PDF ファイルをアップロードする際には、ページの切り抜き、検索語の抽出、ppi 解像度の入力、およびカラースペースの選択など、様々な方法でファイルをフォーマットできます。PDF ファイルには、通常、トリミングマージン、切り抜きマーク、登録マーク、および他の印刷記号が印字されます。PDF ファイルのアップロード時には、ページの端をマークに沿って切り抜くことができます。
PDF ファイルのアップロードに関するオプションは、アップロード画面の「PDF オプション」の下にあります。
処理
「処理」オプションは、次のとおりです。
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ラスタライズ
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(初期設定)PDF ファイルのページをリッピングし、ベクタグラフィックをビットマップ画像に変換します。eCatalog を作成するには、このオプションを選択します。
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検索単語を抽出
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PDF ファイルから語を抽出し、eCatalog ビューアでファイルをキーワード検索できるようにします。
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リンクを抽出
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PDF ファイルからリンクを抽出し、eCatalog ビューアで使用される画像マップに変換します。
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複数ページの PDF から eCatalog を自動生成
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PDF ファイルから自動的に eCatalog を作成します。eCatalog は、アップロードした PDF ファイルに従って名前が付けられます(このオプションは、アップロード時に PDF ファイルをラスタライズする場合のみ利用可能です)。
解像度
解像度設定を指定します。この設定には、PDF ファイルで表示する ppi を指定します。初期設定値は 150 です。
カラースペース
カラースペースメニューを選択し、PDF ファイルのカラースペースを選択します。ほとんどの PDF ファイルには、RGB カラー画像と CMYK カラー画像の両方が含まれています。RGB カラースペースは、オンライン表示に適しています。
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自動検出
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PDF ファイルのカラースペースが保持されます。
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RGB としてレンダリング
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RGB カラースペースに変換します。
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CMYK としてレンダリング
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CMYK カラースペースに変換します。
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グレースケールとしてレンダリング
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グレースケールカラースペースに変換します。
カラープロファイル
次の「カラープロファイル」オプションを選択します。
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sRGB に変換
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sRGB(Standard Red Green Blue)に変換します。Web ページに画像を表示する場合のカラースペースには sRGB が推奨されます。
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オリジナルカラースペースを維持:
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元のカラースペースが保持されます。
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カスタム アップロード元 > アップロード先:
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「変換前 :」と「変換後 :」のカラースペースを選択するためのメニューが開きます。標準の Photoshop カラースペースまたは Scene7 Publishing System にアップロードされたカラースペースを選択できます。
詳しくは、
ICC プロファイル
を参照してください。