ログインに関する問題

管理コンソールや Workspace Web ページなど、どの Web アプリケーションにもアクセスできない場合には、次の状況について確認します。

  • LiveCycle データベーステーブルが作成されており、ユーザーにそのデータベースに対する適切な権限がある。

  • ping を実行するとデータベースサーバーにアクセスできる。

注意: 適切なロールを持つ管理者だけが Workspace アプリケーションにアクセスできます。ロールおよび権限について詳しくは、LiveCycle 管理ヘルプを参照してください。

管理者の権限を持つユーザーとして管理コンソールにログインできない場合は、次のタスクを実行します。

  • ユーザー ID に Administrator を使用し、上級管理者としてログインを試行します。このユーザーは、他のいずれかの認証プロバイダーに移動する前に、常にローカルデータベースにチェックインします。

  • カスタム SPI について、以下に示す状況を確認します。

  • 管理者ユーザーにすべての必要なロールがあるかどうかを確認します。LDAP ツリーに管理者の名前がある場合は、LiveCycle のロールが上書きされている可能性があります。アドビエンタープライズサポートにお問い合わせください。

Workspace Web ページにログインできない場合、次の状況について確認します。

  • ホストファイルに Workspace サーバー名が含まれている。

  • ping を実行すると Workspace サーバーにアクセスできる。

  • クライアントと Workspace サーバーのいずれも、ファイアウォールでブロックされていない。

  • Workspace サーバー名、JNDI または URL プロバイダーポートが正しく設定されている。

カスタム SPI を使用しており、ログインできない場合、次の状況について確認します。

  • config.xml ファイルを調べ、ドメインとその認証プロバイダーとの関連付けが正しいことを確認します。関連付けが正しくないか、または存在しない場合は、ログインの認証が失敗します。ドメインは config.xml ファイルで次のように設定する必要があります。

    <node name="Domains"> 
        <map/> 
        <node name="<Domain_Name"> 
            <map> 
                <entry key="description" value="any suitable discription"/> 
                <entry key="name" value="<Domain_Name>"/> 
                <entry key="isLocal" value="true/false"/> 
            </map> 
            <node name="AuthConfigs"> 
                <map/> 
                    <node name="<Profile_Name"> 
                        <map> 
                            <entry key="authProviderNode" value="/Adobe/LiveCycle/Config/UM/AuthProviders/<AuthenticationProvider"/> 
                        </map> 
                    </node> 
            </node> 
            <node name="DirectoryConfigs">
  • ドメインではすべて、認証に使用される認証プロバイダーの参照が保持されています。config.xml ファイルにおいて、認証プロバイダーが次のように設定されていることを確認します。

    <root type="system"> 
           <map/> 
           <node name="Adobe"> 
             <map/> 
             <node name="LiveCycle"> 
               <map/> 
               <node name="Config"> 
                 <map/> 
                 <node name="UM"> 
                   <map/> 
                   <node name="AuthProviders"> 
                     <map/> 
                     <node name="Authentication Provider"> 
                       <map> 
                         <entry key="configured" value="true"/> SHOULD BE TRUE 
                         <entry key="visibleInUI" value="false"/> 
                         <entry key="enabled" value="true"/> 
                         <entry key="allowMultipleConfigs" value="false"/> 
                         <entry key="className" value="com.adobe.idp.um.provider.authentication.CertificateAuthProviderImpl"/> SHOULD BE NON NULL  
                         <entry key="order" value="5"/>

JBoss 上の管理コンソール内でのサービスページへのアクセス

管理コンソールでサービスページに移動したときにページが空白で表示された場合は、次の対処方法を実行してページが正しく表示されるようにします。

  1. 次のコマンドを使用して、JBoss Application Server を手動で(Windows サービスを使用せずに)起動します。

            run -b localhost -c <profile name>

    インストール設定に応じた profile name を使用してください(allstandardlc_<dbname> など)。

  2. C:¥windows¥system32¥drivers¥etc. . . ¥hosts ディレクトリにある Windows ホストファイルに、 サーバーの IP アドレスとホスト名を追加します。

SSO 認証後もログインページが表示される

SSO が設定され、ユーザーがそれを使用して認証された後にも、Workspace および管理コンソールのログインページが表示されます。

この問題を解決するには、/um/login にフィルターする新しい領域を作成して、ポリシーに追加する必要があります。

SiteMinder での解決方法の例

SiteMinder 6.0 のこの問題を解決するには、LiveCycle による SiteMinder の設定時に次の手順を実行します。

  1. /um/login にフィルターする「UM Login」という名前の領域を作成します。すべての認証がこの領域を経由するようになります。

  2. この新しい領域のルールを作成します。この際、リソースには「*」を指定します。

  3. 応答プロパティダイアログボックスで、名前に「Auth Response」と指定し、ADB_USER=<%userattr=”cn”%> という値を持つ属性を追加します。

  4. UM Login をルールとしてポリシーに追加します。

Correspondence Management Solution への初回ログイン

ユーザーが初めて Correspondence Management Solution にログインすると、Status 403 エラーが表示される。

  1. http://<hostname>:<port>/lc/content/cm/manageassets.html へ移動します。

  2. ブラウザが適切なページへリダイレクトしない。

    Status 403 エラーが表示される。

解決策

  1. CRX 環境にログインします。

    http://<hostname>:<port>/lc/crx/explorer へナビゲートします。

    管理者の資格情報を使用してログインします。

  2. http://<hostname>:<port>/lc/content/cm/manageassets.html へ移動します。

これで Correspondence Management Solution にログインできるようになります。