Web サービスを使用した LiveCycle のサービスの呼び出し

Web サービスを使用して、LiveCycle の一部であるサービスを呼び出すことができます。例えば、プロセスで Invoke Web Service 操作を使用して、他の LiveCycle サーバー上のサービスを呼び出すことができます。プロセスを実行する LiveCycle サーバー上でサービスを使用できない場合に、他の LiveCycle サーバー上のサービスを呼び出します。Web サービスを呼び出す場合、添付ファイルのデフォルトは MTOM です。

LiveCycle のサービスでは、「アプリケーションおよびサービス」の Web サービスエンドポイント情報にアクセスして、使用する WSDL URL を特定します(管理ヘルプの「アプリケーションおよびサービスについて」を参照)。例えば、Generate PDF サービスで使用する WSDL URL を特定するには、管理コンソールで、アプリケーションおよびサービス/GeneratePDFService を選択します。「エンドポイント」タブで、提供されているデフォルトの SOAP エンドポイントの「GeneratePDFService」をクリックして、WSDL URL を確認します。

LiveCycle の非同期サービス操作を呼び出すには、WSDL が正常に読み込まれた後、Target URL の値に接尾辞 ?wsdl&async=true&lc&lc_version=9.0.0 を追加します。値に ?wsdl&async=true&lc&lc_version=9.0.0 を追加しないと、Web サービスを呼び出したときに Operation Not Found 例外が発生します。

長期間有効なプロセスのサービスは非同期です。

例えば、Generate PDF サービスの非同期操作を使用する場合は、次の手順を実行します。次の例では、[servername] は LiveCycle サーバーの名前、[portnumber] はサーバーへのアクセスに使用するポート番号です。

  1. 「WSDL URL」フィールドに、http://[servername]:[portnumber]/soap/services/GeneratePDFServices?wsdl&lc_version=9.0.0&version=1.1&async=true と入力して、「Load」をクリックします。WSDL URL が正常に読み込まれた後、「Target URL」ボックスに http://[server name]:[port number]/soap/services/GeneratePDFServices という値が自動的に設定されます。

  2. 提供された URL に、?wsdl&async=true&lc&lc_version=9.0.0 を追加します。例えば、http://[servername]:[portnumber]/soap/services/GeneratePDFServiceshttp://[servername]:[portnumber]/soap/services/GeneratePDFServices?wsdl&async=true&lc&lc_version=9.0.0 に変更します。

  3. 「Operation」リストから非同期操作を選択します。例えば、HTML ページを PDF ドキュメントに変換する非同期操作を呼び出すには、「HTMLToPDF」を選択します。