プロセスの記録と再生

実行時に処理されるプロセスインスタンスを記録し、それを再生してプロセスの動作を観察します。

  • プロセスの実行時に使用されるルートを確認します。

  • プロセスの各ステップで変数に割り当てられる値を決定します。

記録と再生は、ステージング環境で正式なテストを実行する前に開発環境でプロセスバージョンをテストするのに便利です。

注意: プロセスに操作が含まれていないか、イベントスタートポイントのみが含まれている場合は、Decision Point 操作をプロセスダイアグラムに追加して、プロセス入力変数の値が記録されるようにします。

プロセスの記録は、LiveCycle サーバー上に保存され、他の Workbench を実行している他の開発者が利用できます。

プロセスを記録および再生してプロセスバージョンをテストする前に、それらのバージョンを検証する必要があります(検証レポートを参照)。

次の手順では、プロセスの実行を記録して再生するために実行するタスクについて説明します。

  1. プロセスバージョンの記録を有効にします(記録の有効化と無効化を参照)。

  2. プロセスを呼び出すときに、プロセスを記録および再生します(プロセスの直接呼び出しを参照)。

  3. プロセスバージョンを呼び出します(プロセスバージョンの呼び出しを参照)。

  4. 記録されたプロセスインスタンスを再生します(プロセス記録の再生を参照)。

  5. 不要になった記録済みプロセスインスタンスを削除します(記録の削除を参照)。

  6. プロセスバージョンの記録を無効にします(記録の有効化と無効化を参照)。

注意: プロセスインスタンスで永久ループが実行されている場合は、プロセスインスタンスごとに最大 250 個の操作実行を記録できます。この制限により、永久ループが発生した場合に、サーバーリソースが保持されます。

記録の有効化と無効化

プロセスバージョンの実行履歴を記録するようにプロセスバージョンの記録を有効にします。記録を有効にすると、プロセスバージョンが呼び出されるたびに新しい記録が保存されます。プロセス実行を記録する必要がなくなった場合は、記録を無効にします。

注意: 記録では、LiveCycle サーバー上のリソースが使用され、パフォーマンスが低下します。記録は、開発環境でのみ実行してください。

プロセスバージョンの記録を有効にすると、プロセスビューのプロセスバージョンのアイコンには、右上隅にある赤い記録ボタンのイメージ  が含まれます。

プロセスバージョンの記録を作成し、プロセスバージョンを変更しても、記録は再生できます。

記録を有効にするには、プロセスバージョンをアクティブにする必要があります。

プロセスを呼び出すときに記録プロセス実行を有効にすることもできます(プロセスの直接呼び出しを参照)。

プロセスバージョンの記録を有効または無効にするには:

 アプリケーションビューで、プロセスバージョンを右クリックし、Record And Playback/Start Recording または Record And Playback/Stop Recording をクリックします。

プロセスバージョンで記録が有効になっている場合、プロセスが無効になると記録は自動的に停止します。

プロセスバージョンが開いている場合は、プロセスダイアグラムの未使用領域を右クリックしてコマンドにアクセスできます。

プロセスバージョンの呼び出し

プロセスバージョンの記録を有効にし、プロセスバージョンを呼び出すと、生成されるプロセスインスタンスの実行が記録されます。Workbench を使用して直接プロセスバージョンを呼び出すか、プロセスサービスに設定されているエンドポイントを使用して呼び出すことができます。

プロセスの直接呼び出し

テストのために、Workbench 内からプロセスバージョンを呼び出すことができます。直接呼び出しは、プロセスバージョン機能にのみ重点を置く場合に便利です。

プロセスバージョンに重点を置いたテストの後、実稼働環境で予想される使用シナリオを模したテストを実行する必要があります(現実的なシナリオの使用テストを参照)。

プロセスバージョンを直接呼び出す場合は、入力変数の値を指定します。プロセス実行の結果がダイアログボックスに表示されます。ダイアログボックスに表示される情報は、プロセスバージョンが長期間有効であるか、短時間のみ有効であるかによって異なります。

長期間有効:
ダイアログボックスには、プロセスインスタンスの ID が示されます(短時間のみ有効なプロセスと長期間有効なプロセスを参照)。

短時間のみ有効:
ダイアログボックスには、プロセスインスタンスの出力変数の値が示されます。

プロセスバージョンを複数回呼び出す場合は、入力変数に同じ値または別々の値を指定できます。

プロセスを呼び出すときに必要に応じてプロセス実行を記録したり再生したりできます。

プロセスバージョンを直接呼び出すには:

  1. アプリケーションビューで、プロセスバージョンを右クリックして「Invoke Process」を選択します。

  2. プロセスバージョンの入力変数の値を指定します。必須の値には、アスタリスク(*)が付いています。

    • プロセスバージョンを以前に直接呼び出したことがある場合、入力変数には以前に使用した値が自動的に設定されます。

    • すべての既存の値を変更するには、「Reset」をクリックして値を削除し、新しい値を指定します。

  3. (オプション)プロセス実行を記録するには、次のいずれかを実行します。

    • 短時間のみ有効なプロセス:プロセス実行を記録して再生し、「Enable and Playback Recording」を選択します。

    • 長期間有効なプロセス:プロセス実行を記録するには、「Enable Recording」を選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

プロセスバージョンが開いている場合は、プロセスダイアグラムの未使用領域を右クリックして「Invoke Process」コマンドにアクセスできます。

エンドポイントを使用したプロセスの呼び出し

プロセスバージョンを呼び出して実行し、プロセスインスタンスを作成します。プロセスバージョンは、LiveCycle に用意されている様々なツールを使用して呼び出すことができます。

  • LiveCycle プログラミング API と EJB、SOAP、リモートエンドポイント

  • 監視フォルダーまたは電子メールエンドポイント

  • Workspace および TaskManager エンドポイント(Workspace に統合されるプロセスについて詳しくは、人間中心アプローチのプロセスのデザインを参照)

プロセスバージョンをアクティブ化した後、プロセスバージョンのサービス用に EJB、SOAP およびリモートエンドポイントが自動的に作成されます。監視フォルダー、電子メールおよび TaskManager エンドポイントは、アプリケーションとサービスを使用して手動で作成する必要があります。

エンドポイントの作成について詳しくは、アプリケーションおよびサービスの管理ヘルプの「エンドポイントの管理」を参照してください。

プロセス記録の再生

記録済みのプロセスインスタンスを再生して、実行時の動作を観察します。記録を再生すると、関連付けられているプロセスバージョンが再生モードで開きます。

  • 実行時に使用されたルートは、緑色でハイライト表示されます。

  • 再生コントロールにより、記録をステップごとに再生できます。

記録を再生すると、各操作の実行後にプロセス変数に含まれる値を表示できます。この情報は、予期しない動作のトラブルシューティングに役立ちます。

再生モードで記録を開く

実行時に使用されたルートを表示できるように記録を再生モードで開き、記録を再生します。

注意: 記録を再生モードで開いている間はプロセスマップを編集できません。
フルサイズのグラフィックを表示
A.
再生コントロール

B.
使用されたルート

記録を再生モードで開くには、既存の記録のリストから記録を選択します。リストには、関心のある記録を識別できるように、次の情報が含まれています。

プロセスインスタンス ID:
記録されたプロセスインスタンスの固有の識別子

記録の開始日時:
記録されたプロセスインスタンスが呼び出された日時

プロセスバージョン:
プロセスバージョンの番号およびリビジョンが保存された日時

記録は、その記録の作成に使用されたプロセスバージョンのリビジョンに関連付けられています。プロセスバージョンの前のリビジョンで作成された記録を開くと、プロセスダイアグラムは、そのリビジョンの場合と同じように表示されます。

例えば、あるプロセスバージョンの記録を作成した後、操作をプロセスマップに追加し、変更を保存するとします。作成した記録は、プロセスバージョンの前のリビジョンに関連付けられています。プロセス記録を再生モードで開くと、表示されるプロセスダイアグラムには、最後のリビジョンで保存した操作は含まれません。

プロセスバージョンの記録をプロセスバージョンの保存時に自動的に削除するように指定できます(記録および再生動作のカスタマイズを参照)。

記録を再生および削除するには、プロセス管理者ロールがアサインされているか、Process Recording Read/Delete 権限が必要です。LiveCycle 管理者に問い合わせるか、管理コンソールを使用してこれらの権限を設定してください。

記録を再生モードで開くには:

  1. アプリケーションビューで、記録を再生するプロセスバージョンを右クリックし、Record And Playback/Play Process Recording を選択します。

  2. 再生する記録を選択し、「OK」をクリックします。

プロセスバージョンが開いている場合は、プロセスダイアグラムの未使用領域を右クリックして「Record And Playback」コマンドにアクセスできます。

記録の再生

記録済みのプロセスインスタンスを再生して、実行時のプロセス動作を観察します。再生時に、操作ごとの変数値と発生したエラーに関する情報を確認できます(記録の解釈を参照)。

注意: 記録を再生する前に、記録を再生モードで開く必要があります(再生モードで記録を開くを参照)。

記録を再生すると、実行中にプロセスインスタンスの現在の状態が進行状況バーに表示されます。

  • 進行状況バーの目盛りは、実行時に行われた操作を表します。

  • 進行状況の方向は左から右です。進行状況バーの最初の目盛りは、実行前のプロセスを表します。

  • 進行状況バーのスライダーは、現在の進行状況を示します。スライダーが配置されている目盛りは、実行が完了した最後の操作を表します。この操作は、プロセスダイアログでもハイライト表示されます。

例えば、5 つの目盛りを含む進行状況バーは、4 つの操作が実行されたことを示します。再生中に、スライダーが 3 番目の目盛りに配置された場合は、4 つの操作中 2 番目の操作の実行が完了しています。

記録全体を再生するか、記録をステップごとに手動で再生できます。記録をステップごとに手動で再生した場合は、各操作の変数値を監察するのに時間がかかります。

各目盛りで再生を一時停止する時間を指定できます(記録および再生動作のカスタマイズを参照)。

記録全体を再生するには:

  1. 再生ボタン  をクリックします。

    再生中は、再生ボタンの代わりに一時停止ボタンが表示されます。

  2. 目盛りで再生を一時停止するには、一時停止ボタン  をクリックします。

記録をステップごとに手動で再生するには:

  1. 次の目盛りに進むには、次へ進むボタン  をクリックするか、進行状況バーの次の目盛りをクリックします。

  2. 前の目盛りに移動するには、前へ戻るボタン  をクリックするか、進行状況バーの前の目盛りをクリックします。

記録の解釈

プロセスダイアグラムの視覚表示により、プロセス実行の結果に関する情報が示されます。

  • 実行時に使用されたルートは、緑色でハイライト表示されます。使用されなかったルートは青色です。

  • 記録を再生または手動でステップごとに再生すると、実行が完了した最後の操作がハイライト表示されます。操作の色は、その実行が成功したかどうかを示します。

    • 緑色は、操作が正常に実行されたことを示します。

  • 赤色は、実行中にエラーが発生したことを示します。

変数ビューを使用して、変数の実行時の値を表示します。

  • 値は、再生中の実行の現在の状態に対応します。

  • 値が変更された変数は、緑色でハイライト表示されます。変数は、変更が行われるステップでのみハイライト表示されます。

  • 単純なデータ型の値がビューに表示されます。複雑なデータ型の値は、別のダイアログボックスに表示されます。

  • 変数値がドキュメントの場合は、ドキュメントを関連付けられているアプリケーションで開くことができます。例えば、オペレーティングシステムで XML ファイルが Web ブラウザーに関連付けられている場合、XML ファイルは Web ブラウザーで開きます。

  • 変数がフォームデータとフォームの場所の格納に使用されている場合は、フォームを開いてフォームのデータを表示できます。

変数ビューには、実行中に発生したエラーに関する情報も表示されます。ビュー内のエラーは赤色でハイライト表示されます。列には次の情報が含まれます。

Name:
Error が含まれます。

Type:
エラーのタイプとエラーメッセージです。

Value:
省略記号ボタンをクリックすると Error ダイアログボックスが開き、エラーメッセージとスタックトレースが表示されます。この情報は、エラーの原因の特定に使用します。

実行中にエラーが発生しなかった場合は、変数ビューにエラー行が表示されません。

再生中に変数値を確認するには:

 記録の再生時に、変数ビューの Value 列の値を確認します。複雑なデータ型、ドキュメント、リストおよびマップの場合は、省略記号ボタン  をクリックしてデータを表示するか、ドキュメントを開きます。
変数を右クリックし、「Copy」を選択して変数の値をコピーします。他の開発者と通信するために、電子メールメッセージに値を貼り付けることができます。

エラーに関する詳細を表示するには:

  1. 変数ビューのエラー行で、Value 列の省略記号ボタン  をクリックします。

  2. 「Details」をクリックしてスタックトレースを表示します。

記録の削除

記録は、不要になったときにいつでも削除できます。

記録を削除するには、プロセス管理者ロールがアサインされているか、Process Recording Read/Delete 権限が必要です。LiveCycle 管理者に問い合わせるか、管理コンソールを使用してこれらの権限を設定してください。

プロセスバージョンの記録をプロセスバージョンの保存時または削除時に自動的に削除するように指定できます(記録および再生動作のカスタマイズを参照)。

記録を削除するには:

  1. アプリケーションビューで、記録を再生するプロセスバージョンを右クリックし、Record And Playback/Delete Process Recordings を選択します。

  2. 削除する記録を指定します。

    • すべての記録を削除するには、「Delete All Recordings」を選択します。

    • 1 つまたは複数の記録を削除するには、「Delete The Recordings Selected Below」を選択し、削除する記録を選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

記録および再生動作のカスタマイズ

記録および再生機能の動作の一部を制御する、いくつかの環境設定を設定できます。次の表に、設定できる環境設定を示します。

環境設定

デフォルト値

説明

-Dcom.adobe.workbench.recordings.remove_on_save

 

false

プロセスバージョンを保存するときにプロセスバージョンの記録を削除するかどうかを制御します。

値が true の場合、プロセスバージョンの前のリビジョンに関連付けられている記録は保持されます。

-Dcom.adobe.workbench.recordings.remove_on_delete

 

true

プロセスバージョンを削除するときにプロセスバージョンの記録を削除するかどうかを制御します。

値が true の場合、プロセスバージョンの削除時にそのすべての記録が削除されます。

-Dcom.adobe.workbench.playback.max_recordings_to_display

100

削除または再生する記録を選択するときにリストに表示される記録の最大数です。

-Dcom.adobe.workbench.playback.animation.milliseconds_to_delay

2000

記録を再生するときに進行状況バーの目盛りでスライダーが一時停止する時間(ミリ秒単位)です。

-Dcom.adobe.workbench.unsupported.audit.maxNumberOfStepsToLoad

250

再生できる記録ごとの最大ステップ数です。

環境設定を設定するには、workbench.ini ファイルを変更します。ファイルの各行に、次の形式の環境設定が含まれています。

preference_name = value

例えば、次の環境設定では、プロセスバージョンの前のリビジョンの記録を保存するように指定します。

-Dcom.adobe.workbench.recordings.remove_on_save=false

workbench.ini ファイルは [install directory]//Adobe LiveCycle Workbench 11/Workbench ディレクトリにあります。[install directory] は、Workbench をインストールしたディレクトリです。

注意: -Dcom.adobe.workbench.recordings.remove_on_delete 環境設定が true に設定されていますが、管理コンソールでプロセスアーカイブを削除してプロセスバージョンを削除しても、そのプロセスの記録は削除されません。記録を削除するには、Audit Workflow DSC コンポーネントを停止してから起動します(コンポーネントとサービスの停止およびコンポーネントとサービスの開始を参照)。このアクションにより、作成したすべての記録が削除されます。

記録および再生動作をカスタマイズするには:

  1. workbench.ini ファイルをテキストエディターで開きます。

  2. 必要に応じて環境設定の値を変更します。

  3. workbench.ini を保存し、Workbench を再起動します。

記録に使用する記憶領域の制限

LiveCycle サーバーのファイルシステム上のスペースを確保するには、保存するデータを記録するプロセス用のサイズを制限できます。AuditWorkflowService サービスの次のプロパティを設定できます。

maxNumberOfRecordingInstances:
保存する記録の最大数です。保存の最大数に達すると、新しい記録が作成されるときに最も古い記録がファイルシステムから削除されます。このプロパティは、多数の記録を作成する可能性が高い場合に、古い記録が自動的に削除されるようにするのに便利です。

maxNumberOfRecordingEntries:
各記録に保存できるデータエントリの最大数です。データエントリはプロセスの操作に関する情報です。一部のエントリは操作の実行ごとに保存されます。例えば、操作が開始されたかどうか、操作が完了したかどうか、操作を発生させるルートが完了したかどうか、などです。このプロパティは、プロセスに操作の実行が多数含まれる場合(例えば、永久ループが発生した場合など)に便利です。

AuditWorkflowDSC コンポーネントには、AuditWorkflowService サービスが用意されています。サービスプロパティを設定するには、コンポーネントビューを使用します(「サービス設定の編集」を参照)。

記録に使用される記憶領域を最小限にするようにプロセスを設計することもできます。

  • 実行されるループの数を制限するには、ループでカウンターを使用します(ループを参照)。

  • サブプロセスを使用してプロセスをセグメント化し、テストしているサブプロセスの記録のみを有効にします(再利用のためのプロセスデザインを参照)。

大規模記録用のサーバーメモリの設定

数多くの変数または操作を含むプロセスの記録では、LiveCycle サーバーのメモリが大量に使用される場合があります。プロセスの記録を実行すると LiveCycle サーバーが不安定になる場合は、アプリケーションサーバーをホストしている Java 仮想マシン(JVM)に、より多くのメモリの割り当てが必要な可能性があります。また、サーバーをホストしているコンピューターを再起動して、安定性を確保する必要がある場合もあります。

JVM に割り当てるメモリを増やすには、アプリケーションサーバーを実行する JVM の -Xmx オプションを設定します。例えば、現在のオプションが -Xmx1024m の場合、-Xmx1280m に変更すると、割り当てメモリの最大量を 256 MB 増やすことができます。

次の表に、アプリケーションサーバーで JVM オプションを設定する方法に関する情報を提供する LiveCycle のマニュアルへのリンクを示します。

アプリケーションサーバー

マニュアル

JBoss

LiveCycle のインストールの準備』ガイドの Jboss 設定ファイルの変更に関するトピックを参照してください。

WebSphere

LiveCycle のインストールおよびデプロイ(WebSphere 版)』ガイドの JVM 引数およびプロパティの設定に関するトピックを参照してください。

WebLogic

LiveCycle のインストールおよびデプロイ(WebLogic 版)』ガイドの「JVM 引数の設定」を参照してください。