Adobe LiveCycle Data Services ES 2.6.1 リリースノート

Adobe® LiveCycle™ Data Services ES 2.6.1 へようこそ。

最終更新日:2008 年 10 月 31 日

最小システム要件:

LiveCycle Data Services ES には、Adobe® Flex™ SDK 3.2 ビルド 3794(3.2.0.3794)が最低限必要です。これは LiveCycle Data Services のインストールの一部として含まれています。Adobe® Flex™ Builder™ を LiveCycle Data Services ES と共に使用するには、Flex Builder 3.0.2 を使用する必要があります。

注意:必ず、LiveCycle Data Services ES 2.6.1 に付属の rpc.swc ファイルを使用してください。以前のバージョンの rpc.swc ファイルで定義されている HTTP ベースのチャンネル(AMF および HTTP)は、LiveCycle Data Services 2.6 または 2.6.1 とは正常に相互運用できません。古いバージョンの rpc.swc ファイルを使用すると、cookie を使用しないクライアントで問題が発生する可能性があります。開発環境の設定について詳しくは、Adobe LiveCycle Data Services ES 2.6 Developer Guide の Building and deploying LiveCycle Data Services ES applications を参照してください。

リリースノートは、次の項で構成されています。

関連トピック

LiveCycle Data Services ES 2.6.1 の新機能

LiveCycle Data Services ES 2.6.1 リリースでは、前回のリリースにおける既知の問題が修正されましたが、新機能は追加されていません。

このリリースでは、ドキュメントの次の 2 か所が更新されています。

  • Adobe LiveCycle Data Services ES 2.6 Developer Guide の Integrating Flex applications with portal servers の章が更新され、連合ポータルアーキテクチャでのポータルサーバーの使用に関する情報が含まれています。この更新を入手するには、PDF ファイルをダウンロードしてください。
  • Adobe LiveCycle Data Services ES 2.6 Developer Guide の Using the Remoting Service の章が更新され、AMFConnection API を使用して Java アプリケーションからリモートオブジェクトを呼び出すための、バグ BLZ-231 に対する解決策が説明されています。この更新を入手するには、PDF ファイルをダウンロードしてください。

    AMFConnection Java クラスについて詳しくは、AMFConnection API リファレンスを参照してください。

その他のドキュメントについては、LiveCycle Data Services ES 2.6.1 リリースによる変更はありません。LiveCycle Data Services ES 2.6 のドキュメントを引き続き使用してください。

サンプルや例など、詳しくは、LiveCycle デベロッパーセンターを参照してください。

LiveCycle Data Services ES 2.6.1 で修正された問題

このリリースでは、LiveCycle Data Services ES 2.6 の次の問題が修正されます。

  • BLZ-252 および BLZ-253

    LiveCycle Data Services ES 2.6 では、match-on 設定プロパティを使用して、kickstart-bytes プロパティおよび max-streaming-connections-per-session プロパティのストリーミングチャンネルに、ブラウザ固有の制限を設定できました。match-on 値は、ブラウザから返される User-Agent HTTP 要求ヘッダの値と比較されます。したがって、特定のブラウザの設定を行うには、User-Agent 要求ヘッダの値を決定してから、それに応じて match-on 設定プロパティを設定します。match-on 値には、User-Agent 値全体のサブ文字列を指定できます。

    以下の例では、Firefox ブラウザに関して、これらのプロパティを設定しています。

    <user-agent-settings>
    	<user-agent
    		match-on="Firefox"
    		kickstart-bytes= "0"
    		max-streaming-connections-per-session="1"/>
    	<user-agent
    		match-on="Firefox/3"
    		kickstart-bytes= "0"
    		max-streaming-connections-per-session="4"/>
    </user-agent-settings>

    User-Agent HTTP 要求ヘッダの値に一致する match-on 値が複数ある場合は、一致部分が最も多い値が使用されます。上記の例では、User-Agent HTTP 要求ヘッダの値が「Firefox/3」である場合、一致部分がより多い 2 番目の match-on プロパティが使用されます。

    このリリースでは、match-on 値に「*」を指定できます。「*」という match-on 値は、その他の match-on 値に一致しないクライアントを照合する際に使用するデフォルトの設定です。ただし、LiveCycle Data Services には、Internet Explorer 用(match-on="MSIE")と FireFox 用(match-on="Firefox")に、組み込みのデフォルト設定があります。したがって、これらのブラウザでは、デフォルトを上書きする match-on プロパティの値として明示的に指定する必要があります。

    user-agent-settings プロパティを、ストリーミングチャンネル用に設定するほかに、ロングポーリングチャンネル用に含めて、max-streaming-connections-per-session プロパティを設定できるようになりました。max-streaming-connections-per-session プロパティは、同一のブラウザセッションでクライアントからエンドポイントに対して行うことのできるロングポーリングまたはストリーミング接続の合計数を制限します。ロングポーリングチャンネルが接続を試みたエンドポイントが、max-streaming-connections-per-session で指定されている接続数に既に達している場合、このロングポーリングチャンネルは、代わりにポーリングを使用します。

    LiveCycle Data Services で維持される max-streaming-connections-per-session 設定は 1 つです。したがって、max-streaming-connections-per-session は、すべてのストリーミングチャンネルおよびロングポーリングチャンネルに関して同じ値を設定してください。

  • BLZ-83 - LC DS で、FMS3 からの HTTP 経由の NetConnection 呼び出しがサポートされるようになりました。
  • BLZ-176 - Producer が不十分な秘密鍵証明書を使用してストリーミングチャンネル経由でメッセージ送信を試みるときに、認証エラーが発生しません。
  • BLZ-188 - MBeanServerGateway.queryNames() メソッドおよび queryMBeans() メソッドで ClassCastExceptions エラーが発生する場合があります。
  • BLZ-198 - MBeanServerGateway.getFlexDomains() で StringIndexOutOfBoundsException エラーが発生する場合があります。
  • BLZ-200 - proxy-config で virtual-host を設定すると ConfigurationException エラーが発生する場合があります。
  • BLZ-201 - プロキシ設定でホストとポートを設定すると、ConfigurationException が発生する場合があります。
  • BLZ-210 - StreamingAMFEndpoint を使用しているときに、Java-Enums が正常にマッピングされません。
  • BLZ-217 - BlazeDS に、メッセージング JAR ファイルを含む resources/lib ディレクトリが追加されます。
  • BLZ-212 - 設定ファイルの <properties> ブロック内のプロパティの値をトリミングする必要があります。
  • BLZ-221 - 削除した記号をリストに戻すことができません。
  • BLZ-223 - ビルド 2560 で、ストリーミング HTTP チャンネル経由のメッセージの送受信が適切に機能しません。
  • BLZ-224 - Trader Desktop アプリケーションの説明によると、このアプリケーションで使用されているチャンネルの 1 つはロングポーリングですが、ロングポーリングはサンプルで使用されていません。
  • BLZ-225 - flex.samples.marketdata.Stock アプリケーションがシリアライズできず、クラスタでこの例が失敗する場合があります。
  • BLZ-227 - JMS 送り先を使用している場合、セッションがタイムアウトしたときに MessageClient および FlexClient がメモリから開放されません。
  • BLZ-231 - AMFConnection Java クラスで SerializationContext の instantiateTypes プロパティが公開されます。
  • LCDS-148 - JOTM で IllegalThreadStateException が発生する可能性があります。
  • LCDS-176 - Oracle OC4J Web アプリケーションサーバーの JAXP は独自の実装であり、PDF 生成と互換性がありません。
  • LCDS-177 - Oracle TopLink(デフォルトで OC4J にパッケージ)および Hibernate では antlr.jar を使用しますが、これによってクラス名の競合が発生します。
  • LCDS-211 - サーバーの起動が、「SocketServer 'my-rtmp-SocketServer' cannot bind to accept client connections on port '2038'.......」例外で断続的にハングします。
  • LCDS-263 - Hibernate のバージョンと競合するバージョンの antlr.jar が含まれているアプリケーションサーバーと Hibernate を同時に使用すると、エラーが発生する場合があります。
  • LCDS-270 - SAP Netweaver で、Hibernate の宛先が定義されている場合、LiveCycle Data Services ES の起動時に例外が発生する場合があります。
  • LCDS-329 - オブジェクトグラフ内に存在する XML ドキュメントをシリアライズするときに、AMF ストリームが破損する場合があります。
  • LCDS-333 - Sequence.subscriberIds を同時ハッシュマップにします。
  • LCDS-335 - サーバー上の RTMP 接続で、長さが 2^24 バイト以上の AMF データの書き込みが禁止される必要があります。
  • LCDS-351 - 削除済みアイテムをコミットに対するパラメータとする削除後のコミットで、ランタイムエラーが発生する場合があります。
  • LCDS-352 - Coldfusion 8.01 の LCDS 2.6 との統合が更新されました。
  • LCDS-358 - ネットワーク TCP バッファをバックアップするときに RTMPS 書き込みが停止する場合があります。
  • LCDS-363 - array setItem() 呼び出しで階層型の値が適切に元に戻りません。
  • LCDS-366 - ZSeries で RTMP/NIO Server エンドポイントが起動に失敗する場合があります。
  • LCDS-370 - Flex アプリケーションから WAS 6.1 にユーザーの秘密鍵証明書を渡すと、java.lang.ClassCastException が返されます。
  • LCDS-385 - Flex アプリケーションを Weblogic 上の FDS 2.0.1 に再デプロイすると、メモリリークが発生する場合があります。
  • LCDS-388 - ネストされているグラフを作成したときに、関連するアイテムが一部作成されない場合があります。
  • LCDS-428 - 非ポーリングチャンネルでのポーリングを無効にします。
  • LCDS-440 - オフラインおよびネストされている関連付けで誤ったメタデータが返される場合があります。
  • LCDS-447 - Ajax Bridge ICursorView クラスが、Flash Player 10 で正常に機能するようになりました。
  • SDK-16086 - サーバークラッシュやネットワーク切断の後に、秘密鍵証明書がクリアされる場合があります。これにより、安全な宛先への自動再接続が失敗する可能性があります。
  • ベンダー固有のログインコマンドで使用されている vendors.properties ファイルが適切に読み込まれず、その結果、ログイン関連のエラーメッセージが一部正確に表示されませんでした。

LiveCycle Data Services ES 2.6.1 の既知の問題

  • 210834 NIO ベースのチャンネルは、Microsoft Windows 上の IPv6 環境で機能しません。Sun のバグ http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do?bug_id=6230761 を参照してください。
  • ブラウザで Adobe AIR アプリケーションをダウンロードできるようにするには、Adobe AIR アプリケーションの MIME タイプのマッピングが必要です。AIR の正しい MIME タイプのマッピングは「application/vnd.adobe.air-application-installer-package+zip air」です。詳しくは、http://www.adobe.com/support/documentation/en/air/1_1/ja_jp/Adobe_AIR_1_1_Release_Notes.pdf を参照してください。
  • Tomcat 6 サーバーでトランザクションをサポートするには、次の手順を使用して JDBC データソースを設定します。
    1. <Resource .../> タグで定義されているデータソースごとに、次の属性を追加します。
      factory="org.objectweb.jndi.DataSourceFactory"
    2. tomcat\lib ディレクトリに、次の内容で carol.properties ファイルを作成します。
    3. # JNDI (Protocol Invocation)
      carol.protocols=jrmp
      
      # Local RMI Invocation
      carol.jvm.rmi.local.call=false
      
      # do not use CAROL JNDI wrapper
      carol.start.jndi=false
      
      # do not start a name server
      carol.start.ns=false
      
      # Naming Factory
      carol.jndi.java.naming.factory.url.pkgs=org.apache.naming
      
  • チャンネル設定のエンドポイント URL での実行時のトークン置き換え(server.nameserver.port など)は、AIR アプリケーションでは機能しません。AIR アプリケーションに対応する宛先は、トークンを含むチャンネルでは設定せず、代わりにリテラル URL の値を使用してください。
  • BLZ-48 Apache コネクタ、およびその他の旧式の HTTP プロキシで HTTP 応答がバッファされ、ストリーミング接続が事実上ブロックされます。回避策は、ストリーミングチャンネルの代わりに単純なポーリングチャンネルまたはロングポーリングチャンネルを使用することです。この問題は、WebOTX、OC4J 10.1.3.3 および SAP Netweaver CE 7.1 SP3 の各アプリケーションサーバーに影響します。
  • LCDS-259 UserTransaction が Fujitsu Interstage で機能しません。

    この問題は、NIO ベースの RTMP、AMF および HTTP のエンドポイント(トランザクションが有効なもの)に影響します。回避策としては、トランザクションを無効にするか、サーブレットベースのエンドポイントを使用します。

  • LCDS-325 DocumentReference のタイプを INLINE に設定すると、Remoting によって呼び出された LiveCycle ES サービスで、XML のみを含むドキュメントが Flex クライアントに返される場合があります。このようなドキュメントは、Remoting によって呼び出された他の LiveCycle サービスの入力パラメータとしてすぐに使用することはできません。

    例えば、次の手順を使用して、Remoting によって RepositoryService を呼び出すとします。

    1. readResource() メソッドを呼び出して、インライン XML を含むオブジェクトを読み取ります。
    2. updateResource() メソッドを呼び出して、readResource() メソッドから返された DocumentReference オブジェクトを渡します。この呼び出しの結果、「DocumentReference type is set to INLINE but content passed in was empty」というエラーが発生します。

    回避策は、updateResource() メソッドを呼び出す前に、渡される DocumentReference の text プロパティを、readResource() メソッドから返される DocumentReference の xml プロパティに設定することです。例えば、次のように設定します。

      param.resource.content.dataDocument.text = readResourceResult.content.dataDocument.xml;
    

    この例では、readResourceResult に、readResource() メソッドから返された結果が含まれます。

  • LCDS-355 Tomcat で、JOTM の commons-logging.jar ファイルとの競合により、LogConfigurationException が発生する場合があります。

    この問題を回避するには、commons-logging.jar ファイルを WEB-INF/lib ディレクトリから削除します。

  • LCDS-451 - JBoss 2.6.6 で、連合ポートレットが完全にサポートされていません。したがって、連合ポートレット設定の LiveCycle Data Services ES を JBoss 2.6.6 と共に使用することはできません。具体的に言うと、JBoss では、プロキシ要求に対するリソース URL がコンシューマサーバー経由で正常に書き換えられません。

 

Adobe LiveCycle Data Services ES 2.6 リリースノート

Adobe® LiveCycle™ Data Services ES 2.6 へようこそ。

注意:LiveCycle Data Services ES には、Adobe® Flex™ SDK 3 ビルド 1732(3.0.1.1732)が最低限必要です。これはインストールの一部として含まれています。Adobe® Flex™ Builder™ を LiveCycle Data Services ES と共に使用するには、Flex Builder 3 を使用する必要があります。

リリースノートは、次の項で構成されています。

関連トピック

LiveCycle Data Services ES 2.6 の新機能

LiveCycle Data Services ES の主な新機能と変更点は次のとおりです。新機能、サンプル、および例について詳しくは、LiveCycle デベロッパーセンターを参照してください。

機能

サーバーのパフォーマンスおよびスケーラビリティの向上 - LiveCycle Data Services ES 2.6 のパフォーマンスが、以前のバージョンより向上しました。詳しくは、パフォーマンスおよび容量の計画レポートを参照してください。

Adobe Flex 3 との連携 - LiveCycle Data Services ES 2.6 は、Adobe Flex 3 および Adobe Flex Builder 3 の各リリースをサポートします。

LiveCycle Foundation 統合機能の向上 - データ管理データソースを LiveCycle ES のコンポーネントで定義できるようになりました。これは、LiveCycle Foundation で新しいコンポーネントを作成するためのメカニズムです。LiveCycle Data Services ES は、LiveCycle Remoting アプリケーションのシングルサインオン、および列挙型データを使用する LiveCycle サービスもサポートします。LiveCycle のプロセスから Flex クライアントへ変更をリアルタイムでプッシュすることもできます(LiveCycle ES 8.2 が必要)。

RTMP のパフォーマンスおよびスケーラビリティの向上 - 1 つのサーバーインフラストラクチャでより多くの同時ユーザーをサポートします。

スケーラブルな HTTP ベースのチャンネル - Java プロセス 1 つにつき数千以上の接続をサポートします。使用しているクライアントから LiveCycle Data Services ES のプロセスに直接 RTMP 接続を行うことができる場合は、RTMP チャンネルを使用できます。クライアントからサーバーへ、HTTP プロトコルを使用した接続のみが可能な場合は、スケーラブルな HTTP ベースのチャンネルインフラストラクチャを使用できます。LiveCycle Data Services ES の柔軟な ChannelSet メカニズムを使用すると、チャンネルのリストを簡単にサポートでき、クライアントから接続する際に最も効率的な実装を使用することができます。

データ管理機能のページングの向上 - LiveCycle Data Services ES 2.5.1 で、クライアントからデータベースへ直接ページングできるメカニズムが導入されましたが、「自動同期」機能との実行はサポートされていませんでした。このリリースでは、この制限が削除されました。データベースへ直接、効率的なオンデマンドページングを行うことができるため、クライアントは最新の変更を含めて最新の状態に保たれます。また、オブジェクトモデルで関連付けのページングをオンにして、大きいオブジェクトモデルを効率よく操作することもできます。

オフラインデータ管理機能の向上 - Adobe AIR に含まれている SQL データベースを使用すると、LiveCycle Data Services ES 2.5.1 で導入されたオフラインサポートを使用してデータを SQL データベースに直接保持することができます。コードを少し追加するだけで、オンラインで実行したすべてのデータおよびクエリーに完全にアクセスできる、データ管理機能をオフラインで使用するように作成されたアプリケーションを使用できます。これを行うには、キャッシュ ID を指定して、自動保存オプションを使用するか、後から取得するためにオフラインで保持するクエリーやアイテムを明示的に保存します。

データ管理機能のサブタイプサポートの向上 - データ管理機能で、関連付けがサブタイプに追加されたオブジェクトモデルがサポートされるようになりました。以前は、1 つの宛先で 1 つのタイプの階層を管理できましたが、すべてのタイプの関連付けが同じである必要がありました。このバージョンでは、新しい「extends」属性を使用して、オブジェクト階層に並列する各クラスの宛先を定義できます。サブクラスを使用して関連付けを追加することができます。

データ管理機能および Hibernate の向上 - Hibernate の宛先の設定が大幅に簡素化され、エラーが発生しにくくなりました。Hibernate 注釈のサポートも提供されています。

LiveCycle Data Services ES 2.6 の既知の問題