FrameMaker 文書の RoboHelp プロジェクトへの取り込み

次のスクリプトは、実行中に、FrameMaker 文書を RoboHelp プロジェクトに取り込みます。スクリプトを実行する前に FrameMaker 文書を開きます。スクリプトは RoboHelp を自動的に起動します。

doc=app.ActiveDoc 
var path=doc.Name; 
createScript(path) 
function  createScript(path) 
{    
 script="doc.importFrameMakerDoc (\""+path+"\",\"\",\"\", \"\", false, \"\", \"\");"; 
 sendRoboHelp(script); 
} 
function sendRoboHelp(script) 
{         
var bt = new BridgeTalk(); 
bt.target = "RoboHelp"; 
bt.body = script; 
bt.send(); 
}

doc 変数を使用して、アクティブな FrameMaker ウィンドウへの参照を作成します。Doc.Name プロパティを使用して、アクティブな FrameMaker ウィンドウのパスを取得します。パス変数を渡して、ユーザー定義の createScript() 関数を呼び出します。この関数内で、次の文字列を作成します: script="doc.importFrameMakerDoc (\""+path+"\",\"\",\"\", \"\", false, \"\", \"\");";

doc.importFrameMakerDoc は、次のパラメーターを使用し FrameMaker 文書を RoboHelp に取り込む RoboHelp 関数です。

  • ファイルパス

  • フォルダー名

  • FrameMaker 目次ファイルパス

  • 目次名

  • トピックへの索引の追加

  • 索引名

  • 用語集名

この例はデフォルトの設定を使用して、文書を RoboHelp に取り込みます。文書のパスを提供します。「トピックへの索引の追加」パラメーターに対して false を提供します。JavaScript の一般規則として、文字列内の引用は、エスケープ文字「\」の内側で提供されます。ユーザー定義の sendRoboHelp() 関数は RoboHelp を起動します。Technical Communication Suite 内の別のアプリケーションへの接続のために使用される新しい BridgeTalk オブジェクトを作成します。target プロパティを使用して、スクリプトの実行対象であるアプリケーションの名前を提供します。body プロパティを使用して、実行するスクリプトを提供します。send() メソッドはスクリプトをターゲットアプリケーションに送信し、スクリプトを実行します。