「generatePDFOutput」操作と「generatePrintedOutput」操作をプロセスダイアグラムに追加する場合、例外イベントのスローも含まれます。ただし、操作が失敗しても例外イベントが発生しない可能性があります。代わりに、そのエラーに関する情報を含むステータスドキュメントが返されます。ステータスドキュメントは XML ドキュメントで、操作結果の概要が記載されています。
すべてのエラーシナリオを処理するには、プロセスダイアグラムに次の機能を含める必要があります。
ステータスドキュメントには、status エレメントが記録されています。
status エレメントのテキストを取得する XPath 式は /process_data/[XML variable name]/printResult/status です。ここで、[XML variable name] は、ステータスドキュメントを保存する変数の名前です。
ルーティング条件を使用して、返されたステータスドキュメントを評価し、例外が発生したかどうかを判断します。例えば、「generatePDFOutput」操作の Status Document プロパティが XMLvar という XML 変数に設定されているとします。例外が発生した場合、次の条件が true です。
/process_data/XMLvar/printResult/status != 0
ステータスドキュメントに示されている例外を処理するには:「generatePDFOutput」操作または「generatePrintedOutput」操作を設定して、Status Document プロパティが XML 変数に設定されるようにします。返されるドキュメント値は、自動的にドキュメント値(バイナリ)から XML 値(テキスト)に設定されます。
「generatePDFOutput」操作または「generatePrintedOutput」操作から、例外発生時に実行していた操作にルートを描きます。
status エレメントのテキストをゼロ(0)と比較する条件をルートに追加します。
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