Form

注意: この変数型は、LiveCycle ES2 では非推奨でした。

XML データとリポジトリ内のファイルの場所が格納される複雑なデータ型です。

Form 変数は、通常、人間中心のプロセスで使用されます。このようなプロセスでは、Flex アプリケーション(SWF ファイル)がフォームとして使用されます。変数には、Adobe Flex アプリケーション(SWF ファイル)の場所、およびそのアプリケーションで取得される XML データが格納されます。

デフォルトでは、Form 変数用のレンダリングサービスとして、Repository サービスが提供する Read Resource Content 操作が使用されます。このサービスは、リポジトリから Adobe Flex アプリケーションを取得します。

デフォルトの送信サービスは設定されていません。

General プロパティおよびエンドユーザー UI 項目プロパティの設定方法について詳しくは、変数の共通プロパティを参照してください。

Xpath 式を使用してアクセスできるデータについて詳しくは、データ項目を参照してください。

デフォルトプロパティの設定について詳しくは、データ型固有の設定を参照してください。

レンダリングサービスおよび送信サービスのプロパティの設定について詳しくは、詳細設定を参照してください。

スキーマ設定について詳しくは、スキーマ設定を参照してください。

データ項目

Form 変数に格納されるデータ項目です。

data

フォームに関連付けられている XML データです。このノードの下のデータ項目は、Adobe Flex アプリケーションのデータスキーマに応じて変わります。

formUrl

リポジトリ内に存在する Adobe Flex アプリケーション(SWF ファイル)の URL を表す string 値です。値は、この変数の URL プロパティに基づいて設定されます。ただし、実行時に XPath 式を使用して値を設定することもできます。

データ型固有の設定

フォームと初期フォームデータを指定するためのプロパティです。

URL

この Form 変数に格納されるフォームデータに関連付けられている Adobe Flex アプリケーションの URL です。Adobe Flex アプリケーションは、リポジトリ内に存在する必要があります。この値は、formURL データ項目に格納されます。

Default Data

(オプション)変数に他のデータが格納されていない場合に、Adobe Flex アプリケーションへの入力用として使用するフォームデータです。このデータは、data データ項目に格納されます。

詳細設定

レンダリングサービスおよび送信サービスを設定するためのプロパティです。

レンダリングサービス

Workspace に送信されるフォームデータの前処理を行うレンダリングサービスを設定するためのプロパティです。

Enable Render Service

タスクの作成時にフォームデータをレンダリングするかどうかを指定します。選択した場合、レンダリングサービスが使用されます。選択解除した場合、クライアントに送信されるデータの前処理は行われません。

デフォルトでは、このオプションは選択されています。

Service Name および Operation Name

変数に格納されるフォームとフォームデータをレンダリングするときに使用するサービスおよび操作です。

デフォルトのサービスは RepositoryService であり、デフォルトの操作は readResourceContent です。

Service Input

レンダリングサービスとして選択した操作の入力プロパティです。表示されるプロパティは、どのレンダリングサービスを選択するかによって異なります。

各プロパティのデフォルト値は、Form 変数を入力フォームとして使用する User サービスの Assign Task 操作によって決定されます。

Service Output

レンダリングサービスとして選択した操作の出力プロパティです。表示されるプロパティは、どのレンダリングサービスを選択するかによって異なります。

特定のレンダリングサービスの入力プロパティと出力プロパティについて詳しくは、サービス参照を参照してください。デフォルトのレンダリングサービスについて詳しくは、「Read Resource Content」操作を参照してください。

送信サービス

エンドユーザーが送信したフォームデータの後処理を行う送信サービスを設定するためのプロパティです。

Enable Submit Service

フォームが送信された後にフォームデータを処理するかどうかを指定します。選択した場合、送信サービスが使用されます。選択解除した場合、送信されたデータの後処理は行われません。

デフォルトでは、このオプションは選択解除されています。

Service Name および Operation Name

送信されたフォームデータの後処理を行うときに使用するサービスおよび操作です。デフォルトの送信サービスはありません。

Service Input

送信サービスとして選択した操作の入力プロパティです。表示されるプロパティは、どの送信サービスを選択するかによって異なります。

Service Output

送信サービスとして選択した操作の出力プロパティです。表示されるプロパティは、どの送信サービスを選択するかによって異なります。

特定の送信サービスの入力プロパティと出力プロパティについて詳しくは、サービス参照を参照してください。

スキーマ設定

Adobe Flex アプリケーションデータが準拠する XML スキーマです。XPath Builder は、スキーマに基づいて、プロセスデータモデルで実行時にデータを表すことができます。XPath Builder で XPath 式を作成する場合、モデルでフォームデータを確認できると便利です。

「Schema Settings」をクリックしてスキーマを表示するか、ローカルファイルシステムからスキーマファイルを選択します。