OpenOffice を使用したファイル形式から PDF への変換(Windows、LinuxおよびSolaris のみ)

Generate PDF サービスの CreatePDF2 操作では、OpenOffice を使用して、OpenOffice の多くのネイティブファイル形式を PDF に変換できます。OpenOffice の ODT、ODS、ODP、ODG、ODF、SXW、SXI、SXC、SXD 各ファイル形式がサポートされています。Microsoft Office ファイル形式を使用したフォールバック変換をサポートするために、このサービスは、BMP、GIF、JPEG、JPG、TIF、TIFF、PNG、JPF、JPX、JP2、J2K、J2C、JPC、HTML、HTM、XLS、XLSX、PPT、PPTX、DOC、DOCX、RTF、TXT、WPD、PSD の各ファイルタイプを変換する機能も備えています。

ファイルタイプごとの設定では、各ファイル形式の PDF への変換方法を指定します。OpenOffice で使用される変換設定は、Microsoft Office で使用される変換設定とは異なり、OpenOffice 固有のものではありません。OpenOffice 設定の例を次に示します。

  • ロスレス圧縮

  • タグ付き PDF

  • トランジション効果を使用

ファイルタイプごとの設定では、フォールバックコンバータとして Microsoft Word 用の PDFMaker を使用するように指定することもできます。Generate PDF サービスでは、OpenOffice を使用してファイル変換を正常に完了できなかった場合、Microsoft Word 用の PDFMaker を使用してファイルを変換します。

Generate PDF サービスは、OpenOffice の複数のインスタンスを使用してファイルを変換することができます。この機能は、「マルチスレッド変換」と呼ばれます。OpenOffice の 1 つのインスタンスを使った変換と比較した場合、マルチスレッド変換では、Generate PDF サービスによる OpenOffice ファイルの変換率がかなり向上します。OpenOffice を使用したマルチスレッド変換をサポートするには、『LiveCycle の自動インストールおよびデプロイ(JBoss 版)』に記載されているインストール後の設定作業を実行する必要があります。

フォールバック変換のサポートは、マルチスレッド変換が有効になっている場合でも利用できます。