RenderOptionsSpec-FormsService

Forms サービスによるフォーム送信の処理方法を制御する実行時オプションを表す複雑なデータ型です。RenderOptionsSpec-FormsService 変数は、Forms サービスの 「processFormSubmission」操作 操作の Submission Options プロパティの設定に使用されます。

Xpath 式を使用してアクセスできるデータについて詳しくは、データ項目を参照してください。

デフォルトプロパティの設定について詳しくは、データ型固有の設定を参照してください。

データ項目

RenderOptionsSpec-FormsService 変数に格納されるデータ項目です。

acrobatVersion

クライアントに必要な PDF バージョンを表す AcrobatVersion 値です。

cacheEnabled

Forms サービスで PDF フォームをキャッシュしてパフォーマンスを向上させるかどうかを示す boolean 値です。キャッシュが使用される場合、各フォームは、最初に生成された後にキャッシュされます。それ以降のレンダリング時には、キャッシュされているフォームがフォームデザインのタイムスタンプよりも新しい場合、フォームはキャッシュから取得されます。値 true はフォームがキャッシュされることを示し、false はキャッシュされないことを示します。

CB

HTML テンプレート開始コンテンツまたはガイド付きフォームコンテンツのいずれを生成するかを決定する boolean 値です。True は HTML テンプレート開始コンテンツを生成することを示し、False はガイド付きフォームコンテンツを生成することを示します。

charset

出力バイトストリームをエンコードするときに使用される文字セットを表す string 値です。Forms サービスでは、HTML 変換において、java.nio.charset パッケージで定義されている文字エンコーディング値がサポートされます。これらの値の完全なリストについては、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/intl/locale.doc.html を参照してください。

clientCache

クライアント Web のブラウザーキャッシュでフォームがキャッシュされるかどうかを指定する boolean 値です。インタラクティブ PDF フォームとしてレンダリングされるフォームのみをクライアントの Web ブラウザーのキャッシュに保存できます。

クライアントキャッシュが使用され、PDF フォームに関する要求がそれ以降行われると、キャッシュされた PDF フォームのタイムスタンプが、Forms サービスで生成され、サーバーのキャッシュに保存されている PDF フォームのタイムスタンプと比較されます。タイムスタンプが同じである場合、PDF フォームがクライアントのキャッシュから取得されます。クライアントキャッシュから PDF フォームを取得すると、Forms サービスがクライアントの Web ブラウザーに同じコンテンツを再配信する必要がないので、帯域幅使用を削減し、パフォーマンスを向上できます。

値が true の場合、クライアントのキャッシュが使用され、false の場合、クライアントのキャッシュは使用されません。

clientFrame

HTML 変換に使用するクライアントフレームを表す string 値です。この値は、PDF フォームには適用されません。

debugEnabled

デバッグレベルログを行うかどうかを指定する boolean 値です。デバッグレベルのログでは、より詳細な情報が J2EE アプリケーションサーバーのログファイルに提供されます。値を true に設定した場合、デバッグレベルログが行われ、false に設定した場合、デフォルトレベルのログが行われます。

digSigCSSURI

HTML フォームの電子署名ユーザーインターフェイスのカスタムスタイルシートの URI を表す string値です。

exportDataFormat

Forms サービスがクライアントアプリケーションにデータをエクスポートする場合に使用するデータ形式を示す string 値です。次の値を指定できます。

XDP:
XDP パッケージでデータを返します。

XDPtoXFAData:
データを xfa:datasets パケットに格納した XDP パッケージでデータを返します(xfdf が xfa データに変換されます)。

XDPDataOnly:
埋め込まれた PDF または XFA テンプレートパケットなしの XDP 形式です。

XMLData:
XDP または xfa:datasets パッケージなしでデータを返します。

Auto:
送信されたデータに基づいて、自動的に形式を決定します。
  • XDP データが送信された場合、XFA データが返されます。

  • XML データが送信された場合、XML データが返されます。

  • URL エンコードされたデータが送信された場合、XML データが返されます。

fontMapURI

フォントマッピングファイルの URI を表す string 値です。フォントマッピングでは、指定されたフォントが使用できない場合に代わりにフォームで使用されるフォントを定義します。URI のルートを指定しない場合、ファイルは EAR ファイルに存在すると見なされます。

formModel

フォームが処理される場所を表す FormModel 値です。

guideAccessible

フォームガイドへのアクセスを可能にするかどうかを示す boolean 値です。値を true に設定した場合、アクセス可能なフォームガイドが作成され、false に設定した場合、アクセス不可能になります。

guideCBURL

コールバックサーブレットのカスタムオーバーライド実装の URL を表す string 値です。

guideName

生成されたフォームガイド内のガイドの名前を表す string 値です。

guidePDF

フォームガイドおよび PDF フォームで出力をレンダリングするかどうかを指定する boolean 値です。値を true に設定した場合、フォームガイドと PDF フォームの両方がレンダリングされ、false に設定した場合、フォームガイドのみがレンダリングされます。

guideRSL

フォームガイドのコンパイル時にランタイム共有ライブラリを使用するかどうかを指定する boolean 値です。値を true に設定した場合、共有ライブラリは使用され、false に設定した場合、共有ライブラリは使用されません。

guideStyle

フォームガイドで使用されるスタイルシートの名前を表す string 値です。また、スタイルシートはフォームガイドに埋め込まれます。スタイルシートは、アプリケーションコンテナに格納され、そこから参照可能です。

guideSubmitAll

フォームガイドで非表示パネルを含むすべてのデータを送信するかどうかを指定する boolean 値です。値を true に設定した場合、すべてのデータが送信され、false に設定した場合、非表示パネルのデータを除くすべてのデータが送信されます。

ifModifiedSince

内部でのみ使用されます。

imageURL

対象デバイスからの画像要求を受信する URL を表す string 値です。この URL は、XDP フォーム内に埋め込まれた画像などの埋め込み画像の取得を容易にするために、変換された出力に挿入されます。

この値は、画像の取得に認証が必要な場合にのみ必須となります。

値が絶対 URL ではない場合、ApplicationWebRoot の値がこの値と組み合わせられて、絶対 URL が作られます(URLSpecを参照)。

injectFormBridge

Forms サービスが PDF フォームに特別な JavaScript コードを挿入するかどうかを示す boolean 値です。このコードは、ガイド付きフォームのレンダリング時に、PDF フォームに対して操作を実行します。値 true は Forms サービスが JavaScript コードを挿入することを示し、false は挿入しないことを示します。

internalOptionMap

内部でのみ使用される string 値の map です。

linearizedPDF

Forms サービスによって線形化された PDF フォーム(Web アプリケーションに最適化されたフォーム)が生成されるかどうかを示す boolean 値です。線形化された PDF ドキュメントは、ネットワーク環境においてインクリメンタルなアクセスが可能なように編成されています。例えば、線形化 PDF ドキュメントは、PDF ドキュメント全体がダウンロードされる前に Web ブラウザーに表示できます。

true は PDF フォームが線形化されることを示し、false は線形化されないことを示します。

locale

HTML フォームがレンダリングされるときに、Web ブラウザーなどのクライアントデバイスに検証メッセージを送信するために Forms サービスで使用されるロケールを示す string 値です。サポートされているロケールコードの一覧については、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/intl/locale.doc.html を参照してください。

options

設定されるオプションを表す string 値です。

outputType

HTML としてレンダリングされるフォームの表示方法を指定する int 値です。次の値を指定できます。

0:
フォームは <HTML> 要素内にレンダリングされます。

1:
フォームは <body> 要素内にレンダリングされます。

pageNumber

複数ページの HTML フォームにレンダリングする初期ページ番号を表す int 値です。このオプションは、PDF フォームには適用されません。

PDF2XDP

Forms サービスが、送信された PDF コンテンツから XDP 出力を生成するかどうかを決定する boolean 値です。デフォルトで、Forms サービスは、送信された PDF コンテンツを返します。

XDP 出力が生成される場合は、次の要素が含まれます。

  • PDF データ(base64 形式でエンコード)。

  • PDF コンテンツが XFA ベースの場合は、フォームデータを含むデータセットパケット。

  • 注釈を格納する XFDF パケット。PDF コンテンツが Acrobat PDF フォームの場合、XFDF はフォームフィールドを表す要素も含みます。

PDFVersion

レンダリングされる PDF フォームの PDF バージョンを表す string 値です。次の文字列値を指定できます。

PDFVersion_1_5:
PDF バージョン 1.5 を表します。

PDFVersion_1_6:
PDF バージョン 1.6 を表します。

PDFVersion_7:
PDF バージョン 1.7 を表します。
注意: Acrobat 6.0 は PDF バージョン 1.5 をサポートします。Acrobat 7.0 および Acrobat 8.0 は PDF バージョン 1.6 をサポートします。

propertyMap

内部でのみ使用される string 値の map です。

re2DBarcode

Forms サービスによって 2 次元(2D)バーコードを含むフォームがレンダリングされ、ユーザーが Adobe Reader を使用してフォームに入力できるかどうかを決定する boolean 値です。値 true は 2D バーコードをレンダリングできることを示し、false は 2D バーコードをレンダリングできないことを示します。

ユーザーがバーコードを含むインタラクティブフォームに入力すると、ユーザーが入力したデータがエンコードされて、バーコードが自動的に更新されます。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reCommenting

Forms サービスによって、ユーザーが Adobe Reader を使用して PDF フォームにコメントを追加できるフォームがレンダリングされるかどうかを決定する boolean値です。値 true はサービスがこのようなフォームをレンダリングすることを示し、false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reCreatePages

Forms サービスによって、ユーザーが Adobe Reader 内で動的にページを追加できる PDF フォームがレンダリングされるかどうかを示す boolean 値です。値 true はサービスがこのようなフォームをレンダリングすることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングしないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reCredentialAlias

Reader Extensions の使用権限を付与する秘密鍵証明書のエイリアスを表す string 値です。

reCredentialPassword

reCredentialAlias プロパティに指定されたエイリアスのパスワードを表す string 値です。

reDigSig

Forms サービスによって、ユーザーが Adobe Reader を使用してフォームに電子署名できる PDF フォームがレンダリングされるかどうかを決定する boolean値です。値 true はこのようなフォームをレンダリングできることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reEmbeddedAttachments

Forms サービスによって、ユーザーが Adobe Reader を使用してフォームに添付ファイルを追加できる PDF フォームがレンダリングされるかどうかを決定する boolean 値です。値 true はこのようなフォームをレンダリングできることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reExpImp

Forms サービスによって、ユーザーが Adobe Reader を使用してデータをインポートおよびエクスポートできる PDF フォームがレンダリングされるかどうかを決定する boolean 値です。値 true はこのようなフォームをレンダリングできることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reFillIn

Forms サービスによって、ユーザーが Adobe Reader を使用してフォームフィールドに入力したり PDF フォームを保存したりできる PDF フォームがレンダリングされるかどうかを決定する boolean 値です。値 true はこのようなフォームをレンダリングできることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reFormFieldMod

Forms サービスによって、ユーザーが Adobe Reader を使用してフォームフィールドを変更したり PDF フォームを保存したりできる PDF フォームがレンダリングされるかどうかを決定する boolean 値です。値 true はこのようなフォームをレンダリングできることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

renderAtClient

フォームがサーバー上またはクライアント上(Acrobat)のいずれの PDF コンテンツにレンダリングされるかを決定する RenderAtClient 値です。値が auto で acrobatVersion プロパティが Acrobat_7_0_5 または Acrobat_8 の場合、フォームはクライアントに 1 回レンダリングされます。これにより、Forms サービスのパフォーマンスが向上します。レンダリングされたフォームは、非インタラクティブフォームとして動作します(AcrobatVersionを参照)。

reOnlineCommenting

Forms サービスによって、ユーザーがオンライン時に Adobe Reader を使用してコメントを追加できる PDF フォームがレンダリングされるかどうかを決定する boolean 値です。値 true はこのようなフォームをレンダリングできることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reOnlineForms

Forms サービスによって、ユーザーがオンライン時に Adobe Reader を使用してフォームとやり取りできる PDF フォームがレンダリングされるかどうかを決定する boolean 値です。値 true はこのようなフォームをレンダリングできることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティの両方に値を設定する必要があります。

reReaderMessage

フォームに Reader Extensions の使用権限が含まれていることをユーザーに通知するために Adobe Reader に表示されるメッセージを表す string 値です。

reStandaloneSubmit

Forms サービスによって、ユーザーが Adobe Reader 内で情報を送信できる PDF フォームが生成されるかどうかを決定する boolean 値です。値 true はこのようなフォームをレンダリングできることを示し、値 false はこのようなフォームをレンダリングできないことを示します。

このプロパティ値を true に設定する場合は、Reader Extensions サービスが使用可能である必要があります。また、reCredentialAlias プロパティおよび reCredentialPassword プロパティを True に設定する必要があります。

rootLocale

内部でのみ使用される string 値です。

seedPDF

シェル PDF(シード PDF)ドキュメントとして使用する PDF ドキュメントの名前と場所を表す string 値です。

シェル PDF には XFA ストリーム、フォント、画像リソースおよびブランクの 1 ページまたはドキュメントを Acrobat 7 以降あるいは Adobe Reader 7 を使用して開く必要があることを示す警告を含む 1 ページのみが含まれています。シェル PDF は、PDF 変換において、PDF フォームの変換の配信を最適化するためにのみ使用されます。

serviceId

内部でのみ使用される string 値です。

standAlone

フォームを状態情報なしでレンダリングするかどうかを指定する boolean 値です。この値は、インタラクティブフォームのレンダリングがクライアントではなくサーバーで行われ、実行される JavaScript コードがフォームに含まれている場合に役立ちます。

true は、フォームに含まれているコードがサーバーとのやり取りなしでクライアント上で実行されることを示します。値が false の場合、状態情報を使用してインタラクティブフォームがエンドユーザーに対してレンダリングされ、エンドユーザーはフォームに情報を入力して、そのフォームを Forms サービスに送信して戻します。次に、Forms サービスは計算処理を実行し、フォームをレンダリングしてユーザーに戻し、結果がフォームに表示されます。

taggedPDF

Forms サービスでタグ付き PDF フォームを生成するかどうかを指定する boolean 値です。値 true はタグ付き PDF が生成されることを示し、値 false は PDF にタグが付けられないことを示します。

PDF フォームのタグでは、標準の構造の種類および属性のセットが定義されます。これらの標準の種類および属性によって、他の目的でページのコンテンツ(テキスト、グラフィックおよび画像)を抽出して再利用できるようになります。これは、次の種類の操作を実行するツールで使用されます。

  • 他のアプリケーションに貼り付けるためのテキストおよびグラフィックの単純な抽出。

  • 元のレイアウトを想定するのではなく、ページを別のサイズに合わせるためのテキストおよび関連づけられたグラフィックの自動再フロー。

  • 検索、インデックス作成、スペルチェックなどの目的のためのテキスト処理。

  • ドキュメント構造と基本スタイル情報を保持したまま、他の一般的なファイル形式(HTML、XML、RTF など)に変換。

  • コンテンツをスクリーンリーダーソフトウェアからアクセス可能にする。

タグ付き PDF ファイルは、バージョン 1.4 より前の PDF バージョンではサポートされていません。

toolbarMenu

HTML フォームでレンダリングされる HTML ツールバーの外観を表す HTMLToolbar 値です。

validationBorder

HTML フォームでフレームを使用する場合のピクセル単位の検証の境界線のサイズを表す string 値です。

validationReporting

ValidationUI オプションが 0(リスト)の場合に検証レポートが表示されるフレーム内の位置を表す int 値です。この値は、リストがフレーム内に表示されるかどうか、およびフォームに対するリストの相対的な位置を指定します。このプロパティは、HTML としてレンダリングされるフォームに対して有効です。次の値を指定できます。

0:
エラーは、フォームの左側に別のフレームで表示されます。

1:
エラーは、フォームの右側に別のフレームで表示されます。

2:
エラーは、フォームの上側に別のフレームで表示されます。

3:
エラーは、フォームの下側に別のフレームで表示されます。

4:
エラーは、ページの左側にフレームなしで表示されます。

5:
エラーは、ページの右側にフレームなしで表示されます。

6:
エラーは、ページの上側にフレームなしで表示されます。

7:
エラーは、ページの下側にフレームなしで表示されます。

8:
エラーレポートは表示されません。

9:
エラーはログに記録されますが、ユーザーインターフェイスには表示されません。

10:
フォームがフレーム内にある場合、エラーは表示されません。

validationUI

エラーの表示方法を表す int 値です。次の値を指定できます。

0:
list

1:
メッセージボックス

XCI

(オプション)renderForm および 「processFormSubmission」操作 操作で実行される XCI 実行時オプションを表す string 値です。これらの XCI オプションは、Forms サービスが使用する XCI 設定ファイル内にある設定値を上書きします。値は次の形式で指定します。

[XPath-expression]=[value];[XPath-expression]=[value];...
  • [path-expression] は、XCI ファイル内の更新する要素に解決される XPath 式です。XPath 式は、XCI ファイルのルート要素に対する相対パスです。「/」および「@」文字を含む単純な XPath 式のみがサポートされます。

  • [value] は、パス式に割り当てる値です。値を省略すると、要素がクリアされます。

次の例では、デフォルトの書体が Myriad® Pro に変更されます。

present/pdf/fontInfo/defaultTypeface=MyriadPro 

XCI オプションを設定すると、結果の PDF フォームに影響を与える場合があります。例えば、次の XCI オプションを考えます。

present/pdf/fontInfo/embed=1&PDFVersion=1.6 
present/pdf/fontInfo/embed=1 

結果のファイルのサイズが異なります。PDF バージョンを 1.6 に設定した場合は、Forms サービスによってフォントがサブセットとして埋め込まれます。PDF バージョンを設定しない場合は、Forms サービスによってフォント全体が埋め込まれます。フォント全体が埋め込まれた PDF は、フォントがサブセットとして埋め込まれたファイルと比較して少なくとも 2 倍のサイズになります。フォントをサブセットとして埋め込むには、PDF バージョンを指定します。

次の XCI 要素を設定できます。

  • acrobat/acrobat7/dynamicRender

  • data/outputXSL/uri(outputXSL 要素の子)

  • data/range

  • data/record

  • data/startNode

  • data/xsl/debug/uri(debug 要素の子、data 要素の子孫)

  • data/xsl/uri(xsl 要素の子、data 要素の子孫)

  • destination

  • fontInfo/defaultTypeface

  • locale

  • pdf/compression/compressLogicalStructure

  • pdf/compression/level

  • pdf/compression/type

  • pdf/encryption/encrypt

  • pdf/encryption/encryptionLevel

  • pdf/encryption/masterPassword

  • pdf/encryption/permissions/accessibleContent

  • pdf/encryption/permissions/contentCopy

  • pdf/encryption/permissions/documentAssembly

  • pdf/encryption/permissions/formFieldFilling

  • pdf/encryption/permissions/modifyAnnots

  • pdf/encryption/permissions/plaintextMetadata

  • pdf/encryption/permissions/print

  • pdf/encryption/permissions/printHighQuality

  • pdf/encryption/permissions/change

  • pdf/encryption/userPassword

  • pdf/fontInfo/embed

  • pdf/fontInfo/encodingSupport

  • pdf/fontInfo/map/equate

  • pdf/fontInfo/subsetBelow

  • pdf/interactive

  • pdf/openAction/destination

  • pdf/submitFormat

  • pdf/tagged

  • pdf/xdc/uri

  • present/pdf/linearized

  • present/pdf/renderPolicy

  • temp/uri(pdf 要素の子孫)

  • template/base(temp 要素の子孫)

XCIURI

レンダリングに使用する XCI ファイルの URI の場所を表す string 値です。ルートが指定されていない場合、ファイルは EAR ファイル内にあると見なされます。

XDCURI

レンダリングに使用する代替 XDC ファイルの URI の場所を表す string 値です。このプロパティは、有効な URI、プロトコル付きの絶対 URI、またはファイルの場所に設定できます。代替 XDC ファイルは、通常、Forms サービスが XDC ファイルの場所を特定できない場合に使用されます。原因としては、ネットワークの問題などが考えられます。

XMLData

Forms サービスによって、現在の処理状態に基づいてフォームの XML データが生成されるかどうかを示す boolean 値です。値 true は現在の処理状態が使用されることを示し、false は別の状態が使用されることを示します。

データ型固有の設定

Forms サービスへの送信を処理する場合のレンダリングオプション設定用のプロパティです。

HTML Output Type

レンダリングされたページを完全な HTML タグまたは BODY タグでラップするかどうかを設定します。デフォルト値は <Use Server Default> です。次のいずれかの文字列値を選択します。

<Use Server Default>:
LiveCycle サーバー上で設定されているデフォルトの出力形式設定を使用します。出力形式設定は、管理コンソールの Forms を使用して設定されます(Adobe LiveCycle ES4 管理ヘルプを参照)。

Full HTML Tags:
レンダリングされるページは <HTML> タグでラップされます。

Body Tags:
レンダリングされるページは <BODY> タグでラップされます。

Character Set

出力バイトストリームをエンコードするための文字セットを設定します。デフォルト値は <Use Server Default> です。文字セットまたは次のいずれかの値を選択します。

<Use Server Default>:
LiveCycle サーバー上で設定されている文字セット設定を使用します。文字セット設定は、管理コンソールの Forms を使用して設定されます(Adobe LiveCycle ES4 管理ヘルプを参照)。

<Use Custom Value>:
リストにない文字セットを使用します。この値を選択した後、リストの横にあるボックスで、使用するエンコーディングの正規の名前(Java.nio API)を入力します。文字セットの一覧については、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/intl/encoding.doc.html を参照してください。

Locale

HTML フォームがレンダリングされるときに、Web ブラウザーなどのクライアントデバイスに検証メッセージを送信するために使用される言語を設定します。デフォルト値は <Use Server Default> です。リストから言語を選択するか、次の値のいずれかを選択します。

<Use Server Default>:
LiveCycle サーバー上で設定されているロケール設定を使用します。ロケール設定は、管理コンソールで Forms を使用して設定されます(Adobe LiveCycle ES4 管理ヘルプを参照)。

<Use Custom Value>:
リスト内にないロケールを使用します。この値を選択した後、リストの横にあるテキストボックスで、使用するロケールコードのロケール ID を入力します。サポートされているロケールコードの一覧については、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/intl/locale.doc.html を参照してください。

Display Validation Messages

メッセージを Web ページに表示するか、または別のメッセージボックスに表示するかを設定します。デフォルト値は <Use Server Default> です。次のいずれかの文字列値を選択します。

<Use Server Default>:
LiveCycle サーバー上で設定されているレポート設定を使用します。レポート設定は、管理コンソールで Forms を使用して設定されます(Adobe LiveCycle ES4 管理ヘルプを参照)。

In The Page:
エラーを Web ページ内のリストとして返すことを指定します。

In The Message Box:
エラーをメッセージボックスに返すことを指定します。

Validation Reporting

検証レポートが表示されるフレーム内の位置を指定する値を設定します。このプロパティは、Display Validation Messages オプションが In The Page に設定されている場合に使用されます。デフォルト値は <Use Server Default> です。次のいずれかの文字列値を選択します。

<Use Server Default>:
LiveCycle サーバー上で設定されている位置設定を使用します。位置設定は、管理コンソールで Forms を使用して設定されます(Adobe LiveCycle ES4 管理ヘルプを参照)。

Frame Left:
エラーは、フォームの左側に別のフレームで表示されます。

Frame Right:
エラーは、フォームの右側に別のフレームで表示されます。

Frame Top:
エラーは、フォームの上側に別のフレームで表示されます。

Frame Bottom:
エラーは、フォームの下側に別のフレームで表示されます。

No Frame Left:
エラーは、ページの左側にフレームなしで表示されます。

No Frame Right:
エラーは、ページの右側にフレームなしで表示されます。

No Frame Top:
エラーは、ページの上側にフレームなしで表示されます。

No Frame Bottom:
エラーは、ページの下側にフレームなしで表示されます。

None:
エラーレポートは表示されません。

No UI:
エラーはログに記録されますが、ユーザーインターフェイスには表示されません。

No UI With Form:
フォームがフレーム内にある場合、エラーは表示されません。

Validation Border

Validation Reporting オプションでフレームを使用する場合の検証の境界線のサイズをピクセル単位で指定する値を入力します。任意の整数値を使用します。値を指定しない場合、LiveCycle サーバー上で設定されている境界線のサイズ設定が使用されます。境界線のサイズ設定は、管理コンソールで Forms を使用して設定されます(Adobe LiveCycle ES4 管理ヘルプを参照)。

Populate XML Data

フォームの現在の処理状態に基づいてフォームから XML データが生成されるかどうかを設定します。デフォルト値は False です。次のいずれかの値を選択します。

False:
XML データを生成しないことを指定します。

True:
XML データを生成することを指定します。

PDF to XDP

送信された PDF コンテンツから XDP 出力を生成するかどうかを指定する値を選択します。デフォルト値は False です。次のいずれかの値を選択します。

True:
PDF コンテンツから XDP 出力を生成します。

False:
XDP 出力を生成しません。

Export Data Format

クライアントアプリケーションにエクスポートされるデータの形式を指定する値を選択します。デフォルト値は XDP です。次のいずれかの文字列値を選択します。

<Use Form Template Default>:
送信されたデータに基づいて自動的に形式を決定することを指定します。
  • XDP データが送信された場合、XFA データがエクスポートされます。

  • XML データが送信された場合、XML データがエクスポートされます。

  • URL エンコードされたデータが送信された場合、XML データがエクスポートされます。

XDP:
XDP パッケージでデータをエクスポートします。

XDP to XFA Data:
データを xfa:datasets パケットに格納した XDP パッケージでデータをエクスポートします(xfdf が xfa データに変換されます)。

XDP Data Only:
埋め込まれた PDF または XFA テンプレートパケットなしの XDP パッケージでデータをエクスポートします。

XML Data:
XDP または xfa:datasets パッケージなしでデータをエクスポートします。

XCI URI

レンダリングに使用する XCI ファイルの URI の場所を指定する値を入力します。ルートが指定されていない場合、このファイルは LiveCycle EAR ファイルが展開される場所にあると想定されます。