管理設定画面は、Scene7 Publishing System ユーザを管理するために使用します。これらの画面は、ユーザが Scene7 Publishing System で作業できるようにしたり、電子メールでユーザと連絡し合うのに使用します。
管理設定のオプションにアクセスするには、設定/個人設定を選択します。管理設定を展開します。
ユーザ管理すべての Scene7 ユーザに、Scene7 Publishing System における自分の権限および機能のアクセス権を指定する役割が割り当てられます。管理者が、割り当てられている会社に対する各ユーザの役割や責任を決定します。
一般に、Scene7 によって、最初の一連の会社が設定され、会社の管理者が指定されます。指定された会社管理者が、Scene7 Publishing System ユーザを設定および管理します。
Scene7 Publishing System はユーザの役割を 3 種類サポートしています。この 3 つの役割はすべて、Scene7 Publishing System の会社設定にアクセスできます。
- SPS 管理者
- Scene7 Publishing System のすべての機能を表示および管理できるほか、会社の設定と管理者やユーザの追加ができます。
- 会社管理者
- 各自の会社だけを表示および管理できます。また、管理者やユーザの追加といったすべての管理機能を実行できます。会社管理者はユーザを Scene7 Publishing System 会社管理者アカウントに追加できます(この役割は、初期設定のユーザの役割です)。
- SPS ユーザ
- 割り当てられている会社にアクセスできます。管理作業を行うことはできません。
ユーザを追加すると、追加を通知する電子メールメッセージが Scene7 Publishing System からユーザに送信されます。メッセージには、パスワードと Scene7 Publishing System の URL が含まれています。
ユーザまたは管理者の追加設定/アプリケーション設定/管理設定/ユーザ管理をクリックします。
「追加」をクリックします。
追加するユーザまたは管理者の名前と電子メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
注意: 電子メールアドレスにアポストロフィ(')は使用できません。
「役割」オプションを選択して、役割をユーザに割り当てます。
ユーザ管理を参照してください。
ユーザを追加する会社の名前を選択します。
ユーザをグループに追加する場合(Media Portal ユーザまたは寄稿者を追加している場合)、「次へ」をクリックしてユーザを追加します。
「保存」をクリックして、ユーザ設定を終了します。
保存後、ユーザを別の会社に追加するかどうかを確認するメッセージが表示されます。ユーザを会社に追加する場合は、「追加」をクリックします。
すべての新規ユーザに、ランダムに生成されたパスワードが与えられます。ユーザは、Scene7 Publishing System への初回ログイン時にパスワードの変更を求められます。
新規ユーザを追加した後、新規ユーザにご案内の電子メールが送信されます。この電子メールには、一時パスワードと、Scene7 Publishing System へのログオン方法が記載されています。
ユーザがようこそ電子メールを受信しなかった場合、SPS ログインぺージ(http://s7sps1.scene7.com)に進み、「パスワードの紛失」をクリックするように求めます。パスワードがリセットされ、新しい電子メールが送信されます。ユーザが電子メールを受信せず、迷惑メールフォルダにもない場合は、テクニカルサポートに問い合わせてください。
新規 Media Portal ユーザを追加する場合は、設定/アプリケーション設定/ユーザ管理に進んで、「ユーザリストをアップロード」をクリックして、含まれているユーザの数が 500 ユーザ以下の .csv ファイルを選択することもできます。
ユーザの削除ユーザを Scene7 Publishing System から削除するには、ユーザを無効にします。無効なユーザは、システムとすべてのアカウントから削除されます。
設定/アプリケーション設定/管理設定/ユーザ管理をクリックします。
リストからユーザを選択し、「編集」をクリックします。
「有効」の選択を解除します。
「保存」をクリックします。
ユーザのアクティブ化または非アクティブ化ユーザを非アクティブにすると、アクセスするアカウントを選択メニューの一番上に表示されるアカウントにアクセスする権限がなくなります。
設定/アプリケーション設定/管理設定/ユーザ管理をクリックします。
ユーザリストで、ユーザ名の横に表示される「アクティブ」オプションを選択または選択解除します。
ユーザ情報の編集編集できるユーザ情報は、管理者としての役割、および情報編集先であるユーザに対して割り当てられた役割によって異なります。グレー表示(使用できない)オプションは、編集できません。
設定/アプリケーション設定/管理設定/ユーザ管理に移動します。
ユーザを選択して、「編集」を選択します。
権限またはアクセスを変更する会社が表示されているテーブルのエントリを選択し、「会社の管理」リンクをクリックします。
ユーザの役割を選択します。
ユーザのグループメンバーシップを変更する場合(Media Portal ユーザまたは寄稿者を編集または追加している場合)、「次へ」をクリックしてグループメンバーシップを編集します。
「保存」をクリックします。
ユーザリストのフィルタリングと並べ替えユーザリストのフィルタリングや並べ替えを行ってユーザを探すことができます。ユーザリストには、アクセスするアカウントを選択メニューで選択されているアカウントに関係なく、管理下のすべてのアカウント内のすべてのユーザが表示されます。
次のユーザリストフィルタリング方法を使用できます。
- グループでフィルタリング
- 「グループで」メニューを選択し、リストをグループ内のユーザに絞り込むオプションを選択します。
- ユーザの役割によるフィルタリング
- 「ユーザの役割が」メニューを選択して、特定の種類のユーザまたは管理者に絞り込むオプションを選択します。
- フィールド名によるフィルタリング
- 「フィールドによるフィルタを有効にする」オプションを選択します。次に、「フィールド名が」メニューを選択して、リストをフィルタリングする列を選択し、フィルタリングする文字メニューを選択して文字を選択します。いずれかの列で、選択した文字によってリストがフィルタリングされます。リスト全体を表示するには、「フィールドによるフィルタを有効にする」オプションを選択解除します。
- 無効なユーザを除外
- 「無効なユーザを含める」オプションの選択を解除します。検索結果には、システム内のユーザだけが表示されます。無効なユーザはシステムおよび管理下のアカウントから削除されています。
- 列見出しで並べ替え
- 見出しをクリックして、すべてのユーザをそのステータス、姓、名または電子メールのアルファベット順、ユーザの役割、有効/無効ステータスで並べ替えることができます。
ユーザ数が多い場合は、最大リストサイズメニューを選択し、数値を選択することで、リストのサイズを制限できます。
帯域幅とストレージSPS 管理者は、管理している会社の帯域幅、ストレージおよびその他のタイプのレポートを作成できます。これらのレポートは、帯域幅とストレージ画面で表示できます。
この画面を開くには、設定/個人設定をクリックします。管理設定を展開し、「帯域幅とストレージ」をクリックします。
レポートのタイプ次の表で、帯域幅とストレージ画面から生成できるレポートについて説明します。
レポート
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情報
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使用方法
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帯域幅
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帯域幅使用量(会社別)
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特定の日付範囲にわたる帯域幅使用量を会社別に追跡して、トラフィックパターンを判断します。
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ストレージ
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ストレージ使用量
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アップロードされたデータの量を会社別に追跡します。
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画像コンテンツ
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画像要求数(タイプ別)
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様々な画像タイプの要求数と使用量を追跡します。
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ドメイン
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URL 要求数(ドメイン別)
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特定の会社の画像要求のドメインに基づいて画像の使用量を追跡します(Scene7 では、アカウントあたり複数のドメインを提供できます。詳しくは、テクニカルサポートにお問い合わせください)。
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ビデオストリーミング
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ストリーミングビデオの帯域幅使用量
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特定の日付範囲にわたるストリーミングビデオ使用量を会社別に追跡して、トラフィックパターンを判断します。
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ビデオコンテンツ
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様々なビデオの再生時間
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最も視聴回数の多かったビデオと最も視聴回数が少なかったビデオを判断します。
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画像コンテンツレポートは、以下の画像タイプの要求に関する情報を提供します。
- 画像要求
- 画像の要求です。
- サムネール要求
- ビューア内のスウォッチまたは代替画像の要求です。
- マスク要求
- グレースケールマスクを返す画像の要求です。
- ビューアタイル要求
- ビューアによって読み込まれた画像要求です。
- Vnt オブジェクト要求
- 要求されたビネット内の指定されたオブジェクトが含まれた画像を返す画像レンダリング要求です。
- Vnt 情報要求
- 要求されたビネットに関する情報を返す画像レンダリング要求です。
注意: ビデオストリーミングレポートは、ストリーミングビデオにのみ該当します。プログレッシブビデオの視聴は追跡しません。
レポートの生成帯域幅、ストレージ、画像コンテンツ、ドメイン、ビデオストリーミングまたはビデオコンテンツのレポートを生成するには:
設定/個人設定を選択します。
管理設定を展開し、「帯域幅とストレージ」をクリックします。
「帯域幅」、「ストレージ」、「画像コンテンツ」、「ドメイン」、「ビデオストリーミング」または「ビデオコンテンツ」タブをクリックします。
レポートのタイプを参照してください。
様々な方法でのデータの表示帯域幅とストレージページでレポートを生成した後に、情報を表示するためのオプションを選択できます。情報の種類、情報の表示方法(グラフまたはデータグリッド)および情報の収集期間を指定できます。データビューで、情報を並べ替えたり、列の順番を変更することができます。
- グラフまたはデータグリッドでの情報の表示
- データをグラフで表示するには「チャートビュー」オプションをクリックし、データをデータグリッドで表示するには「データビュー」オプションをクリックします。
- レポートの種類の選択
- レポートの種類メニューで、「概要」、「毎日」または「毎月」を選択して、データを概要形式、日単位、月単位で整理します。一部のレポートには、このオプションはありません。
- 期間の指定
- オプションを選択してレポートの期間を定義し、「更新」をクリックします。
- 定義済みの期間
- 定義済みレポートメニューで、オプションを選択します。例えば、先月からのデータを収集するには、「先月」を選択します。
- カスタム期間
- 定義済みレポートメニューで、「カスタム」を選択します。開始月または開始日メニューで月または日を選択して、月数または日数メニューで値を選択します。ドメインレポートおよびビデオコンテンツレポートでは、レポート情報を収集するための特定の開始日と終了日を選択できます。
- データの並べ替え(データビューのみ)
- 列の情報を並べ替えるには、列見出しをクリックします。もう一度クリックすると、降順で並べ替えられます。
- 列の順番の変更(データビューのみ)
- 列をデータグリッドの別の位置に移動するには、見出しをドラッグします。
レポートの書き出しと印刷レポートの生成後に、スプレッドシートやその他のアプリケーションで使用できるようにデータを書き出すことができます。また、レポートを印刷することもできます。
- レポートデータの書き出し
- データビューで、必要に応じてデータを並べ替えたり、位置を変更したりします。書き出しメニューを開いて、「タブ区切り」、「カンマ区切り」または「HTML フォーマット済み」の形式を選択します。選択した形式でデータがクリップボードにコピーされます。これでデータをスプレッドシートやアプリケーションにペーストできます。
- レポートの印刷
- 「プリント」をクリックし、プリントダイアログボックスで目的のオプションを選択して、「OK」をクリックします。
画像エラーSPS 管理者は、画像エラーレポートを生成できます。画像エラーレポートは、現在ログインしている会社について、直近 24 時間以内で最も頻度の高い画像エラー 20 個をリストで表示します。画像エラーレポートを生成するには、次の手順に従います。
設定/個人設定をクリックします。
管理設定を展開し、「画像エラー」をクリックします。
必要に応じて次の操作を行います。
見出しをクリックして、見出し情報ごとにエラーを並べ替えます。初期設定では、エラーは発生頻度の高い順に並んでいます。
カーソルをエラーの「応答」フィールド上に移動すると、詳細なエラーメッセージが表示されます。
カーソルを「URL」フィールドまたは「リファラ」フィールド上に移動すると、画像またはリファラ Web ページへのリンクが表示されます。
URL の「URL をコピー」をクリックして、実際の画像へのリンクをコピーします。このリンクをブラウザウィンドウにペーストして画像のページに移動し、エラーを調べることができます。
リファラの「URL をコピー」をクリックして、リファラ Web ページへのリンクをコピーします。
表示されたエラーは、現在ログインしている会社のエラーです。各エラーには次の情報が含まれます。
- 画像 ID
- 問題のある画像の ID です。
- 時間
- 直近 24 時間以内で、最初にエラーが報告されてから最後に報告された時間の範囲を示します。
- 数
- 報告された画像エラーの数です。
- 応答
- 詳細なエラーメッセージです。エラーは 4xx または 5xx です。
- Url
- Scene 7 上にある画像の URL のリストです。
- リファラ
- 最初の要求元である Web サイトの URL です。リファラには、画像へのリンクがある Web サイトが表示されます。
「URL」列および「リファラ」列には、テストを簡略化するための「URL をコピー」が関連付けられています。
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