", userPrompt:String = "", passPrompt:String = "", urlPrompt:String = "", authenticationType:String = "", netstream:NetStream = null)
DRM 認証イベントに関する特定の情報を含む Event オブジェクトを作成します。 | DRMAuthenticateEvent | ||
[オーバーライド]
DRMAuthenticateEvent オブジェクトのコピーを作成して、各プロパティの値を元のプロパティの値と一致するように設定します。 | DRMAuthenticateEvent | ||
カスタム ActionScript 3.0 Event クラスに toString() メソッドを実装するためのユーティリティ関数です。 | Event | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
イベントで preventDefault() メソッドが呼び出されたかどうかを確認します。 | Event | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
イベントのデフォルト動作をキャンセルできる場合に、その動作をキャンセルします。 | Event | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
イベントフローの現在のノードおよび後続するノードで、イベントリスナーが処理されないようにします。 | Event | ||
イベントフローの現在のノードに後続するノードで、イベントリスナーが処理されないようにします。 | Event | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
[オーバーライド]
DRMAuthenticateEvent オブジェクトのすべてのプロパティを含むストリングを返します。 | DRMAuthenticateEvent | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
定数 | 定義元 | ||
---|---|---|---|
AUTHENTICATION_TYPE_DRM : String = "drm" [静的]
DRMAuthenticateEvent.AUTHENTICATION_TYPE_DRM 定数は、DRMAuthenticateEvent オブジェクトの authenticationType プロパティの値を定義します。 | DRMAuthenticateEvent | ||
AUTHENTICATION_TYPE_PROXY : String = "proxy" [静的]
DRMAuthenticateEvent.AUTHENTICATION_TYPE_PROXY 定数は、DRMAuthenticateEvent オブジェクトの authenticationType プロパティの値を定義します。 | DRMAuthenticateEvent | ||
DRM_AUTHENTICATE : String = "drmAuthenticate" [静的]
DRMAuthenticateEvent.DRM_AUTHENTICATE 定数は、type プロパティ(DRMAuthenticateEvent オブジェクト)の値を定義します。 | DRMAuthenticateEvent |
authenticationType | プロパティ |
authenticationType:String
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
提供された資格情報が、Flash Media Rights Management Server(FMRMS)とプロキシサーバーのいずれの認証用なのかを示します。例えば、"proxy"
オプションを使用すると、ユーザーがインターネットにアクセスする前にプロキシサーバーで認証を受けるように企業が要求する場合、アプリケーションにそのような手順を設定できます。匿名認証を使用する場合を除き、プロキシ認証の後、ユーザーは証明書を取得してコンテンツを再生するために、FMRMS での認証も必要です。FMRMS で認証するために、setDRMAuthenticationcredentials()
をもう一度 "drm"
オプションと共に使用できます。
実装
public function get authenticationType():String
header | プロパティ |
netstream | プロパティ |
passwordPrompt | プロパティ |
urlPrompt | プロパティ |
usernamePrompt | プロパティ |
DRMAuthenticateEvent | () | コンストラクター |
public function DRMAuthenticateEvent(type:String, bubbles:Boolean = false, cancelable:Boolean = false, header:String = "", userPrompt:String = "", passPrompt:String = "", urlPrompt:String = "", authenticationType:String = "", netstream:NetStream = null)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
DRM 認証イベントに関する特定の情報を含む Event オブジェクトを作成します。イベントリスナーには Event オブジェクトがパラメーターとして渡されます。
パラメーターtype:String — イベントのタイプです。イベントリスナーは、継承された type プロパティを通じてこの情報にアクセスできます。DRMAuthenticate イベントのタイプは DRMAuthenticateEvent.DRM_AUTHENTICATE の 1 つのみです。
| |
bubbles:Boolean (default = false ) — Event オブジェクトがイベントフローのバブリング段階で処理されるかどうかを判断します。イベントリスナーは、継承された bubbles プロパティを通じてこの情報にアクセスできます。
| |
cancelable:Boolean (default = false ) — Event オブジェクトがキャンセル可能かどうかを判断します。イベントリスナーは、継承された cancelable プロパティを通じてこの情報にアクセスできます。
| |
header:String (default = " ") — サーバーによって提供される暗号化コンテンツファイルのヘッダーです。
| |
userPrompt:String (default = " ") — サーバーによって提供されるユーザー名資格情報のプロンプトです。
| |
passPrompt:String (default = " ") — サーバーによって提供されるパスワード資格情報のプロンプトです。
| |
urlPrompt:String (default = " ") — サーバーによって提供される、表示する URL のプロンプトです。
| |
authenticationType:String (default = " ") — 提供された資格情報が、Flash Media Rights Management Server(FMRMS)とプロキシサーバーのいずれの認証用なのかを示します。
| |
netstream:NetStream (default = null ) — このイベントを開始した NetStream オブジェクトです。
|
clone | () | メソッド |
toString | () | メソッド |
override public function toString():String
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
DRMAuthenticateEvent オブジェクトのすべてのプロパティを含むストリングを返します。ストリングは次の形式です。
[DRMAuthenticateEvent type=value bubbles=value cancelable=value eventPhase=value header=value usernamePrompt=value passwordPrompt=value urlPrompt=value] authenticationType=value
String — DRMAuthenticateEvent オブジェクトのすべてのプロパティを含むストリングです。
|
AUTHENTICATION_TYPE_DRM | 定数 |
public static const AUTHENTICATION_TYPE_DRM:String = "drm"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
DRMAuthenticateEvent.AUTHENTICATION_TYPE_DRM
定数は、DRMAuthenticateEvent オブジェクトの authenticationType
プロパティの値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
authenticationType | 提供された資格情報が、Flash Media Rights Management Server(FMRMS)とプロキシサーバーのいずれの認証用なのかを示します。 |
bubbles | false |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
header | サーバーによって提供される暗号化コンテンツファイルのヘッダーです。 |
netstream | このイベントを開始した NetStream オブジェクトです。 |
passwordPrompt | サーバーによって提供されるパスワード資格情報のプロンプトです。 |
target | NetStream オブジェクトです。 |
urlPrompt | サーバーによって提供される、表示する URL のプロンプトです。 |
usernamePrompt | サーバーによって提供されるユーザー名資格情報のプロンプトです。 |
関連する API エレメント
AUTHENTICATION_TYPE_PROXY | 定数 |
public static const AUTHENTICATION_TYPE_PROXY:String = "proxy"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
DRMAuthenticateEvent.AUTHENTICATION_TYPE_PROXY
定数は、DRMAuthenticateEvent オブジェクトの authenticationType
プロパティの値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
authenticationType | 提供された資格情報が、Flash Media Rights Management Server(FMRMS)とプロキシサーバーのいずれの認証用なのかを示します。 |
bubbles | false |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
header | サーバーによって提供される暗号化コンテンツファイルのヘッダーです。 |
netstream | このイベントを開始した NetStream オブジェクトです。 |
passwordPrompt | サーバーによって提供されるパスワード資格情報のプロンプトです。 |
target | NetStream オブジェクトです。 |
urlPrompt | サーバーによって提供される、表示する URL のプロンプトです。 |
usernamePrompt | サーバーによって提供されるユーザー名資格情報のプロンプトです。 |
関連する API エレメント
DRM_AUTHENTICATE | 定数 |
public static const DRM_AUTHENTICATE:String = "drmAuthenticate"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
DRMAuthenticateEvent.DRM_AUTHENTICATE
定数は、DRMAuthenticateEvent オブジェクトの type
プロパティの値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
authenticationType | 提供された資格情報が、Flash Media Rights Management Server(FMRMS)とプロキシサーバーのいずれの認証用なのかを示します。 |
bubbles | false |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
header | サーバーによって提供される暗号化コンテンツファイルのヘッダーです。 |
netstream | このイベントを開始した NetStream オブジェクトです。 |
passwordPrompt | サーバーによって提供されるパスワード資格情報のプロンプトです。 |
target | NetStream オブジェクトです。 |
urlPrompt | サーバーによって提供される、表示する URL のプロンプトです。 |
usernamePrompt | サーバーによって提供されるユーザー名資格情報のプロンプトです。 |
関連する API エレメント
package { import flash.display.Sprite; import flash.events.AsyncErrorEvent; import flash.events.NetStatusEvent; import flash.events.DRMAuthenticateEvent; import flash.media.Video; import flash.net.NetConnection; import flash.net.NetStream; public class DRMAuthenticateEventExample extends Sprite { var videoURL:String = "Video.flv"; var videoConnection:NetConnection; var videoStream:NetStream; var video:Video = new Video(); public function DRMAuthenticateEventExample() { videoConnection = new NetConnection(); videoConnection.addEventListener(NetStatusEvent.NET_STATUS, netStatusHandler); videoConnection.connect(null); } private function connectStream():void { videoStream = new NetStream(videoConnection); videoStream.addEventListener(NetStatusEvent.NET_STATUS, netStatusHandler); videoStream.addEventListener(AsyncErrorEvent.ASYNC_ERROR, asyncErrorHandler); videoStream.addEventListener(DRMAuthenticateEvent.DRM_AUTHENTICATE, drmAuthenticateEventHandler); video.attachNetStream(videoStream); videoStream.play(videoURL); addChild(video); } private function netStatusHandler(event:NetStatusEvent):void { switch (event.info.code) { case "NetConnection.Connect.Success": connectStream(); break; case "NetStream.Play.StreamNotFound": trace("Unable to locate video: " + videoURL); break; } } private function asyncErrorHandler(event:AsyncErrorEvent):void { // ignore AsyncErrorEvent events. } private function drmAuthenticateEventHandler(event:DRMAuthenticateEvent):void { videoStream.setDRMAuthenticationCredentials("User", "password", "drm"); } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z